プレスリリース
“新人賞というのは一生のうちに一度しか取れない”
「第76回毎日映画コンクール」の授賞式が15日、東京・めぐろパーシモンホールで行われ、弊社所属の俳優・和田庵(わだ・いおり/16)が出演した「茜色に焼かれる」(石井裕也監督)でスポニチグランプリ新人賞を受賞しました。今回の毎日映画コンクールでは同作から女優主演賞に尾野真千子さん、和田と同じくスポニチグランプリ新人賞に片山友希さんが受賞、俳優部門から3名が選出される快挙となりました。
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司会の呼び込みで和田は片山友希さんと登壇。和田は「はじめまして、和田庵です。今もう本当にすごく緊張しているんですけど、こんなに素晴らしい賞をいただけて、驚きと喜びの気持ちでいっぱいです。そして僕を選んでくださった方々、本当にありがとうございます。そして僕を今日この場に立たせてくださった石井監督に感謝の気持ちでいっぱいです。新人賞というのは一生のうちに一度しか取れないので本当に嬉しいんですが、今までよりももっともっと頑張らないといけないなと、今まで以上にやる気に溢れています。これからもっともっと、役者としていい俳優になれたらと思います。精進しますのでよろしくお願いいたします。」と喜びと自身の心境の変化を明かしました。
また中学生の役を演じるにあたって「純平を演じるにあたって、僕と純平で全く性格が違うなと思うところがすごくあって、演じる上で苦労したこともあったんですけど、石井監督には間を意識して演技するようにご指摘いただいて、それからは今まで以上に演技の中で間に対して自分の中でも意識するようになったと思います。」と監督からの言葉で芝居への意識の変化を語りました。
またどんな俳優を目指しているか問われると「今後はもっともっと頑張って、みなさんに沢山感動を与えられるような俳優になりたいです。」と目指す俳優像を明かしました。
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授賞式は進み、同作「茜色に焼かれる」で主演を努めた尾野真千子さんが女優主演賞を受賞する際に片山友希さんとともに和田も再登壇、「尾野さんとまた一緒に受賞できたことが嬉しいんですけど、この賞自体、僕がというよりも石井監督のリアルな世界観に尾野さんと片山さんという素晴らしい女優さんの演技に引き上げられて受賞させていただいた感じなので、本当にありがたい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいです。」と感謝の気持ちを伝えました。
また、サプライズで石井監督からの手紙があり、「片山友希さん、和田庵くん、スポニチグランプリ新人賞受賞おめでとうございます。とても嬉しく思う反面、少し心配もしています。賞をもらうと当たり前ですが、往々にして悪いことが起こるものです。今年はまだ大丈夫だと思いますが、2年後くらいは特に気をつけてください。2人を選んだのは私です。選んだ理由は、その時から才能が溢れていたからです。この作品で私が才能を開花させたわけではないし、今回の受賞によって急激にパワーアップするわけでもありません。最初から普通にすごかったんです。だから、変わらず、調子に乗らず、これまで通りとにかく一生懸命やってもらいたいと思います。なにか困ったことがあったらそのときは連絡してきてください。」と笑いを交えた石井監督らしい祝福とエールのメッセージが寄せられました。
最後に今後どんな作品に出演してみたいかを聞かれると和田は「今回の映画でもあったように、飛び蹴りだったり、そういったアクションのある作品に出てみたいです。そういう目標はあります。」と今後の目標を明かしました。
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【作品情報】
映画『茜色に焼かれる』
尾野真千子 和田庵 片山友希/オダギリジョー 永瀬正敏
監督・脚本・編集:石井裕也
製作幹事:朝日新聞社 制作:RIKIプロジェクト 配給:フィルムランド 朝日新聞社 スターサンズ
2021年/日本/144分/カラー/シネマスコープ/5.1ch R-15+ (C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
http://akaneiro-movie.com/
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【和田庵】
わだ・いおり/2005年生まれ、東京都出身。8歳から芸能活動開始し、映画初出演は「ミックス。」(17)。その後、ドラマ『隣の家族は青く見える』(18)やHBOアジアのドラマシリーズ『フォークロア:TATAMI』(18)に出演した後、語学力や人間力を高めるためカナダへ留学。2020年の帰国後、「茜色に焼かれる」の出演を機に本格的に俳優に活動を再開。
<会社概要>
社名:株式会社レプロエンタテインメント
公式HP:https://www.lespros.co.jp/
お問い合わせ先:https://www.lespros.co.jp/contact/
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