プレスリリース
株式会社メニコンの子会社で、コンタクトレンズの製造・販売を行う株式会社アルファコーポレーション(本社:名古屋市東区泉一丁目8-16、代表取締役:鐘江正道)の100%出資の子会社、阿迩(无)医科技有限公司(以下略称アルファ(無錫))(住所:江蘇省無錫市新呉区、代表取締役:鐘江正道)は、2023年9月よりオルソケラトロジーレンズの生産を開始しましたことをお知らせいたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5623/294/5623-294-1f5fa8526f1071fac39feefa408cd457-3900x2925.jpg ]
中国国内で2011年に販売を開始した「アルファオルソK」は、これまで日本の伊那事業所(長野県上伊那郡)で製造し、中国に輸出してきました。アルファ(無錫)は、中国国内におけるオルソケラトロジーレンズ需要の堅調な高まりに対応し、アルファコーポレーション全体の生産量増加と納期短縮を目的とした新たな製造拠点として2020年11月に設立いたしました。
設立後、中国NMPA (国家薬品監督管理局)へ製造販売を申請し、2022年11月に現地生産製品の医療機器製造販売承認を取得しました。
その後、当初2024年の生産開始を目指して準備を進めておりましたが、堅調な需要を受けてこのたび計画を前倒しして生産を開始する運びとなりました。
アルファ(無錫)で製造したオルソケラトロジーレンズは2023年10月より順次中国国内への出荷を開始する予定です。
アルファ(無錫)での生産開始により、中国の医療機関や患者様に対して、これまでより多くの製品を安定的に供給できる体制が整うと共に、納期の大幅な短縮が期待できます。
近年、全世界的に近視人口が増加しており、2050年までに世界人口の約半数が近視になると推定されています。中国においても青少年の近視の発症・進行抑制は大きな課題となっております 1)。
メニコングループは、本年5月に販売を開始した『Menicon Z Night』と併せ、商品認知度を高める活動や販売チャネルの新規開拓等により、中国におけるオルソケラトロジーレンズの普及拡大を今後も進めてまいります。
1) Holden BA et al. Global Prevalence of Myopia and High Myopia and Temporal Trends from 2000 through 2050. Ophthalmology, 2016 123(5): 1036-42
■アルファコーポレーション https://www.alphacl.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES