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NVIDIA Jetson AGX Orin 32GBモジュールの提供を開始、パートナーエコシステムのアプライアンスやサーバーが登場

(PR TIMES) 2022年08月04日(木)17時45分配信 PR TIMES

約 30 のパートナー企業が新しい Jetson Orin モジュール ベースのシステムを提供し、顧客のAI とロボティクスの展開を加速


[画像1: https://prtimes.jp/i/12662/310/resize/d12662-310-11935759fd05b2e59346-0.jpg ]

AI およびロボティクスの新たなアプリケーションや製品を市場に投入したり、既存製品を継続してサポートしたりすることは、開発者や企業にとって困難な場合があります。

それをサポートするのが、このたび提供が開始された、NVIDIA Jetson AGX Orin 32GBモジュール (https://www.nvidia.com/ja-jp/autonomous-machines/embedded-systems/jetson-orin/ ) です。

世界中の NVIDIA Partner Network の約 30 のテクノロジ プロバイダーが、前世代より最大 6 倍にパフォーマンスを飛躍させる新しいモジュールを搭載した市販の製品を提供しています。

Jetson パートナーからの幅広い製品群により、開発者は、エッジ AI、ロボティクス、AIoT、および組込みアプリケーションに適したカメラ、センサー、ソフトウェアおよび接続性を備えた、機能満載の Orin ベースのシステムを構築、展開することが可能となります。

周辺機器のオプションを備えた量産対応システムにより、顧客は製造、小売、建設から農業、物流、ヘルスケア、スマートシティ、ラストマイル デリバリーなどの業界課題に取り組むことができるのです。

より多くの機能を備えたAI対応製品の迅速な構築を支援

これまで開発者やエンジニアは、複雑なアプリケーション環境で複数のデータの同時ストリーミングを処理することが極めて困難でした。彼らは、厳しい遅延要件、エネルギー効率の制約、および高帯域幅のワイヤレス接続などの課題に直面してきました。また、無線によるソフトウェア アップデートを簡単に管理できる必要があります。

さらに、増え続ける多様なデータの処理に必要なコンピューティング リソースを確保するため、設計に複数のチップを搭載することを余儀なくされています。

NVIDIA Jetson AGX Orin は、これらすべての課題を克服します。

毎秒最大 275 兆回の処理が可能なJetson AGX Orin 開発者キットは、NVIDIA Ampere アーキテクチャ GPU、次世代ディープラーニングおよびビジョン アクセラレータ、高速 I/O、高速メモリ帯域幅を備え、複数の AI アプリケーション パイプラインの同時処理をサポートします。

Jetson AGX Orin により、顧客は最大かつ最も複雑な AI モデルを使用してソリューションを開発し、自然言語理解、3D 認識、マルチセンサー フュージョンなどの問題を解決することが可能です。

GTC で発表された 4 種の Jetson Orin ベースのモジュールは、サーバークラスの AI パフォーマンスを幅広い顧客に提供します。Jetson AGX Orin 32GB モジュールは販売を開始し、64GB バージョンは 11 月に発売予定です。また、2 種の Orin NXモジュールも今年後半に発売予定です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/12662/310/resize/d12662-310-39d1a6654c719aff4ff1-1.jpg ]


これらの量産システムは NVIDIA Jetson ソフトウェア スタックに対応しており、これにより、数千の企業と数百万の開発者が、完全に高速化された AI ソリューションを Jetson 上で構築および展開できるようになります。

NVIDIA CUDA-X アクセラレーション スタックを含む JetPack SDK (https://developer.nvidia.com/ja-jp/embedded/jetpack ) に加えて、Jetson Orin は複数の NVIDIA のプラットフォームやフレームワークに対応しています。例えば、ロボティクス用の Isaac (https://www.nvidia.com/ja-jp/deep-learning-ai/industries/robotics/ )、コンピューター ビジョン用の DeepStream、自然言語理解用の Riva、事前トレーニング済みモデルでモデル開発を加速する TAO Toolkit (https://developer.nvidia.com/ja-jp/tao-toolkit )が含まれます。また、さまざまな業界における運用効率と安全性を向上させるためにビジュアルデータと AI を統合するアプリケーション フレームワーク、および開発者ツールセットとパートナーエコシステムで構成される Metropolis (https://www.nvidia.com/ja-jp/autonomous-machines/intelligent-video-analytics-platform/ ) もサポートします。

顧客は、Jetson AGX Orin 開発者キットであらゆる Jetson Orin ベースのモジュールを最初にエミュレートすることにより、次世代のエッジAIおよびロボティクス アプリケーションをはるかに迅速に市場に投入できるようになります。

開発者コミュニティと Jetson エコシステム パートナーの拡大

100 万人以上の開発者と 6,000 以上の企業が、NVIDIA Jetson エッジ AI およびロボティクス コンピューティング プラットフォーム上で市販向け製品を構築し、自律動作マシンとエッジ AI アプリケーションを開発および展開しています。

150 を超えるメンバー企業を擁し、拡大し続けるJetson エコシステム (https://developer.nvidia.com/embedded/ecosystem?ncid=partn-113210#cid=em19_partn_en-us ) のパートナーは、AI ソフトウェアおよびハードウェアとアプリケーションの設計サービス、カメラ、センサーと周辺機器、開発者ツール、開発システムを専門とする企業など、幅広いサポートを提供しています。

約 32 のパートナーが、新しい Jetson AGX Orin モジュールを搭載した市販の製品を提供しています。これらの製品は、最先端のアプリケーションをサポートし、同時に、市場投入までの時間を短縮するための多数のオプションも提供されています。

キャリアボードと完全なハードウェアシステムを探している開発者は、AAEON、Auvidea、Connect Tech、MiiVii、Plink-AI、Realtimes、TZTEK などの企業から提供される多数の製品から選ぶことができます。

Allied Vision、Appropho、Basler AG、e-Con Systems、Framos、Leopard Imaging、LIPS、Robosense、Shenzhen Sensing、Stereolabs、Thundersoft、Unicorecomm、Velodyneからは 350 を超えるカメラやセンサーが提供されています。これらは、屋内/屋外の厳しい照明条件に加えて、ロボティクスや自律動作マシンにおけるマッピング、自己位置推定、ナビゲーションのための LiDAR などの機能をサポートできます。

デバイス管理、オペレーティングシステム (Yocto & Realtime OS)、AI ソフトウェア、ツールキットなどの包括的なソフトウェアサポートについては、開発者は Allxon、Cogniteam、Concurrent Realtime、Deci.AI、DriveU、Novauto、RidgeRun、Sequitur Labs といった企業に相談することができます。

また、WiFi 6/6E、LTE、5G などの接続オプションについて、開発者は Telit、Quectel、Infineon、Silexなどの企業の製品を活用することができます。

新しい NVIDIA Jetson AGX Orin 32GB モジュールは、世界中の小売および流通パートナーより入手可能です。

国内では菱洋エレクトロ株式会社 (https://ryoyo-gpu.jp/products/jetson/agx-orin-module/ )、株式会社ネクスティ エレクトロニクス (https://www.e-nexty.com/static/articles/nvidiajetson_AGXOrin )、株式会社マクニカ (https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/nvidia/products/139794/ ) より、8月 4 日より販売開始します。



プレスリリース提供:PR TIMES

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