プレスリリース
「長期の避難生活に必要となる日用品」や「思い出の品などのなくしたくない大切なもの」を専用ボックスで保管
寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)と日本郵便株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:衣川和秀)は両社のコアビジネスを生かした防災支援サービスとして、防災向け宅配型トランクルーム「防災ゆうストレージ」を共同企画しました。2022年2月1日(火)より本サービスの申込受付を開始いたします。
「防災ゆうストレージ」は、もしものときに避難所での生活で必要となる日用品を、あらかじめ「じぶん用支援物資」としてお預かりする防災に特化した保管サービスです。利用者は、避難先での生活が長期化した場合に自分や家族が普段の生活で必要な日用品を準備し、専用ボックスに梱包・発送します。お預かりしたボックスは、利用者の居住地域と異なる都道府県の硬質地盤*1な土地にある、耐震基準を満たした当社管理の倉庫で保管し、必要なときには「防災ゆうストレージ」のサイトから取り出し手続きを行っていただくことで、日本郵便のゆうパックで避難先などご希望の場所へお届けします*2。専用ボックスはポリプロピレン製で、避難先でテーブルや椅子などとしてもご活用いただけます。また本サービスでは、思い出のアルバムや手紙など、災害時になくしたくないもの、大切なものなどを安全な場所で長期保管する「大切なものエスケープ」もご提案しています。
なお本サービスは、東京大学大学院情報学環 特任教授・片田敏孝氏に、専用ボックスに同梱されるご利用ガイドブック内の保管品チェックリストは、特定非営利活動法人レスキューストックヤード 代表理事・栗田暢之氏に監修していただきました。両氏によると、災害時の避難生活に必要な物資は、公的機関によって準備されたとしても、最低限に過ぎず、また限られた時間の中で持ち運ぶ品は限られ、実際の避難生活では不足しがちであることから、長期化する場合に備え、自分や家族の普段の生活で必需品となっているものを考えることが大切だと言われています。
当社は、今後も「保管」という手段を軸に、より多くの方に満足いただけるサービスを目指してまいります。
*1 JISA1219に基づく標準貫入試験方法においてN値50
*2 配達可能地域、お届け日数等はゆうパック約款によります。災害の状況により、配達が遅れる場合や配達が困難となる場合があります
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【サービス概要】
名 称:防災ゆうストレージ
提供開始日:2022年2月1日(火)11:00
U R L:https://www.post.japanpost.jp/life/you_storage/introduction/index.html
ボックスサイズおよび費用
[画像2: https://prtimes.jp/i/14158/291/resize/d14158-291-4edbafe106be3c92bd98-1.jpg ]
■保管品チェックリスト【例】
特定非営利活動法人レスキューストックヤード代表理事・栗田暢之氏の監修による、ご自身やご家族にとって預けておくと良いものを検討するリスト(ご利用ガイドブック内に掲載)
保管目的および保管アイテム例(「保管品チェックリスト【例】」より抜粋)
‐ じぶん用支援物資:携帯電話充電器・タオル・サイズの合った着替え・予備の眼鏡やコンタクトレンズ・常備薬や使用済みのお薬手帳・歯ブラシ・ビニール袋・ブルーシート・毛布・女性向けの日用品・高齢者や子ども、アレルギーがある人向けの食料品など
‐ 大切なものエスケープ:アルバム・母子手帳・子どもの作った作品・レコード・書籍・フィギュアなど
■東京大学大学院情報学環 特任教授・片田敏孝氏のコメント
災害時の避難生活に必要な物資は、公的機関によって準備されたとしても、最低限に過ぎません。必要な物資を自分に届ける「防災ゆうストレージ」は、避難生活のストレスを軽減するユニークなサービスと感じます。災害時、限られた時間の中で持ち運ぶ品は限られ、実際の避難生活では不足しがち。我慢する生活は長期化すると精神的なストレスだけではなく、健康面の問題にもなってしまいます。万一の避難生活に備える「じぶん向け支援物資」は、ご家族みんなの安心につながると思います。加えてお勧めすることは、自分や家族にとってかけがえのない物、守りたい思い出の品々の避難「大切なものエスケープ」。万一の被災であっても、家族の命が守られ、心の拠り所が守られることは、生活再建の力強い支えになると思います。
■共同企画の経緯
日本郵便は、全国の配送ネットワークを持ち、災害時にも社会のインフラとして、いち早い復旧を目指し、地域の方々の暮らしを支えています。また、全国に所在する2万以上の郵便局では、地域に根差して日々の業務を行っており、その地域の特性を理解し、お客さま一人一人の暮らしのお悩みを解決しようとしています。
寺田倉庫は、1950年の創立以来、美術品、ワイン、映像・音楽メディアといった専門性の高いアイテムの保管やトランクルームなどのサービスを展開し、2012年からは長年の保管のノウハウとITを組み合わせたサービス「minikura」を提供してまいりました。minikuraは利用者がアイテムを箱に詰めて送るだけで、温湿度とセキュリティを完備した倉庫に保管され、WEBで必要なときに取り出せる「宅配型トランクルーム」です。この仕組みを「防災ゆうストレージ」にも活用しています。
近年、激甚災害に認定される災害が日本各地で発生し、防災への意識が高まる中、長引く避難生活を安心・安全に過ごす一助となるサービスを提供したいという思いから、両社で企画いたしました。
【日本郵便について】
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社 名:日本郵便株式会社
代表者:代表取締役社長 衣川和秀
所在地:〒100-8792 東京都千代田区大手町2-3-1
設 立:2007年10月
U R L :https://www.post.japanpost.jp
【寺田倉庫について】
[画像4: https://prtimes.jp/i/14158/291/resize/d14158-291-46086a18e1bd0c82736e-3.jpg ]
社 名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)
代表者:代表取締役社長 寺田航平
所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10
設 立:1950年10月
U R L : http://www.terrada.co.jp
【サービスに関するお問い合わせ先】
防災ゆうストレージ お客様窓口 E-MAIL:support@you-storage.jp
プレスリリース提供:PR TIMES