プレスリリース
数多くの文学作品を生み出した日本文学の聖地・伊豆で文学に親しむ2日間
2023年10月14日(土)〜15日(日)、文学にゆかりの深い静岡県・伊豆地域(会場:アクシスかつらぎ)において「伊豆文学祭」が開催されます。
14日は伊豆文学の魅力を伝える対談や、伊豆文学作品の朗読、講談公演を行ないます。15日は文学のまちづくりに取り組む自治体が事例紹介や文学に関するまちづくりについて議論を行う「全国文学サミットin伊豆」のほか、ふるさとと文学をテーマとした映像ライブや朗読劇、作家によるシンポジウムなど、文学をテーマとしたさまざまなイベント・取り組みを実施します。
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2023年10月14日(土)〜15日(日)、文学にゆかりの深い静岡県・伊豆地域(会場:アクシスかつらぎ)において「伊豆文学祭」が開催されます。
当日は、伊豆文学の魅力を伝える対談や、伊豆文学作品の朗読、講談公演のほか、県内外の文学のまちづくりに取り組む自治体を招待し、事例紹介や文学に関するまちづくりについて議論を行う「全国文学サミットin伊豆」のほか、日本ペンクラブが企画するふるさとと文学をテーマとした映像ライブや朗読劇、作家によるシンポジウムなど、文学をテーマとしたさまざまなイベント・取り組みを実施します。
静岡県は多彩な地域文化を有していますが、特に伊豆は川端康成、井上靖など著名な作家とのゆかりも深い地域です。伊豆をテーマとした作品も数多く存在し、「日本近代文学の聖地」とも言われています。今回開催される「伊豆文学祭」は文学的な遺産をたたえ、伊豆地域が日本文学の聖地であることを広く発信することを目的としています。
静岡県は今年、「東アジア文化都市2023」の開催都市として文学関係者と連携し、日本文学を振興する事業に取り組んでおり、本文学祭もその一環となります。本事業を通じて文学を観光や地域振興の中核的な資源として再生し、国内外を対象に県の魅力拡大に繋げていきたいと考えています。
概要
主催
静岡県、伊豆文学フェスティバル実行委員会、伊豆のふるさとと文学2023実行委員会
日時
2023年10月14日(土)〜15日(日)
1日目:13:30〜15:30 2日目:10:00〜17:00
場所
アクシスかつらぎ(静岡県伊豆の国市古奈255)
JR三島駅より伊豆箱根鉄道へ乗り換え。伊豆長岡駅で下車。
伊豆長岡駅より伊豆箱根バス(沼津駅行・三津シーパラダイス行・温泉場循環)に乗車、
長岡総合会館前で下車、または駅より徒歩15分
※ご参加の際は、公共交通機関でご来場ください。
入場料
無料
申込方法
※本イベントは事前申込制です。下記のいずれかでお申し込みください。
・ハガキまたはファクス
【1 氏名(ふりがな)/2 郵便番号/3 住所/4 電話番号/5 年代/6 参加希望の文学イベント(1)伊豆文学フォーラム(2)全国文学サミットin伊豆(3)ふるさとと文学シンポジウム】を明記の上、下記事務局までお申し込みください。定員に達し次第、締切ります。
・専用申込フォーム
https://www.pref.shizuoka.jp/kankosports/bunkageijutsu/bunkaevent/1041162/1044467/1056377.html
お問合せ
伊豆のふるさとと文学2023実行委員会事務局
住所:〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺838-1 電話:0558-72-0520
内容
1日目
伊豆文学フォーラム 13:30〜15:30
第1部 伊豆文学作品朗読・講談〜声を通じた文学の魅力〜
・木内琴子氏(SPAC俳優)・若宮羊市氏(SPAC所属俳優)による「伊豆の踊子」朗読
・神田菫花氏(講談師)による「金色夜叉」講談
第2部 対談講演「文学の新たなアプローチ」
・宮城聰氏(演出家・SPAC芸術総監督)、中江有里氏(女優・作家・歌手)
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2日目
全国文学サミットin伊豆 10:00〜11:30
県内外の文学のまちづくりに取り組む自治体を招待し、事例紹介や文学に関するまちづくりについて議論を行います。
細川光洋氏(静岡県立大学国際関係学部教授)、松田英基氏(花巻市/副市長)、萩原朔美氏(前橋市/前橋文学館館長)、小泉俊博氏(小諸市/市町)、菊池豊氏(伊豆市/市長)
ふるさとと文学2023〜異郷としての日本〜 13:00〜17:00
作家や作品と地域の結びつきを現代の視点から再考し、オリジナル映像ライブや退団などのパフォーマンスを行います。
第1部 映像ライブステージ「鏡の中のニッポン」
構成脚本:吉岡忍氏(作家) 映像制作:四位雅文氏(映像作家) 音楽:佐藤久成氏(ヴァイオリニスト)
語り:山根基世氏(元 NHKアナウンサー)、松平定知氏(元NHKアナウンサー、京都芸術大学教授)
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第2部 朗読劇「補陀落渡海紀」(原作:井上靖)
脚本演出:坂手洋二氏(劇作家、演出家) 朗読出演:中村敦夫氏(俳優、作家、監督、脚本家、元参議院議員、日本ペンクラブ理事)、猪熊恒和氏
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第3部 シンポジウム「異郷としての日本」
パネリスト:楊逸氏(中国:作家・日本大学藝術学部教授)、グレゴリー・ケズナジャット氏(アメリカ:作家・法政大学グローバル教養学部准教授)、デビット・ゾペディ氏(スイス:作家)
進行:佐藤アヤ子氏(明治学院大学名誉教授、翻訳家)
挨拶:桐野夏生氏(作家・日本ペンクラブ会長)
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ブックマルシェ伊豆 10:00〜16:00
・伊豆に関する書籍や古本、本に関する雑貨、伊豆の名菓などの出店もあります。
・大型絵本の読み聞かせや塗り絵など図書館主催のワークショップを開催します。
東アジア文化都市2023 静岡県について
「東アジア文化都市」とは、2014年にスタートした、日本・中国・韓国で文化芸術による発展を目指す都市を選定し、東アジアの多様な文化の国際発信力を強化する事業です。10年目の節目を迎える2023年には、中国の成都市、梅州市、韓国の全州市の3都市とともに静岡県が選定されました。静岡県では「東アジア文化都市2023静岡県」を2023年1月から開始、県独自のさまざまな文化芸術イベントが、一年間切れ目なく開催される予定で、日本の文化の代表都市として、静岡から日本文化の魅力を東アジア3カ国や世界に発信する役割を積極的に担う「文化首都」としての使命を果たします。
また、今年は富士山の世界遺産登録が10周年を迎える年でもあります。1年を通じ、県内各地を自然豊かな「庭園(Garden)」のような「劇場(Theatre)」に見立て、ふじのくにせかい演劇祭や静岡国際オペラコンクールといったイベントを実施するほか、スポーツ、食、ファッション、芸能、温泉、花・庭、モビリティ、多文化共生など、幅広い分野にわたる日本文化の魅力を世界に発信していきます。
静岡県と文学
静岡県では、文学の地として名高い伊豆・東部地域を始めとする静岡県のさまざまな魅力を全国に発信するため、全国公募の「伊豆文学賞」を平成9年度より毎年実施しています。
伊豆文学賞ホームページ
https://www.pref.shizuoka.jp/kankosports/bunkageijutsu/bunkaevent/1041162/1044340/index.html
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