プレスリリース
非日常の路上を舞台に、パンデミック下を生きる人々と跳梁するネズミたちを這って追って捉えた異色の写真集! 石川直樹『STREETS ARE MINE』発売(2/2発売)
COVID-19、緊急事態宣言、東京オリンピック、再開発…気鋭の写真家が捉えた2020-2021年の記録!
株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『STREETS ARE MINE』(石川直樹)を2022年2月2日に発売いたします。
ペストとネズミという感染症のモチーフを切り口に捉えたパンデミック下の東京
渋谷の街とネズミを通じて、ぼくはコロナ禍を身体で実感し、
その変化を観察し続けてきた——石川直樹
■カミュ『ペスト』に着想を得て始まった撮影
緊急事態宣言が発令される中、渋谷でネズミが大量発生したというニュースを耳にした著者は、一匹のネズミの死体がパンデミックの始まりを知らせたカミュの名作『ペスト』に着想を得て、渋谷の街とネズミの撮影を始めました。
■都市の中でむくむくと野生が目覚めている
タピオカドリンクをストローで飲むネズミ、ストロングゼロで千鳥足になるネズミ、ネズミを殺すハト、路上飲みで倒れた人々など、パンデミック・東京オリンピック下の東京渋谷の生のあり方を、カメラと視点を変えながら重層的に捉えた記録!
■寄稿
高橋源一郎(作家) 伊藤俊治(美術史家)
■造本設計
森大志郎+小池俊起
■「石川直樹 ― STREETS ARE MINE」展を開催中!
ギャラリーエークワッド(地下鉄東西線・東陽町駅すぐ)にて
2022年2月17日(木)まで
http://www.a-quad.jp/exhibition/exhibition.html
■イベント情報
石川直樹 ― STREETS ARE MINE アーティストトーク vol.2
日時: 2022年2月1日(火)18:00〜19:30
場所: 竹中工務店東京本店1階Wi2(ワイスクエア)(東京都江東区新砂1-1-1)
定員: 40名 要事前申込(先着順)http://www.a-quad.jp/exhibition/event.html?id=ev111_1
参加費: 無料
[画像: https://prtimes.jp/i/33602/340/resize/d33602-340-6a9ae7f2028ad74776ca-0.jpg ]
【著者略歴】
石川 直樹(いしかわ・なおき)
1977年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。 2008年 『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞、2011年『CORONA』(青土社)により土門拳賞、2020年『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)、『地上に星座をつくる』(新潮社)ほか多数。
【書籍概要】
書名:STREETS ARE MINE
著者:石川 直樹 著
出版年月日:2022/2/2
仕様: A4横判、コデックス・ドイツ装、288ページ
定価:6600円(税込)
URL:https://www.daiwashobo.co.jp/book/b595710.html
プレスリリース提供:PR TIMES