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株式会社エス・エム・エス

【介護で働く人のためのスクール「カイゴジョブアカデミー」データ分析調査】介護スクール受講者データから読み解く新型コロナ禍の就業への影響

(PR TIMES) 2021年12月14日(火)19時45分配信 PR TIMES

講座申し込み数は約1.2倍に。前職が「接客・サービス」「事務職・管理職」「販売」などの人が増加〜異業種から介護業界へ人材が入職、希望就業形態の意識にも変化〜

株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証一部、以下「当社」)は、運営する介護で働く人のためのスクール「カイゴジョブアカデミー」(URL:https://kaigojob-academy.com/)の講座申し込み者と卒業生を対象とした新型コロナウイルスの影響に関するデータ調査を実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13298/258/resize/d13298-258-96721aef019306dedaa4-0.png ]


【調査概要】
▼調査結果(1)
・調査対象者:カイゴジョブアカデミー講座申し込み者(n=14,700)
・比較期間:2019年4月〜2020年3月と、2020年4月〜2021年3月のデータを比較(※1)
▼調査結果(2)〜(4)
・調査対象者:申し込み者のうち講座を受講し卒業後、介護業界へ就業した者(n=1,839)
・比較期間:(3)と(4)については、2019年4月〜2020年3月と、2020年4月〜2021年3月を比較。就業時に取得したデータを比較
※1:2020年4月〜5月の期間、カイゴジョブアカデミーの講座は休講。

【調査結果の詳細】
(1)講座申し込み者数
前年同期比で約1.2倍
2019年4月〜2020年3月と、2020年4月〜2021年3月を比較したところ、講座申し込み者数は、約1.2倍となった。

(2)講座申し込み時の就業状況
2020年4月に発出された第一回目の緊急事態宣言(※2)の前後約4か月間、「離職中」の人の講座申し込みが増加傾向
講座を受講後に介護業界へ就業した人の、講座申し込み時点の就業状況を確認したところ、2020年3月から6月までの約4か月の間、「離職中の人」の講座申し込みが「何らかの仕事に就いている人」より増える傾向となった。
※2:第一回目緊急事態宣言は、2020年4月7日から2020年5月25日にかけて発出
[画像2: https://prtimes.jp/i/13298/258/resize/d13298-258-2f160468726e7eabc556-1.jpg ]


(3)希望就業形態
「常勤」が減り、「非常勤」「こだわらない」が増加
講座を受講後に介護業界へ就業した人へ、講座申し込み時に、介護職として就業する際の希望就業形態についてどう考えていたか、「常勤」「非常勤」「こだわらない」の3択で質問した。結果、前年同期比で「常勤」が減り、「非常勤」と「こだわらない」が増加しており、「常勤」の人の就業形態の意識に変化が生じた可能性がある。

(4)介護業界入職前の就業業界
前職が「事務職・管理職」「接客・サービス」「営業」「販売」の人が増加傾向
講座を受講後に介護業界へ就業した人の前職の業界について比較した結果、「事務職・管理職」「接客・サービス」「営業」「販売(スーパー、コンビニエンスストア)」の人について増加傾向がみられた。
[画像3: https://prtimes.jp/i/13298/258/resize/d13298-258-78b4811ac3c6c2c8fdb2-2.jpg ]

※「新型コロナ禍影響の実態調査」に関する記事はこちら
URL:https://kaigojob-academy.com/event/2021analysis/

【調査結果についてカイゴジョブアカデミー担当者の見解】
新型コロナウイルスの影響により、業績が悪化した異業界から介護業界へ入職する方が増えました。また幅広い年代の方々が受講している実態もあります。介護業界は雇用の安定性が高く、将来的に就職・転職で困ることが少ない業界です。
一方で介護業界から人々が離職してしまう理由の一つに、職場の育成環境が整っていないことが挙げられます。しかし、就業前にあらかじめ資格を取得することで、受講生の方々は、介護についての基本的な知識や考え方、問題解決の方法を得ることができます。またスクールで職場以外の相談相手を作ることも可能となります。これらにより、受講生の就業後の不安解消や、介護業界での仕事の満足度向上につなげることができ、結果として離職防止につながります。
介護業界での就業を目指す無資格の方は、介護の基礎知識を得てから現場に出られるほか、介護仲間の横のつながりもできるため、介護業界での就業のスムーズさを考えると、初任者研修などの資格を取得してから就業することがおすすめです。
当アカデミーでは、資格取得の支援を通じて、介護業界へのスムーズな就業や定着をサポートしています。

【カイゴジョブアカデミー卒業生の声】
■介護業界への入職理由
・父が認知症で入院していたことや、前職で障がいがあるスタッフと関わっていく中で、高齢者介護や障がい福祉の仕事がしたいと考えるようになったため。(50代・女性・ビルメンテナンス業界からの入職)
・将来性のある環境だから。(40代・男性・アパレル/保険の下請け事務からの入職)
・介護職は、利用者の近くにいる存在として、生活を支えている点が魅力に感じました。自分自身がやりたいことに近かったため、介護職に就業しようと思いました。(30代・女性・接客業からの入職)
・学生の頃に体験で特養に行き、「ありがとう」と言って貰えたから。(20代・男性・運送業からの入職)

■資格を取得してから就業して良かったこと
・現在就業している施設ではフラットシーツを使用しているため、外三角折りを習っていて役に立ちました。オムツ交換もまだ時間はかかりますが、実習通りに行なうと左右対称に仕上げることができます。(50代・女性・ビルメンテナンス業界からの入職)
・カイゴジョブアカデミーの授業を通じて、介護職の基礎知識を身に着けることができました。トイレ介助やベッドからの移乗介助など、利用者の体に触れ、間違いがあると転倒や怪我のリスクにつながるようなことも、「なぜそうするのか」という仕組みを学ぶことができたため、実際に就職して業務に取り組む中で、利用者に最善の方法で介護をすることができていると感じています。(30代・女性・介護業界で就業中に取得)
・多少異なることもありますが、断然良かったです。スキルももちろんですが、介護する上での考え方を知って業務に取り組むのは全然違う。(40代・男性・アパレル/保険の下請け事務からの入職)
・学校で習ったことが、仕事する中で「これ習った、これ習った」と沢山出てくる。(50代・男性・IT/広告業界からの入職)
・勉強をして、知識が少しでもあったおかげで、根拠を考えながら介助にはいることができ、認知症の症状も理解して利用者と接することができました。(30代・女性・接客業からの入職)

■介護業界で働いてみて感じたこと
・毎日何かしら変化が起こるため忙しくはありますが、マンネリ感がなくやり甲斐があります。(50代・女性・ビルメンテナンス業界からの入職)
・きつい・汚い・臭い「3K」と言われるが、自分の場合それでやめたいと思ったことは一度もない。(40代・男性・アパレル/保険の下請け事務からの入職)
・就業前は大変な仕事だと思っていたが、想像していたより本当に大変な仕事だと実感しています。ですが、その分「ありがとう」と直接感謝を伝えてもらえる点や、利用者と関わっていく中でその人の変化や自立の維持や向上に携わることができ、やり甲斐を感じます。(30代・女性・接客業からの入職)
・3Kと言われているけれど、良い意味での3Kを見つけることができた(感動、感激、感謝)。(20代・男性・運送業からの入職)

【「カイゴジョブアカデミー」について】
介護業界未経験の方でも、最短約1ヶ月で介護の知識と技術を習得可能。介護職員初任者研修や実務者研修などの資格取得から就職まで、キャリア形成を幅広くサポートします。
・開始:2015年10月
・拠点数:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県内で20校展開(2021年9月現在)
・取り扱い資格数:介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士など6種
URL:https://kaigojob-academy.com/

【「カイゴジョブアカデミー」関係のお問い合わせ】
カイゴジョブアカデミー総合受付
電話:0120-90-1144

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤 夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:22億8,100万円(2021年3月31日現在)
従業員数:連結3,001人、単体1,949人(2021年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:https://www.bm-sms.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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