プレスリリース
オーダーメイドウィッグを取り扱うアートネイチャー全店、レディース展示・試着会にて「新・3D型取りシステム」の運用を開始
毛髪に関する総合サービスを提供する株式会社アートネイチャー(本社:東京都渋谷区 代表取締役会長兼社長:五十嵐祥剛)は、タブレット(iPad)を使用した頭部形状を計測するための「ポータブル3Dスキャナ」を導入、オーダーメイドウィッグを取り扱うアートネイチャー全店、全国の百貨店等で開催されるレディース展示・試着会にて「新・3D型取りシステム」の運用を開始いたしました。
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地形測量の技術を応用した「新・3D型取りシステム」大型3Dスキャナのポータブル化で訪問先での正確な頭部計測が可能に
アートネイチャーでは、オーダーメイドウィッグを作製するにあたり、正確な頭部形状を計測する3Dスキャナ(3D型取りシステム/据え置き型)を業界に先駆け、2006年に導入。お客様の頭の形にフィットしたクオリティの高いウィッグを提供してまいりました。今回の「ポータブル3Dスキャナ」は、特殊機器や専用デバイスを必要とせず、タブレット(iPad)のカメラ機能と専用アプリのみで、場所を選ぶことなく簡単に頭部の3Dデータを作成することができます。大型だった店舗用3Dスキャナのポータブル化により、店舗の省スペース化を可能にしたほか、お客様のご自宅への訪問相談使用の際や、全国で開催する展示・試着会など、店舗以外の場所で計測したデータをスピーディに工場に送信できることから、納期短縮など業務の効率化が一層図れるようになりました。
また、地形測量を応用した新技術を採用した「新・3D型取りシステム」では、これまで計測が難しいとされてきた襟足のアール形状にいたるまで、ウィッグをつける部位の頭部全体を正確にデータ化することができます。スキャンしたデータに基づいた立体の型(モールド)から作製されるウィッグは、お客様の頭部にしっかりフィットします。
当社では、今後も本システムに改良を加え、さらにお客様にご満足いただける商品・サービスの提供を行ってまいります。
オーダーメイドウィッグの作製フロー
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(1)型取り
「3D型取りシステム」でお客様の頭部の形状を正確に計測。ご希望のスタイル、カラー等のオーダー情報、計測データをタブレット端末より直接工場に送信します。
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(2)型(モールド)作製
送信されたデータから、専用のミリングマシン(切削加工機)でお客様の頭部と同じ立体の型を削り出し、作製します。正確な型は、頭部に優しくフィットするウィッグのベース作製の基本となります。
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(3)ベース作製
型(モールド)の形状に合わせてウィッグの土台となるベース(キャップ)を作製します。
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(4)毛髪のブレンド
毛量、毛色、長さなど、ひとつひとつ異なる製品仕様に最もマッチする厳選された毛髪素材をブレンドします。
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(5)植毛
毛量や髪色の配分などが記載されたオーダーシートをもとに、熟練した専門の職人が1本1本ていねいにベースへ植毛。職人の高い技術力を活かし、色や太さが異なる毛髪を織り交ぜることで、より自然なウィッグに仕上がります。
(6)仕上げ・検品
植毛された製品は、シャンプー、カット、スタイリングの工程を経て、厳しい検品が行われます。その後パッキングを施し、出荷されます。
プレスリリース提供:PR TIMES