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認定NPO法人フローレンス

地方版「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」推進事業にて山形市と連携 市民のすべての方を対象とするLINE相談「つながりよりそいチャット」を開設

(PR TIMES) 2023年02月16日(木)20時15分配信 PR TIMES

このたび、認定NPO法人フローレンスは、山形市が内閣官房より採択された地方版「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」推進事業(※)の一環として、山形市を実施主体とするLINE公式アカウント「つながりよりそいチャット」を2023年2月16日〜2月27日の期間限定で開設・運営します。
子育て家庭に限らない、市民のすべての方を対象とするデジタルソーシャルワーク事業を運営するのは、弊会として初めてとなります。
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[表1: https://prtimes.jp/data/corp/28029/table/268_1_96fd8c03d3f5758c118f34a47e8c29d2.jpg ]




今回の取り組み「つながりよりそいチャット」概要


[表2: https://prtimes.jp/data/corp/28029/table/268_2_c2d599c7728c17d250be2d52ea6b40f8.jpg ]



今回、フローレンスは山形市内にお住まい・お勤め・通学の孤独・孤立を感じているすべての方に対して、LINE公式アカウント「つながりよりそいチャット」上で相談を受けつけ、オンラインでよりそいながら、必要な情報提供・支援へつなげる「デジタルソーシャルワーク」を実践します。

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また、山形市とフローレンスでの情報共有にはサイボウズ株式会社の「kintone」を導入し、迅速な連携体制を構築すると同時に、必要に応じて、山形市の孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム「山形市つながりよりそうプラットフォーム」に参加する他の支援機関・団体とも連携し、地域の支援へつないでいきます。




デジタルソーシャルワークとは


現在の日本の福祉サービスは、行政の窓口での申請など、特定の場所まで行かないと支援を受けられないことが多く、支援を受けることができるようになるまでに数多くの物理的・心理的なハードルが存在しています。
フローレンスは、この課題に対して、食品を届けながら見守り、必要な支援につないでいく「こども宅食」事業を2017年に立ち上げ、その全国普及活動を通じて、こちらから出向いて支援を届ける「アウトリーチ」を推進してきました。

一方、「こども宅食」の全国普及を進める中で、社会資源の地域格差という課題に直面しました。これを乗り越えるためには「こども宅食」のようなリアルでのアウトリーチだけでなく、デジタルも活用した地域を超えた仕組みが必要と考え、新たに「デジタルソーシャルワーク」事業を2021年に立ち上げました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/28029/268/resize/d28029-268-a7845a30336f79f58e8c-4.png ]


デジタルソーシャルワークとは、単発の相談対応が主なLINE相談とは異なり、オンラインでつながった後、継続的に相談員からも声をかけ、ゆるやかに雑談・相談を受けながら、自然な流れで情報提供・支援へつないでいく、新しい支援のかたちです。必要に応じて、リアルの社会資源とも積極的に連携し、デジタルとリアルで連携した個別の支援計画をたて、ハイブリッドでの伴走型支援を提供するのが特徴です。
具体的には2021年8月より、独自事業として「おやこよりそいチャット」サービスを神戸市で提供開始。現在は、全国からリモートで参画する有資格者の相談員(デジタルソーシャルワーカー)が、全国6,000家庭以上とつながっています(2023年1月時点)。




フローレンスと山形市の取り組み


フローレンスは、2022年4月から、山形市より支援対象児童等見守り強化事業を受託し、山形市社会福祉協議会等と連携して、山形市在住の子育て世帯に対して、デジタルソーシャルワークを実践する「おやこよりそいチャットやまがた」を運営しています。
現在、登録者数は1,069名(2023年1月末時点)、月間約200件(2023年1月時点)の相談に対応しています。
山形市と山形市内の支援者間での情報共有にはサイボウズ株式会社の「kintone」を導入し、迅速に連携できる体制を構築しています。開設から1年で、ヤングケアラー、生活に困窮するご家庭、お子さんの発達でお悩みのご家庭など、さまざまなご家庭によりそい、必要な支援につなげながら、継続したフォローをしています。

今回、「つながりよりそいチャット」の開設により、子育て世帯だけでなく山形市内のすべての方にデジタルソーシャルワークを提供できることになります。




今後の取り組みについて


デジタルソーシャルワークへの取り組みは、引き続き、利用者や地域のニーズに応じて、他地域での展開も検討していきたいと考えています。モデル事業の立ち上げなどにご関心のある自治体関係者様からの連携のご相談は随時、受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。




認定NPO法人フローレンスについて


[画像6: https://prtimes.jp/i/28029/268/resize/d28029-268-360961f61760548da1bd-5.jpg ]

認定NPO法人フローレンスは、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現に向け活動する、国内最大規模の認定NPO法人です。

病児保育事業、認可保育園事業、障害児保育事業などを運営するほか、子どもの虐待や貧困問題等、国内の親子領域の課題を解決するため、各種支援事業や政策提言活動、ソーシャルアクションを推進しています。

2017年に経済的な困難を抱える世帯に食品を配送してアウトリーチを行う官民連携プロジェクト「こども宅食」を東京都文京区で開始。現在は一般社団法人こども宅食応援団とともに、「こども宅食」モデルを日本全国に普及させるための活動も展開しています。

2021年にはオンラインで継続的に声をかけ、ゆるやかに雑談・相談を受けながら情報提供・支援へつなぐ新しい支援モデル「デジタルソーシャルワーク」を実践する「おやこよりそいチャット」を神戸市から始動。社会福祉士等の有資格者が全国からフルリモートで参画し、全国6,000以上のご家庭とつながり、よりそいながら、支援につないでいます。

コーポレートサイトURL: https://florence.or.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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