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ビズリーチ、高専機構と次世代IT人材等の育成に関する連携協定を締結〜民間プロフェッショナル人材の力で高専教育の改革を〜

(PR TIMES) 2022年02月09日(水)17時45分配信 PR TIMES

ビズリーチ「みらい投資プロジェクト」第1弾として、未来のプロ人材育成を目指す

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐 以下、当社)と独立行政法人国立高等専門学校機構(所在地:東京都八王子市/理事長:谷口功 以下、高専機構)は、深刻化するIT人材不足などの課題を解決するため、2022年2月9日、新たな社会をけん引する人材の育成を目的とした連携協定を締結したことをお知らせいたします。
本協定では、今後教育現場において、ビジネスの第一線で活躍する民間企業のプロフェッショナル人材の、「副業先生※1」としての採用を促進するため、当社が高専機構に対し、人材公募サービスの無償提供などを実施します。本協定を通じて、学生の学びの質の向上を図り、将来「即戦力」となるプロ人材の育成を目指します。なお、高専機構が人材サービスを提供する企業と連携協定を締結するのは初めてとなります。
また、本協定は、当社初のSDGsプログラムである「みらい投資プロジェクト」の第1弾となる取り組みであり、本協定を通じて未来のプロ人材の育成や、未来のプロ人材が活躍する場の創造を目指します。
※1:副業先生とは、IT人材として企業で活躍しながら、国立高専の実務家教員として実践的な授業を担当する先生です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34075/319/resize/d34075-319-f6dff6747140a4adb934-3.jpg ]

■独立行政法人国立高等専門学校機構と株式会社ビズリーチの連携協定について
1. 締結日:2022年2月9日
2. 目的:新たな社会をけん引する人材の育成と地域活性化への貢献
3. 本協定の内容:
 両者は、以下の実施を基本とし、高専機構の教育・研究の場に必要な最先端の技術や知識を持つ民間人材の採用を促進します。
 (1)ビズリーチ上での公募の無償提供(年3回程度)
 (2)採用活動をより効果的に行うための、情報提供および企画提案
 (3)業務用ツールの一部無償提供

■高専機構、2025年までに「副業先生」導入を全教員の1〜2割に
昨年、高専機構はビズリーチの協力のもと、国立高専で唯一サイバーセキュリティ専門のコースを設置する高知工業高等専門学校(所在地:高知県南国市/学校長:井瀬潔 以下、高知高専)で人材を公募し、副業先生という新たなポジションを用意することで実務家教員の採用拡大に成功しました。今後、さらに副業先生の導入を進め、3年後には全教員の1〜2割を実務家教員とすることを目指し、高専機構と当社が協力して「副業先生導入モデル」の検証と構築を行い、他の国立高専へ展開していきます。

■高知高専では、民間のプロ人材がセキュリティ領域の「副業先生」として活躍中。
第2回として一関高専(岩手県)での公募実施が決定
高知高専では、公募の結果、首都圏等在住のITプロ人材が副業先生として着任し、11月より授業が開始されました。日々、サイバー攻撃が高度化・巧妙化するセキュリティ領域は、特に具体的な事例や最新情報からの学びが求められる一方で、変化のスピードが速いデジタル社会においては、次々と最新技術や事例が更新され、既存の教員だけではタイムリーで実践的な教育の提供が難しいのが実情でした。しかし、民間企業で活躍するITプロ人材を副業先生として招き入れたことで、タイムリーで実践的な教育の提供を実現できました。副業先生の授業を受けている「情報セキュリティコース」の学生からは、「より実践的なテクニックを教えていただけた」「将来の仕事を意識して学ぶことができた」等の前向きな声が上がり、高知高専では学生の学びの質の向上が実現されています。
2022年3月末には、一関工業高等専門学校(所在地:岩手県一関市/学校長:荒木信夫)にて第2回となる公募を実施することが決定しており、セキュリティやAI、社会実装の領域で活躍できる副業先生を募集します。今後、国立高等専門学校(以下、高専)から、より実践的なスキルを身に付けた次世代IT人材が輩出されていくことが期待されます。

■株式会社ビズリーチが取り組むSDGsプログラム「みらい投資プロジェクト」について
「みらい投資プロジェクト」は、教育・官公庁・NPO・新産業など、プロ人材の力を必要とする社会貢献性の高い領域を対象に、当社がパートナーと共に、社会の課題解決を通じてより良い未来の実現を目指す、当社初のSDGsプログラムです。本プログラムを通じて、当社は「未来のプロ人材の育成」や「未来の新産業創出支援」等に取り組みます。
当社はこれまでも、教育・官公庁・NPOなど民間企業に限らないキャリアを提示してきました。これらのキャリアは、プロ人材にとって選択肢を広げる機会となっています。実際、ビズリーチで実施してきた教育・官公庁・NPOなどの人材公募は110件を超え、230名以上の方が社会の課題解決に挑み、キャリアの幅を広げています。「ビズリーチ」の会員の方からは、サービスを「選択肢と可能性を広げるために活用している」というお声をいただいています。
今回、社会貢献性の高い領域でこうした取り組みを一段と推進し、「プロ人材の力を未来の社会に還元する仕組みづくり」を行うこととしました。本プログラムを通じて、一人でも多く未来のプロ人材を育成し、新産業の創出を支援します。さらに、プロ人材にとっての活躍の場を数多く創出し、選択肢と可能性を広げられる社会、そして誰も置き去りにしない社会の実現に寄与してまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34075/319/resize/d34075-319-2b0e55dc9cb513c51d49-0.jpg ]

■独立行政法人国立高等専門学校機構 理事長 谷口 功 氏 コメント

[画像3: https://prtimes.jp/i/34075/319/resize/d34075-319-7550921de32a4b6dff7d-2.png ]

高専は「職業に必要な実践的かつ専門的な知識及び技術を有する創造的な人材の育成」を掲げて創設され、1962年に第一期校が開校し、今年で高専制度創設60周年を迎えます。この60年間、社会ニーズの変化に応えながら、多くの卒業生を即戦力、かつ未来創造型人材として産業界に送り出してきました。今般、新たな社会ニーズの一つであり、日々重要度が増すサイバーセキュリティ教育において、既存の教員だけでは対応が難しい、当該分野の最新動向や現場感覚を学生に伝えるため、ビズリーチの協力のもと、昨年11月に、高知高専で民間のITプロ人材を副業先生として採用しました。既に副業先生による授業が実施されており、学生からは「実践的な技術、最新の技術を学ぶことができた」、教員からは「興味深かった、刺激になった」との声が届いています。この内容を検証したうえで、教育方法の改善を含めて、高専教育の新しいステージを目指したいと考えています。今後、IT分野だけでなく、幅広い分野のプロ人材の皆様に、高専教育に携わっていただけることを期待しています。高専制度創設60周年の節目を迎え、高専機構のもと、全ての高専は、単にモノづくりができるだけの技術者ではなく、社会を適正かつ健康的に発展させ未来を創造する「社会のお医者さん:Social Doctor」として、世の中の課題を広く解決できる人材の育成を進めてまいります。今回の連携協定を契機に、さまざまな教育改革、地域貢献等を通じて社会課題の解決に、これからもより一層、努めてまいります。


■株式会社ビズリーチ 代表取締役社長 多田 洋祐 コメント

[画像4: https://prtimes.jp/i/34075/319/resize/d34075-319-70db1859078394c267ec-1.jpg ]

昨年、高知高専様で初めてセキュリティ領域における副業先生の公募を実施しました。副業先生として授業を行うプロ人材の皆様が活躍され、実績を出されたことが、今回の連携協定につながったのだと思います。日本では学生がキャリアを考えるうえでのロールモデルが少ないといわれています。学生の皆様にとって、民間のプロ人材の先生による授業が、キャリアを考えるきっかけとなれば幸いです。
また、今回の連携協定を当社初のSDGsプログラム「みらい投資プロジェクト」第1弾として発表させていただきました。これまで当社では、さまざまな公募を通じて、プロ人材の皆様がキャリアにおける選択肢や可能性を広げられるような機会を提供してきました。しかし、昨今深刻化するIT人材不足の問題などから、未来を担う方々に対しては、将来プロ人材として活躍していただくために、最先端教育や未来の職業体験など学びにつながる機会のご提供も必要なのではないかと考えました。今後は、未来のプロ人材の育成や新産業への投資を通じて、日本全体の社会課題の解決に努めてまいります。

■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。
URL:求職者向け https://www.bizreach.jp/
   企業向け https://bizreach.biz/service/bizreach/


■株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/


■Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、事業承継M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。
URL:https://www.visional.inc/ja/index.html



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