プレスリリース
妊娠・育児コミュニティ「ベビカム」での調査結果から
ベビカム株式会社(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:安西正育)は、「親の介護に関する意識調査」を2023年1月〜2023年2月に実施しました。
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介護が社会的な課題となっている現代において、今回の調査結果からわかったことは、子育て中のママたちの間でも親の介護に対する不安が根深いということです。しかし、実際に親と具体的な話をしているケースはごくわずかで、多くのママたちは介護の意識はあるものの、まだ準備段階に入っていないようです。このような状況から、ママたちに対して介護に関する情報を提供することが求められるでしょう。
『親の介護に関する意識調査』
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■ アンケート開催期間
2023年1月26日〜2023年2月18日
■ 調査方法
妊娠・育児サイト「ベビカム」にて募集し、Webフォームより回答
■ 回答数
137名
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以下に調査結果から、主な質問と結果をいくつか抜粋して報告します。
6割近くのママたちが、親の介護に対して不安を持っている
【Q】親の介護に対して、不安なことはありますか?
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6割近くのママたちが介護に対して不安を持っており、また、全体の約25%、四人に一人がとても不安であるということがわかりました。具体的にどんな不安かを聞いたところ、大きく以下のようにまとめられました。
1. 介護に関する不安
「介護は心身共に疲弊することだと思うので正直やりたくない。どのタイミングで介護が必要になるか予想出来ないので不安。」
「介助が必要になった時、誰が担うか、負担を分け合えるか、金銭面でも不安。」
「認知症になってしまった場合の心配、老人ホームに入れてもらえるのか、育児や仕事と両立できるか。」
2. 住まいに関する不安
「自分たちが引っ越すか親を呼び寄せるか迷う。また介護の費用負担(家のリフォーム)が心配。」
「義母との関係が悪く介護したくないが、近くにいるため引っ越したい、両親が離婚しており、別々の地域で介護が必要になるため、兄弟で協力すればよいかわからない。」
3. 距離に関する不安
「遠方に住んでいるためすぐに助けてあげられないこと、義両親が自宅介護になる可能性があるため不安。」
「遠方に住む義両親より、現段階で「施設に入ることは考えていない」と断言されているため、自宅介護になる可能性があることが非常に不安です。」
4. 経済的不安
「仕事やめて介護できないし、特別養護老人ホームとか入れるかわかんないし、お金も心配。」
「介護にかかるお金、自由がなくなること。」
5. その他の不安
「姉妹も不仲のため、連絡を取れないため介護に関して何をしたらいいかわからない。」
「自分にできるか心配、障害のある家族と同居しているためバリアフリーでない家に二人きり。」
「老人ホームが高いし、家に通うのも難しいため介護が困難。」
親の介護について、親と具体的に話をしているママはほんの 2.5%
【Q】親の介護について、親と話をしたことはありますか?
[画像3: https://prtimes.jp/i/7518/306/resize/d7518-306-ec0e365cb876585e0a0c-2.png ]
ママたちの6割が親の介護に不安を持っているものの、具体的な介護に関して親と話をしたことがあるママたちは、ほんの2.5%しかおらず、6割以上のママたちは介護について親と話をしたことがないという結果でした。介護の問題については、不安はあるものの、多くの家庭では、なかなか親とは話がしづらい状況だということがわかります。
介護の意識はあるが、まだ準備段階にないママたちが多い
【Q】親の介護に備えて、何か準備をしていることがあれば教えてください。
ママたちの回答から、自分の親の介護に対して、様々な種類の考えを持っているようですが、代表的な意見をもとに以下のようなことがわかりました。
「介護の仕事に高卒でつき、ある程度の教養は身につけた」というように、介護のプロフェッショナルとしての知識を持っているママもいれば、「特になにもできていない」「何もしていない」というママもいて、人によって様々です。
多くのママたちは親の介護用に貯金を意識しており、「親に部屋の整理や終活の準備を仕事が落ち着いたら進めていくように促している」「親は施設に入ることを希望しているので、施設に入るための資金を少しずつ貯めています」といったように、将来的な介護に備えた準備を進めているママも多いことがわかりました。
また、「痩せてほしい」「腰に負担がかかるのでなるべく自分の足で歩けるように運動してほしい」といったように、親の健康管理についてアドバイスをしているママもいます。
一方で、「特になし」といったように、今のところ介護に対する具体的な準備をしていないママも多くいることもわかりました。
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今後、子育て中のママたちが介護について考えることは、ますます増えていく中で、介護に関する情報収集や貯金など、準備をすることが重要です。しかし、何から始めたらいいかわからないママたちも多いため、介護に関する情報を提供することが求められることと思われます。
<参考資料>
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今回のアンケートの調査項目
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【フェイス項目】
性別・年齢・妊娠週数・子ども人数・末子年齢・居住地など
【Q】親の介護をしていますか?
◯介護をしていない ◯自分の親の介護をしている ◯パートナーの親の介護をしている◯自分の親とパートナーの親の両方の介護をしている◯その他
【Q】親の介護に対して、不安なことはありますか?
「少し不安」または「とても不安」をお選びの方は、不安なことの内容もお書きください。
◯まだ不安なことはない ◯少し不安◯とても不安
不安なこと( )
【Q】親の介護について、親と話をしたことはありますか?
◯話をしたことはない ◯少し話をしたことがある◯具体的に話をしたことがある
【Q】親の介護を考えなければならなくなるのは、自分の子ども(末子)が何歳くらいの時だと考えていますか?
◯ 0歳〜40歳まで1歳おきに指定
【Q】親の介護に備えて、何か準備をしていることがあれば教えてください。
( )
※今回の調査の詳しい結果データにご興味のある方は、下記お問合せ先よりご連絡ください。
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【ベビカム株式会社について】
1996年創立。
1998年、 妊娠・出産・育児の不安を楽しみに変えるためのコミュニティサイト「ベビカム」を開設。 現 在会員数は約35万人で日本最大級。コミュニティやブログサービスのほか、 専門家にも協力を得て、相談室や大百科的コンテンツ、 膨大な体験談などを提供。さらに、ユーザーのニーズに合った生活情報、 商品情報の提供や、セミナー・イベント等も行うとともに、自治体とも提携して、子育て中の女性の就業支援(WorkSmart)に関わる事業も展開している。
ベビカムでのリサーチの活動は、 キッズデザイン賞 審査委員長特別賞・社会貢献メディア賞を受賞しており、各分野の大手企業との商品開発やマーケティング等のコラボ活動も手がけている。
コロナ禍においては、いち早くオンラインでのベビカム両親学級を開催し、病院にもその仕組みを提供するとともに、ママたちがつながる毎日開催のオンラインライブお茶会「ベビカムMama Tea Break」などを継続展開中。
また、 本田技研工業のコミュニティ企画・運営をはじめ、 数多くの企業に向けて、 コミュニティの企画コンサルティング、 制作、 マーケティング、 運営サービス等も提供する。
ベビカム Webサイト( https://www.babycome.ne.jp )
ベビカムMama Tea Break ( https://www.babycome.ne.jp/mama_teabreak/ )
会社名: ベビカム株式会社
設立:1996年2月20日
資本金:8000万円
代表者: 代表取締役社長 安西正育
所在地: 東京都千代田区麹町2-10-3 エキスパートオフィス麹町3階
ホームページ: https://company.babycome.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
ベビカム株式会社 担当:山田妙子
TEL:03-4405-1938
E-Mail:bcpress@babycome.jp
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