プレスリリース
2024年の昇給、企業よりも従業員の方が悲観的
外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:グラント・トレンズ、以下ヘイズ)は、アジア6か国・地域(中国、香港特別行政区、日本、シンガポール、マレーシア、タイ)の8,525名 を対象に調査を実施した「2024年ヘイズアジア給与ガイド」を発表しました。
【日本市場の調査結果】
昨年と比較して大きく変化したのは、従業員が2024年の昇給はないと答えた割合で、29.3%から41.1%に上昇しました。また、減給と答えた割合も2.2%から4.8%に上昇。一方、昇給への期待は軒並み低下し、最も大きく落ち込んだのは3%以下の昇給でした(38.2%から28.9%)。
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一方で、企業は賃上げに対して従業員の予想ほど慎重ではなく、3〜6%以下の昇給を見込んでいると答えた割合が最も高くなりました。2023年との比較では、3%以下の昇給または10%以上の昇給を検討している企業が減少。減給と答えた企業の割合は、2023年と2024年では変化しませんでした。
企業の38.9%が3%以下の昇給、23.7%が3〜6%以下の昇給を検討していると回答。22%は昇給なしと回答しており、2023年の15.4%より高い結果になりました。また、65.5%の企業が2024年に賞与を支給する予定であると回答しており、2023年には72.1%でした。
ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクターを務めるグラント・トレンズは下記のようにコメントしています。「リーダーは市場のスキル・人材不足とバランスを取りながら、従業員と協力してこれらの課題に取り組む必要があります」
採用面では、企業の33.7%が正社員の増員を見込んでいると回答し、大半が正社員数を増やす計画がないことがわかりました。一方で、20.1%が2024年に派遣・契約社員を増やす予定です。
【調査概要】
調査期間:2023年9〜11月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネット
回答者:アジア6か国・地域の8,525名(日本は1,554名)
2024年ヘイズアジア給与ガイドは、こちらからダウンロードできます。
https://www.hays.co.jp/salary-guide?utm_source=prtimes&utm_medium=pressrelease&utm_campaign=2024HASG-JPJP&term=&content=internal
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について
ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(東京本社、大阪支店、横浜支店)を有する人材コンサルティング会社です。13の専門分野(経理・財務、金融、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、事務、不動産、営業、サプライチェーン、製造業)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。
ヘイズについて
ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2023年6月30日現在、33か国・地域249の拠点(総従業員12,300人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。
プレスリリース提供:PR TIMES