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【DAC】ポストクッキー時代の1stパーティデータ活用基盤「WISE Transformer」を提供開始

(PR TIMES) 2022年04月22日(金)22時40分配信 PR TIMES

〜次世代を見据えた広告効果計測・サイト解析環境整備をサポート〜

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 執行役員CEO兼CCO 田中雄三、以下 DAC)は、ポストクッキー時代の広告効果計測・サイト解析を可能とする1st パーティデータ活用基盤「WISE Transformer」の提供を開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17676/245/resize/d17676-245-6cb1ea3feadc2f23aed1-0.png ]

近年、インターネット上におけるユーザープライバシー保護の需要が高まるにつれ、ユーザーのデータ収集やその利用に関しては、世界各国で、法律による規制や、ブラウザやデバイスにおける技術的な制約が拡大しています。特に、Apple社ではITP(※1)によりWebブラウザ「Safari」でのクッキー利用を制限しているほか、Google™もWebブラウザ「Google Chrome™」での3rdパーティクッキーを廃止する見込みとなっているなど(※2)、従来ターゲティング広告や広告効果計測に広く用いられてきたクッキーに対する規制が進んでおり、今後のデジタルマーケティングにおいて、クッキーの代替技術やその活用方法の開発が企業の重要な課題となっています。この課題解決のため、ポストクッキー時代の広告計測基盤として開発したのが「WISE Transformer」です。


■「WISE Transformer」概要
「WISE Transformer」は、Google™のタグ管理ツールGoogleタグマネージャーのサーバーサイドコンテナ™(※3)の利用により、サーバー内で1st パーティ データを活用・管理ができる、1st パーティデータ活用基盤です。ITPの影響を回避できると同時に、ユーザーのプライバシー保護と、企業の効果的なデジタルマーケティング活動の両立を実現します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17676/245/resize/d17676-245-9cd61f6701faf2dd69b5-1.png ]

●コンバージョン計測の精度向上
サーバー内で取得した1st パーティ データは、Google広告™やFacebook広告等の広告効果計測用のデータとして連携することが可能です。ITPの影響でコンバージョンとしてカウントできていなかったデータも各媒体へ送信でき、コンバージョン計測の精度向上が見込まれます。

●Googleの各種プラットフォームとのシームレスな連携
「WISE Transformer」は、Google Cloud™を基に開発しているため、すでにGoogleの各種プラットフォームを利用されている企業にとって導入がスムーズです。また、Googleの次世代サイト解析ツール「Google アナリティクス 4 プロパティ™」を利用する基盤であるため、従来のGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス™)を利用中、もしくはサーバーサイドコンテナ™を利用した広告効果計測を検討中の企業が、「WISE Transformer」を導入した場合、「Google アナリティクス 4 プロパティ™」の導入と、サーバーサイドコンテナ™を利用した広告効果計測を同時に実現することができます。

●高い汎用性によるコスト削減
「WISE Transformer」は現時点で、Google広告™やFacebook、Google アナリティクス 4 プロパティ™に対応済みです。今後も随時、他の媒体やツールと連携していく予定であるため、「WISE Transformer」に基盤を一本化することにより、広告媒体・ツールごとに対応する場合と比べ、工数や費用の削減が可能です。

●データプライバシー対策もサポート
WISE Transformerを導入するにあたり、必要に応じてデータプライバシーコンサルティングサービスを提供いたします。データプライバシー対策のエキスパートが、技術的な課題解決のみならず、法規制の面における対策もサポートいたします。


DACでは「WISE Transformer」の機能拡張を進めており、広告効果計測やサイト解析の結果を企業が保有する1st パーティ データと統合し、マーケティングKPIを予測するための機械学習モデルの構築機能も持たせるなど、将来的にはCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)としての活用も想定しています。

今後もこのようなポストクッキー対応ソリューションを「WISE」シリーズとして開発、提供していくことにより、メディアDXとマーケティングDXの両輪で、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援していきます。


※Google、Googleタグマネージャー、GTMサーバーサイドコンテナ、Google Chrome、Google Cloud、Googleアナリティクス、ユニバーサルアナリティクス、Googleアナリティクス4、Google 広告 は Google LLCの商標です。
(※1)
Intelligent Tracking Prevention。プライバシーの保護を目的として、AppleがWeb ブラウザー「Safari」に搭載しているトラッキング抑止機能。Webサイトを横断したトラッキングなどを抑止するため、インターネット広告のターゲティングや効果測定が制限される。
(※2)
2021年11月2日 DAC ADTECH BLOG:「いま話題!トラッキング規制の正体とは 〜プライバシー保護に向けたAppleとGoogleの取り組み〜」 https://solutions.dac.co.jp/blog/dataregulation_4
(※3)
GTMサーバーサイドコンテナ:広告やサイト解析用のタグの処理を、Webブラウザ上ではなく、サーバー側で処理をするソリューション。
以  上


<会社概要>
■ デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社  https://www.dac.co.jp/
DACは、インターネット広告黎明期である1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、市場形成と業界成長を牽引してまいりました。
現在は、デジタルを軸とした広告・マーケティングビジネスを国内外で展開しています。コンサルテーションからプランニング、広告枠の仕入れ・販売、運用、結果解析までのトータル支援、メディアの特性を活かしたクリエイティブ制作、豊富なデータと高度なテクノロジーを掛け合わせたソリューション開発・提供や、グローバルなプロモーション支援などを行っています。
今後もDACは、"Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。" というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。

代表者  : 代表取締役社長 執行役員CEO兼CCO(Chief Compliance Officer) 田中 雄三
本社所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
設立   : 1996年12月
事業内容 : メディアサービス事業、ソリューションサービス事業、オペレーションサービス事業


本件についてのお問い合わせ先
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
戦略統括本部広報担当 E-mail:ir_inf@dac.co.jp

当社プレスリリース掲載先
https://www.dac.co.jp/press/2022/20220419_WISETransformer



プレスリリース提供:PR TIMES

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