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円頓寺商店街における産官学民連携のイノベーション創出のためのAIラボ設立

(PR TIMES) 2022年04月23日(土)20時40分配信 PR TIMES

〜地域のニーズ変容に対応したデータドリブンな商店街構築〜

 円頓寺商店街振興組合(以下、商店街組合、所在地:名古屋市西区、理事長:田尾 大介)、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院情報学研究科安田・遠藤・浦田研究室(以下、名古屋大学 安田・遠藤・浦田研究室、所在地:名古屋市千種区、浦田真由准教授)、西日本電信電話株式会社 東海支店(以下、NTT西日本、所在地:名古屋市中区、執行役員東海支店長:安部 真弘)、NECソリューションイノベータ株式会社(以下、NECソリューションイノベータ、所在地:東京都江東区、代表取締役:石井 力)は、円頓寺商店街にデータ取得環境の構築と「AIラボ」を設立し、地域ニーズの変容を的確に捉えた継続的な商店街の機能活性化を検証する共同研究を開始します。
1.背景
 円頓寺商店街(以下、本商店街)は、少子高齢化やコロナ禍で既存のお客様が減少する中、周辺地域のマンション開発により増加した新しい住民にも本商店街を利用してもらうためには、従来のアナログ的なアプローチからの脱却が課題でした。そこで、時代の移り変わりや地域ニーズの変容を的確にキャッチした商店街活性化等に向け、本商店街を運営・管理する商店街組合と、商店街の活性化やまちづくりについて研究する名古屋大学 安田・遠藤・浦田研究室、DX推進の各種ソリューション・ノウハウをもつNTT西日本、画像解析や人流分析の専門的な技術・ノウハウをもつNECソリューションイノベータの4社が連携し、デジタル技術の活用やデータ分析による商店街活性化等に向けた取組の検討をかねてより進めて参りました。
 そしてこの度、活動拠点およびイノベーション創出の場として「AIラボ」を本商店街に新たに設立し、本格的に取組を進めていくことになりました。

2.取組内容および連携イメージ
 全国の商店街の中でも先進的な取組として、AIカメラ、GPSデータにより人流・行動データや属性データ等を収集し、AIラボを活用して商店街内外の関係者(ベンチャー・スタートアップ企業含む)と意見を交わすことで、新規サービスや施策の検討、本商店街の店舗運営改善、販促活動の改善、空き店舗の有効活用等を実施します。※1

 1.データ取得環境の構築
 2.AIラボ開設
 3.共同研究事業立ち上げ
 4.ビジネスピッチコンテスト開催

<AIラボを活用した産官学連携イメージ>
[画像: https://prtimes.jp/i/32702/297/resize/d32702-297-f0da22da46347a922543-0.png ]


※1 本事業は、令和3年度 地域商業機能複合化推進事業(地域の持続的発展のための中小商業者等の機能活性化事業)の採択事業として経済産業省中小企業庁、中部経済産業局及び、名古屋市の支援を受け実施するものです
※2 LINKSPARK NAGOYA:NTT西日本が2020年10月6日に設立した共創ラボ
https://www.ntt-west.co.jp/news/2010/201006a.html

3.今後の展開について
 AIラボでの研究やイベントを通じて、データを活用することの有効性を商店街内外へ発信し、全国のモデル事業として商店街のデジタル化推進をめざします。また、5月上旬には、円頓寺商店街振興組合主催のピッチコンテストの公募を開始する予定です。(コンテスト開催は7月を予定)
 本商店街が名古屋市のまちづくり(スマートシティ等)におけるデータ活用に関する先導的な役割を担えるよう、名古屋市全体のまちづくりに貢献します。

プレスリリース提供:PR TIMES

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