プレスリリース
〜「明治日本の産業革命遺産」を舞台とした書き下ろし小説を、本日より「note」で無料公開〜
コミュニケーション変革をクリエイティブで実現する株式会社アマナ(本社:東京都品川区、代表取締役社長 兼 グループCEO 進藤博信、以下「アマナ」)は、「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会と共に、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の魅力を発信する年間プロジェクトを推進しています。
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同協議会とアマナは、2015年の世界遺産登録からまもなく迎える10周年に向け、プロジェクト2年目となる今年も「価値の多層化」をコンセプトに複数の施策を実施しています。その1つとして立ち上がった、「明治日本の産業革命遺産ミステリー小説プロジェクト」は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」と、人気ミステリー作家のコラボプロジェクトで、構成資産(※注1)を舞台としたミステリー小説を複数の作家が紡いでいくものです。
今年2月に公開された第1回(※注2)に続き、今回は新進気鋭のミステリー小説作家である新川帆立氏、七尾与史氏、芦沢央氏、相沢沙呼氏とのコラボレーションが決定しました。
4名の作家が「明治日本の産業革命遺産」を舞台にしたミステリー小説を執筆、メディアプラットフォーム「note」にて無料公開します。舞台は、新川帆立氏が官営八幡製鐵所 旧本事務所(福岡県北九州市)、七尾与史氏が遠賀川水源地ポンプ室(福岡県中間市) 、芦沢央氏が松下村塾ほか(山口県萩市)、相沢沙呼氏が橋野鉄鉱山(岩手県釜石市)をそれぞれ担当。
現地を訪れて取材をもとに創作された物語は、実際の遺産群の様子や地元民の暮らしがリアルに表現されています。これらの小説を通して、新たな魅力発見の機会を創出すると共に、全国のミステリー好きへ遺産の認知拡大を目指します。
注1:構成資産とは、「いろいろな資産=宝物(たからもの)を世界遺産(せかいいさん)にふさわしい共通の価値(かち)でまとめているもの」のことで、世界遺産の価値を具体的に証明するものとして選ばれた文化財のこと。
注2:第1回「明治日本の産業革命遺産ミステリー小説プロジェクト」については、以下をご参照ください。
https://amana.jp/news/detail_685.html
作家情報
▼新川帆立(しんかわ・ほたて)
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1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年『元彼の遺言状』でデビュー。他の著作に『倒産続きの彼女』『剣持麗子のワンナイト推理』(以上、宝島社)、『競争の番人』シリーズ(講談社)、『先祖探偵』(角川春樹事務所)、『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』(集英社)などがある。最新作は『縁切り上等! 離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル』(新潮社)。
▼七尾与史(ななお・よし)
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1969(昭和44)年、静岡県浜松市生れ。2009(平成21 )年『このミステリーがすごい!』大賞に応募した「死亡フラグが立ちました!」 が最終選考に残り、2010年7月に隠し玉(編集部推薦)として同作で作家デビュー 。 ほかに「ドS刑事」シリーズ、『偶然屋』など著書多数。
▼芦沢央(あしざわ・よう)
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1984年東京都生まれ。千葉大学卒。2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビュー。18年『火のないところに煙は』で静岡書店大賞、22年『神の悪手』で第34回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞、23年『夜の道標』で第76回日本推理作家協会賞を受賞。他の著作に『許されようとは思いません』『僕の神さま』『汚れた手をそこで拭かない』などがある。
▼相沢沙呼(あいざわ・さこ)
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1983年、埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2020年『medium霊媒探偵城塚翡翠』で第20回本格ミステリ大賞を受賞。
プロジェクト概要
公開期間 2023年9月29日より順次公開
公開場所 メディアプラットフォーム「note」
「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会公式アカウント
https://note.com/officialjmir
対象資産 官営八幡製鐵所|旧本事務所、修繕工場、旧鍛冶工場(福岡県北九州市)、遠賀川水源地ポンプ室(福岡県中間市) 、萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡・大板山たたら製鉄遺跡・萩城下町・松下村塾(山口県萩市)、橋野鉄鉱山(岩手県釜石市)
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アマナがサポートする「明治日本の産業革命遺産」魅力発信プロジェクトについて
アマナグループでは、全国の地方自治体の地域活性をサポートするための専任チームを組織化し、さまざまな魅力発信事業に参画しています。プロモーションの企画をはじめ、共感性の高いビジュアル表現のコンサルティングや制作のサポートなど、コミュニケーションデザインによるパートナー活動を展開しています。今回のフォトコンテストをはじめとする今回のプロジェクトも、そうした取り組みのひとつとして、地域活性専任チームがリードするものです。
「明治日本の産業革命遺産」について
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は2015年7月に世界文化遺産に登録されました。8県11市に点在する23の構成資産が、1つの世界遺産として普遍的価値を有しています。明治以降の日本の近代化において重要な役割を果たした産業遺産群であり、 19世紀後半から20世紀初頭にかけてわずか50年余りの短期間で産業化を成し遂げた、世界でも類を見ないプロセスを物語るものです。
明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会について
世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の管理保全及び理解増進・情報発信を推進するための組織。8県11市で構成(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、山口県、岩手県、静岡県、北九州市、大牟田市、中間市、佐賀市、長崎市、荒尾市、宇城市、鹿児島市、萩市、釜石市、伊豆の国市)
問合わせ先:「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会事務局(鹿児島県世界文化遺産室)
info@photocon-jmir.com
株式会社アマナについて
1979年に広告写真の制作会社として設立。その後、スチールや動画 (TVCM、WEB 動画等)、CG(レタッチ、3DCG、アパレル CG)といったビジュアル制作をプロデュースし、提供する国内最大規模の制作会社へと事業を拡大しました。2004年に東証マザーズ(現グロース市場)に株式公開。現在は、豊富なクリエイティブ資源や年間 15,000 件にのぼる案件で培ったナレッジを活用しながら、クライアント企業の価値が伝わり・人々を動かすコミュニケーション変革をクリエイティブで実現することに取り組んでいます。さらに、アマナが独自に開発した商材(ソリューション)を組み合わせることで、企業のコミュニケーション施策や DX(デジタルトランスフォーメーション)推進をサポートするなど、クライアントと共に企業の価値を高めるプロジェクトを数多く手掛けています。
プレスリリース提供:PR TIMES