プレスリリース
マンションの外構植栽における生物多様性保全への取り組み
東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明、以下、東急不動産)、株式会社東急コミュニティー(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:木村 昌平、以下、東急コミュニティー)、株式会社石勝エクステリア(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:山岸 通庸、以下、石勝エクステリア)は、東急不動産の新築分譲マンション「BRANZ」において、豊かな緑と多様な生き物が息づき、より居住者様に愛されるマンションを実現するため、「10年間」の長期的視野で行う新たな植栽管理計画「GREEN AGENDA for BRANZ(グリーン アジェンダ フォー ブランズ)」の導入を開始いたしましたのでお知らせします 。
「GREEN AGENDA for BRANZ」とはマンション敷地内の植栽に対する長期景観管理計画を指します。分譲事業者の東急不動産と総合不動産管理会社の東急コミュニティー、総合造園企業の石勝エクステリアがマンション計画時から連携協力し、「竣工後10年間の植栽管理計画」を策定します。これまでの植栽管理の知見を活かして緑の未来の姿を想定し、最も美しくその地に根付くよう生育させるとともに、生態系バランスに配慮した管理により土中の微生物や虫や鳥など多様な生き物が集う美しい「景観」の創出を目指します。加えて、美しい「景観」形成には居住者様の緑への理解・関心・愛着が欠かせないという考えのもと、居住者様が植栽や生き物に対する理解・関心・愛着が高まるような情報発信やイベント等も併せて行って参ります。
「BRANZ」は環境先進マンションを標榜しており、「GREEN AGENDA for BRANZ」で都会での緑豊かな分譲マンションを実現すると共に、都市の生物多様性保全につなげます。このほど引き渡しを開始した「ブランズ自由が丘」(所在地:東京都世田谷区)が「GREEN AGENDA for BRANZ」導入の第一号物件となります。
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■ 「GREEN AGENDA for BRANZ」の具体的な取り組み
「GREEN AGENDA for BRANZ」取り組み概要
1.マンション計画段階から竣工後10年先の緑の生長に伴う景観の形成を見据え、各物件の特性に合わせた景観管理計画を策定
2.1.で定めた景観の設計と管理計画を実現するためのマンションの植栽を最適な形で施工
3.竣工後は、竣工時よりも景観が良化した10年後を迎えられるように植栽を管理すると共に、生物多様性に配慮した施肥・省薬剤管理によって多様な生き物が集う土台を生み出す
4.時を経て緑が生長し、景観が豊かになっていく過程を居住者様に見える化し共有することで、居住者様の緑への愛着や想い・理解を深めていただける住まいを実現
公式HP:https://sumai.tokyu-land.co.jp/concept/greenagenda/
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■ 生物多様性ポリシー「GREEN POSITIVE ALLIANCE」
東急不動産では都市の生物多様性を持続的なものとするために、住宅事業における生物多様性ポリシー「GREEN POSITIVE ALLIANCE」を策定しております。このポリシーでは、開発時に生物多様性に配慮した住環境をつくるだけでなく、それを未来へと長く持続させるために、これまでの街づくりや住まいづくりになかった視点として、“居住者様にも生物多様性保全への取り組みに理解と関心を持ち、主体的になっていただけるようサポートする”ことを大切にしています。
「GREEN AGENDA for BRANZ」は、このポリシーを実現するための取り組みの一つです。そのため「GREEN AGENDA for BRANZ」ではこのポリシーに則り、居住者様が緑やそこにいる多数の生き物にも愛着や理解が深まるような施策・イベントを行い、居住者様にも環境や生物多様性に関心を持つ一員になっていただけるような働きかけ・サポートを行ってまいります。
■ 新築分譲マンション「ブランズ自由が丘」
「GREEN AGENDA for BRANZ」の第一号物件となる「ブランズ自由が丘」は2024年5月24日に引き渡しを開始しました。シンボルツリーとなるモミジを中心に、土地の風土に合わせた多彩な樹種を選定。エントランスエリアの緑視率(人の視界に占める緑の割合)は竣工時38.4%から将来53.4%へと約15%アップする計画で、南側エリアの緑視率は竣工時30.5%から将来40.2%へと約10%アップを目標とし、「GREEN AGENDA for BRANZ」による育成管理を行なっていきます。
■ 物件概要
物件名:ブランズ自由が丘
所在地:東京都世田谷区奥沢七丁目85 番2(地番)
交通:東急東横線・大井町線「自由が丘」駅 徒歩5 分
敷地面積:1,944.27平方メートル
延床面積:4,570.47平方メートル (容積対象面積2,914.32平方メートル )
総戸数:24戸
構造規模:鉄筋コンクリート造 地下1 階 地上3 階建
竣工:2024年1月
引渡:2024年5月
設計:西松建設株式会社 関東建築支社
施工:西松建設株式会社 関東建築支社
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■ 長期ビジョン「GROUP VISION 2030」でめざす、「環境経営」と「DX」の取り組み
東急不動産ホールディングスは2021年に長期ビジョン「GROUP VISION 2030」を発表しました。多様なグリーンの力で2030年にありたい姿を実現していく私たちの姿勢を表現する「WE ARE GREEN」をスローガンに、「環境経営」「DX」を全社方針として取り組んでいます。
中核企業である東急不動産では「環境先進企業」をめざして様々な取り組みを積極的に進めております。2022年末には事業所及び保有施設※の100%再生可能エネルギーへの切り替えを完了し、 2024年3月にはRE100事務局より「RE100」の目標達成を、国内事業会社として初めて認定されました。
※一部の共同事業案件などを除く
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東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan/
プレスリリース提供:PR TIMES