プレスリリース
三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 葛西 洋一)は、同社が運営するファンド(三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合)より、心臓リハビリ治療用アプリ等の開発を行う株式会社CaTeに対し、第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。
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株式会社CaTeについて
CaTe社は、心疾患を患う方が通院せずに、自宅で心臓リハビリテーション(以下、心臓リハビリ)を行うことができる心臓リハビリ治療用アプリ等の開発を行う医療機器開発スタートアップです。
心臓リハビリは心疾患患者の再入院率・死亡率減少に有効な効果があると知られており、心疾患患者は週3回程度心臓リハビリを継続することが推奨されております。しかしながら、心臓リハビリを実施できる医療機関が限られていることや患者が継続的に通院する負担等を理由に、心臓リハビリの普及は進んでいないのが現状です。CaTe社が開発するアプリは心臓リハビリの運動療法だけではなく、日々のバイタルデータの共有、生活習慣・食事管理などの行動変容を促す機能も搭載されており、患者様が通院せずに心臓リハビリに参加することを可能とし、心臓リハビリの普及に寄与することが期待されます。
CaTe社は2023年5月より本開発に関する心臓リハビリ医療機器プログラムの医師主導試験を行っております。
出資背景
心疾患の患者様にとって、心臓リハビリの継続は再入院を防ぐために重要ですが、通院負担等を理由に継続できない患者様も存在します。CaTe社が開発するアプリは、安全かつ有効な心臓リハビリを時間や場所を気にせず実施できることを目指しており、患者様が継続して通院する負担を軽減することができると考えております。
循環器内科医でもある寺嶋代表を中心に、高い専門性と熱い想いを持ったCaTe社のチームであれば本事業を成功に導き多くの患者様の力になると確信し出資させていただきました。
CaTe社の事業成長に向け、MUFGのネットワークを最大限に活用し、全力で支援してまいります。
【株式会社CaTe 概要】
会社名:株式会社CaTe
所在地:東京都文京区本郷5-25-13スカイビジョンビル5F
代表者:代表取締役 寺嶋一裕
設 立 :2020年3月18日
事業内容:心臓リハビリ治療用アプリ等の開発
U R L :https://cate.co.jp/
【三菱UFJキャピタル株式会社について】
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三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。
ライフサイエンス分野においては、2017年2月の1号ファンド以降、「三菱UFJライフサイエンス4号ファンド」(200億円)を含め計500億円と継続的にファンドを設立しています。ライフサイエンスに特化した民間ファンドの運営としては国内最大規模であり、創薬、再生医療、医療機器(デジタルヘルスを含む)などのベンチャー企業を対象に最長約12年間の期間で投資を行っています。バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。
◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 葛西 洋一
設 立:1974年8月1日
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
U R L :https://www.mucap.co.jp/
◆三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合について
投資対象:創薬、創薬基盤、再生医療、医療機器などを中心としたライフサイエンス分野
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設 立:2023年3月28日
ファンド総額:200億円
プレスリリース提供:PR TIMES