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株式会社イトーキ

【新製品】天然素材が生み出す造形美、サステナブルなビッグテーブル「silta(シルタ)」新発売

(PR TIMES) 2021年12月08日(水)17時15分配信 PR TIMES

森林総合研究所・東京大学大学院農学生命科学研究科との共同研究成果に裏付けられた新商品

株式会社イトーキ(本社:東京都中央区 社長:平井嘉朗)は、木の温もりが実感できる新素材を活用した大型テーブル「silta(シルタ)」を12月6日に発売しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/32317/257/resize/d32317-257-6ecc3c12e452ea9140a0-0.png ]

イトーキでは2010年代から国産材活用の取り組みとして「Econifa(※)」ブランドを展開しており、全国の森林、林業関係者とともに国産材を活用したオフィス家具の可能性を追求してきました。コロナ禍で働き方が多様化するなか、オフィスもまた、効率重視からワーカーの心身のコンディションやライフスタイルに目を向けるWell-being志向へと変化し始めています。イトーキではこれまでに培ってきた知見をもとに「木が人に与える効果」に着目し、オフィス内で自然と人が集まりコミュニケーションを誘発するシンボリックなアイテムとして「silta(シルタ)」を開発しました。

※Econifaとは
日本の国土の約7割を占める森林の木を洗練されたデザインテンプレートに適用して活用し、もりによるCO2吸収量の増加と、まちでの木材利用によるCO2固定量の増加に貢献し、木材による上質な循環型社会の実現を目指します。
https://www.itoki.jp/solution/eco/econifa/


「木が直接手や肌に触れるテーブルは集中しやすい」

[画像2: https://prtimes.jp/i/32317/257/resize/d32317-257-701179137d3e8a0322be-1.jpg ]

イトーキでは、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所および東京大学大学院農学生命科学研究科との共同研究により、オフィスにおける木製家具がオフィスワーカーに与える効果の実証実験を行いました。
実験では、実際のオフィス空間で、クリ厚突単板・木目メラミン・白色メラミンと材質の異なる3 種の大型天板テーブルを使用。それぞれの天板使用時におけるワーカーの集中力や発想力、生理・心理面に及ぼす影響について科学的に検証しました。実証データからはクリ厚突単板テーブルを使用した際が最も集中力・発想力が向上し、ストレスや不安感が抑えられることが判明し、オフィス空間における木製家具の使用がオフィスワーカーに良い効果をもたらすという結果が得られました。
「silta(シルタ)」は、この結果をもとにイトーキが独自に新開発した本物の木の温かみを感じられる素材を使い、木の効果を最大限に活かしたテーブルとして誕生しました。

〜独自のネットワークで実現する安定供給と地域貢献〜
木材料の供給は必ずしも安定的とは言えない側面を持っていますが、「silta(シルタ)」では東北地方の森林産地、木材市場、木材加工、研究機関の皆さまと協働することにより、継続的で高品質な材料の循環を実現しています。価格・品質ともに安心してお使いいただくことで地域と消費者を繋ぎ、資源を循環させることに役立てていきます。またより量産に近い形での国産材活用に貢献することでカーボンニュートラルの促進に寄与します。

※ 本実証実験は林野庁令和2 年度内装木質化等促進のための環境整備に向けた取組支援事業内装木質化等の効果実証事業にて実施した結果です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/32317/257/resize/d32317-257-aa345260341e4b427b07-4.png ]


【主な特徴】
■新開発、第3の天然木表面材「厚突単板」
重厚感を感じられる50mmの天板には、通常用いられる突板の10倍の厚さの国産のクリ材を採用しました。従来の天然素材のテーブル天板では、無垢材か突板貼りの選択肢しかありませんでした。当社新開発の「厚突単板」では、繊細に貼り合わされた3mm厚の天然木素材を用いることで、より無垢材に近い風合いや、木の温かみが十分感じられる厚さでありながらも加工しやすいという特長を実現し、従来の素材の欠点を克服しています。

[画像4: https://prtimes.jp/i/32317/257/resize/d32317-257-3ae1e358fa8dfd0ec6eb-5.jpg ]


■二つとして同じものはない「ライブエッジ」
エッジには国産のクリの原木から切り出した耳と言われる部分をそのまま使用。従来はチップにされてしまうことが多い丸太の外周部分を「ライブエッジ」として意匠に活かしています。二つとして同じ形のない迫力あるテーブルは、まさにオフィスのシンボルとして異彩を放つ存在感を演出します。

■無垢材には真似できない構造と「橋」をモチーフにした美しいデザイン
無垢材は木の魅力を100%感じられる素材ではあるものの、ビッグテーブルに用いるには幅、奥行きともに大きく、精度・耐久性に難があるとされてきました。この弱点を補うべく、当社固有のオフィス家具設計技術を結集し、ロングスパンで中間脚やビームを必要としない(6m幅まで)構造を開発しました。これによりスッキリした造形が実現し、オフィスのシンボルにふさわしいデザインを施すことが可能になりました。また、スチール製の脚は「橋」をモチーフにしており、強度と美しさを兼ね備えます。雄大に陸と陸を繋げる橋梁をイメージした意匠は、そこで働く人々が橋を渡ってつながっていくことを表現しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/32317/257/resize/d32317-257-c9d2a3911d51f867089c-2.jpg ]



【製品概要】

製品名 Silta(シルタ)
価格 オープン価格
仕様 天 板:厚突単板、メラミン5色
   脚 :スチール塗装仕上
   机上コンセント:スチール塗装仕上
製品URL https://www.itoki.jp/products/table/silta/


【イトーキのワークプレイス事業について】
株式会社イトーキは、 1890年の創業以来、 ミッションステートメントに『明日の「働く」を、 デザインする。 』を掲げ、 オフィス家具、 物流機器、 ICT・映像音響機器、 建材内装設備など幅広いラインアップでさまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしてきました。 コロナショック以降は働く空間全体を「働く環境」と捉え、 ワーカーが"集合して働く"環境づくりのための製品・サービスのほか、 在宅ワークや家庭学習のための家庭用家具などの"分散して働く"環境を支える商品、 さらに企業の働き方戦略や働く環境整備のためのサーベイやコンサルティングサービスなどトータルで提供することで、 あらゆる空間における「働く環境」づくりを支援しています。

【本リリースへのお問い合わせ先】
株式会社イトーキ 商品開発本部 皆内 TEL 03-6204-2343



プレスリリース提供:PR TIMES

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