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三菱重工業株式会社

神戸港ポートアイランド地区向けに新型タイヤ式門型クレーン(RTG)2基を受注CO2排出量を削減、さらに将来的な水素燃料電池への換装でカーボンニュートラルポート(CNP)実現に貢献

(PR TIMES) 2021年11月18日(木)18時16分配信 PR TIMES

◆ RTGを2022年度中に神戸港へ納入、2027年度末までに計18基が同港に新規導入予定
◆ 港湾の温室効果ガス排出削減に貢献
[画像: https://prtimes.jp/i/25611/308/resize/d25611-308-70b884573db5803bec44-0.jpg ]

三菱重工業株式会社ならびに三菱重工グループの三菱ロジスネクスト株式会社は、従来比で温室効果ガス排出量を低減し、かつ将来的な水素燃料電池への換装が可能な新型タイヤ式門型クレーン(RTG:Rubber Tired Gantry crane)2基を、国内外の港湾物流サービスなどを手掛ける株式会社上組(本社:神戸市中央区)から受注しました。納入先は神戸市中央区の神戸港ポートアイランド地区で、2022年度中に納入する予定です。これにより、港湾における温室効果ガス排出ゼロを目指して政府が検討を進めるカーボンニュートラルポート(CNP)※の実現に貢献します。

同RTGは、従来型で使用される蓄電池の容量はそのままに、エンジン・発電機を小型化し排気量・出力を抑える新ディーゼル発電機の採用と新エンジンコントローラーを用いた最適かつ効率的な燃焼制御により、国土交通省の第4次排出ガス規制の基準値を満たすとともに、従来型と比較して15%以上の燃費削減とCO2、NOx(窒素酸化物)、PM(黒煙粒子状物質)の排出量削減を実現します。また、港湾における水素供給インフラ整備の完了に伴う将来的な水素燃料電池への換装を可能としつつ、従来と同等の販売価格を維持しています。

近年、2050年のカーボンニュートラル社会実現へ向けた世界的な潮流から、国内外の製品・サービスに関する脱炭素化への対応が求められています。三菱重工と三菱ロジスネクストは、カーボンニュートラル社会の実現に向け三菱重工グループの総力を結集して取り組むプロジェクトであるエナジートランジション(低環境負荷エネルギーへの転換)の一環として、港湾におけるCO2排出量削減へも取り組みを進めているところです。今回納入する新型RTGの提供により、神戸港におけるCNP実現に貢献するとともに、2030年までに持続可能でより良い世界の実現を目指す国際連合のSDGs(Sustainable Development Goals)を構成する17のゴール達成にも寄与します。

三菱重工グループは、今後もカーボンニュートラル社会の実現に向けた荷役機器の新モデル開発や既存機器の水素燃料電池化などを積極的に推進し、将来のCNP実現に貢献していきます。

※ 国土交通省が全国6地域の港湾(小名浜港、横浜港・川崎港、新潟港、名古屋港、神戸港、徳山下松港)を
 対象に検討を進める、環境に配慮した港湾機能の高度化などを通じて脱炭素社会の実現に貢献することを
 目指す政策です。詳しくは以下のURLをご参照ください。
 http://www1.mlit.go.jp/kowan/kowan_tk4_000054.html

■三菱重工業株式会社
ウェブサイト:https://www.mhi.com/jp/
オンラインマガジン:「SPECTRA」(日本語):https://spectra.mhi.com/jp
公式Twitter:@MHI_GroupJP

プレスリリース提供:PR TIMES

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