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10月24日(月) AndTech「異種接着・接合技術を中心とした自動車のマルチマテリアル化・軽量化・生産技術と信頼性向上」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定

(PR TIMES) 2022年10月04日(火)06時40分配信 PR TIMES

トヨタ自動車(株) 岩野 吉宏 氏、群馬大学 井上 雅博 氏、セメダイン(株) 矢野 慎吾 氏、(株)神戸製鋼所 鈴木 励一 氏にご講演をいただきます。

 株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せるマルチマテリアル化での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「自動車マルチマテリアル」講座を開講いたします。


種々の接合方法における界面形成メカニズムについて解説、基礎知識から、異種材接着用途への応用や開発動向等について紹介、実用的な異種材技術の特徴と課題、軽量化技術の企画・性能面での考え方とそれを支える生産技術について解説する。
本講座は、2022年10月24日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10725
[画像1: https://prtimes.jp/i/80053/279/resize/d80053-279-9e1a33dadd0d4128fc2a-3.jpg ]




Live配信・WEBセミナー講習会 概要


テーマ:異種接着・接合技術を中心とした自動車のマルチマテリアル化・軽量化・生産技術と信頼性向上
開催日時:10月24日(月) 11:00-17:15
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10725
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)



セミナー講習会内容構成


ープログラム・講師ー

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第1部 異種材料の接着、接合技術とそのメカニズム
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講師 群馬大学 大学院理工学府 准教授 博士(工学) 井上 雅博 氏


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第2部 マルチマテリアル接着技術 〜適材適所と応用事例〜
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講師 セメダイン(株) 技術部 開発グループ 研究第五チーム 矢野 慎吾 氏


∽∽───────────────────────∽∽
第3部 自動車の軽量化・マルチマテリアル化に向けた異種材接合技術の動向と課題
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講師 (株)神戸製鋼所 技術開発本部 ソリューション技術センター 研究首席 兼 専門部長 博士(工学) 鈴木 励一 氏


∽∽───────────────────────∽∽
第4部 自動車の軽量化・マルチマテリアル化の取り組みとその生産技術
∽∽───────────────────────∽∽
講師 トヨタ自動車(株) 先進技術統括部 エリア支援室 室長 岩野 吉宏 氏



本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題


接合界面の設計や解析を行う際に必要な界面現象のモデル化に関する学術的基礎を学ぶことができる。
接着剤による接合のための基礎知識、接着剤の選定方法および軽量化のための異種材接着方法
・実用化されている異種材接合の全体感把握。
・(a)溶接技術、(b)機械的締結技術、(c)接着技術のエッセンス
・構造用素材と各種接合技術の関係性、また長所だけでなく、短所について重点的に理解することが出来る。
・海外と日本の差異
製品化に向けた生産技術の方向性



本セミナーの受講形式


WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。



株式会社AndTechについて


[画像2: https://prtimes.jp/i/80053/279/resize/d80053-279-e2fec41857aebbecd2bf-1.jpg ]


化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
https://andtech.co.jp/



株式会社AndTech 技術講習会一覧


[画像3: https://prtimes.jp/i/80053/279/resize/d80053-279-72666fee05f27941eee6-4.jpg ]


一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminar_category/



株式会社AndTech 書籍一覧


[画像4: https://prtimes.jp/i/80053/279/resize/d80053-279-a69c669d485af2b0ed09-0.jpg ]


選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
https://andtech.co.jp/books/



株式会社AndTech コンサルティングサービス


[画像5: https://prtimes.jp/i/80053/279/resize/d80053-279-fdeced6a479a79bb49a0-2.jpg ]


経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business_consulting/



本件に関するお問い合わせ


株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)



下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)


第1部 異種材料の接着、接合技術とそのメカニズム

【講演主旨】
異種材料接合技術を議論する場合、界面での結合状態を理解することが重要です。実際の接着界面近傍の化学的状態は複雑であるため、支配的な因子の特徴を掴んだ見通しの良いモデル化を行うことが必要となります。本講演では、金属/有機高分子間の接着界面のモデル化に重点を置き、種々の接合方法における界面形成メカニズムについて解説します。

【プログラム】
1.最新の異種材料の接着・接合技術を理解するために
1.1 微細接合技術の研究の全体像
1.2 界面相互作用の3つのレベル
1.3 接着強度を決める諸因子

2.有機高分子系接着剤を用いた接着
2.1 濡れ性を理解するための物理モデル
2.2 van der Waals力や水素結合とは何か?
2.3 van der Waals力や水素結合形成に基づく接着理論
2.4 拡張Fowks式と酸・塩基説〜実は同じ現象を別の視点からモデル化したもの〜
2.5 接着界面の強度特性はいつ生み出されるか?
2.6 カップリング剤〜相溶性と化学反応性の2つの考え方〜
2.7 分子接着技術への展開

3.有機高分子/有機高分子間の接着・溶着
3.1 有機高分子/有機高分子界面での拡散現象〜界面層の形成〜
3.2 ポリマーアロイの熱力学

4.金属/有機界面形成に関する先端技術
4.1 表面活性化接合
4.2 ナノスケール・インターロッキングとナノアンカー効果

5.まとめ
【質疑応答】

第2部 マルチマテリアル接着技術 〜適材適所と応用事例〜

【講演主旨】
カーボンニュートラルの実現に向け、CO2削減が求められる中、輸送機器等の軽量化に向けたマルチマテリアル化が進んでいる。マルチマテリアル化の取組においては、異種材料の接合が課題となる中で、接着技術が注目されている。
本セミナーでは接着メカニズム、使用方法、主な接着剤種とその適用事例といった基本から、異種材接着用途への応用や開発動向等について紹介する。

【プログラム】
1.接着剤の基礎知識
1-1 接着とそのメカニズム
1-2 接着剤の種類と適切な接着剤の選択、接着前処理方法
1-3 接着剤の耐久性と劣化要因
1-4 種々接合方法との比較、メリット・デメリット
1-5 溶接、機械接合から接着接合への代替または両接合併用事例の紹介
2.マルチマテリアル化のための接着事例
2-1 異種材接着の課題
2-2 被着材の濡れ性、SP値について
2-3 被着材の線膨張係数差への対応
3.マルチマテリアル化に応用可能な接着技術の最新動向
3-1 エポキシ樹脂による変成シリコーン樹脂系弾性接着剤のハイブリッド化
3-2 エポキシ樹脂/変成シリコーン樹脂系弾性接着剤の性能および採用実績
3-3 異種材構造用接着剤への適用検討
4.まとめ

【質疑応答】

第3部 自動車の軽量化・マルチマテリアル化に向けた異種材接合技術の動向と課題


【講演主旨】
自動車の軽量化に有効な素材として、超高張力鋼板やアルミニウム合金、さらにはCFRPの採用が期待されている。これらはいずれも難接合性素材であり、さらにそれらを組み合わせるとなると、異種材接合は非常な重要な技術ポイントとなる。既に欧米においては異種材接合技術の普及期に入って日が経つが、翻って日本はこれからである。異種材接合を知ることは溶接、機械的締結、接着の3分野を比較することに等しい。実用的な異種材技術の特徴と課題を解説する。


【プログラム】
1.接合法の分類
1-1 冶金的接合法-溶接
1-2 機械的接合法-締結
1-3 化学的接合法-接着

2.異種材接合の一般的問題

3.異種材接合法のメカニズム的分類
3-1 異種金属接合可否
3-2 異種材接合のメカニズムと強度の関係
3-3 主な異種材接合法一覧
3-4 主な異種材接合法用ロボットシステム一覧

4.自動車における異種材接合法の種類・特徴と要点
4-1 機械的接合法
・ボルト・ナット
・SPR(Self Piercing Riveting)
・FDS(Flow Drill Screw)
・Mechanical clinch 等
4-2 機械的接合+溶接法
・REW(Resistance Element Welding)
・FEW(Friction Element Welding)
・EASW(Element Arc Spot Welding) 等
4-3 接着
・接着剤の価値と効果

5.欧・米・中で実用化されている自動車の異種材接合法の実績

6.従来異種材接合法の課題
6-1 性能、適用範囲
6-2 コスト
6-3 電食対策

7.今後の展望

【質疑応答】


第4部 自動車の軽量化・マルチマテリアル化の取り組みとその生産技術

【講演主旨】
カーボンニュートラルにより、CO2削減が車両走行だけでなく車両製造時にまで、求められる範囲が拡大されている。車両軽量化を量産車で実現することはC02排出量削減の為に重要であり、運動性能の向上にも寄与する。トヨタでは、低コスト・高生産性が期待できるCarbon-Sheet Molding Compound(C-SMC)をバックドアインナー(Prius PHV)・サイドドアインナー(LC)・ラゲージドアインナー(LC)に採用し、Prius PHVにおいてはアルミドア比(意匠樹脂部品含む)で40%の軽量化を実現した。
1台あたり200kgの軽量化を実現した場合、2050年頃にはグローバルで年間約300万トンのCO2排出削減が可能という調査があり、自動車の軽量化は大きなテーマになっている。しかし現状では、CFRPなどの炭素繊維の製造時CO2排出量が他材料に比べて多く、カーボンニュートラルの面では課題も残されている。
本セミナーでは燃費に大きく寄与する軽量化技術の必要性を再確認しつつ、企画・性能面での考え方とそれを支える生産技術について解説する。

【プログラム】
1.INTRODUCTION
1-1.開発日程&車両コンセプト(PRIUS PHV&LEXUS LC)
1-2.PRIUS PHV バックドアのマルチマテリアル化の狙い
1-3.LEXUS LC ドア&ラゲージドアのマルチマテリアル化の狙い

2.BODY ENGINEERING
2-1.CFRP開発動向
2-2.マルチマテリアルボデー構造
・ドア
・バックドア
・ラゲージドア
2-3.マルチマテリアル化による効果
・軽量化
・部品統合
・後方視界
・NVH(騒音・振動・ハーシュネス)

3.PRODUCTION ENGINEERING
3-1.ボデー工程における生産技術のポイント
・SPR(セルフピアスリベット)接合
・接着
3-2.成形工程における生産技術のポイント
・C-SMC(Carbon-Sheet Molding Compound)

4.SUMMARY
4-1.軽量化・マルチマテリアル化に向けた今後の取り組み
・部品展開
・軽量化材料
・Co2削減
4-2.今後の課題(多種少量生産)

【質疑応答】


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上



プレスリリース提供:PR TIMES

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