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社会変革に挑む「社会起業塾イニシアティブ」2024年 採択メンバー8団体が決定!

(PR TIMES) 2024年09月10日(火)13時15分配信 PR TIMES

156名の社会起業家を輩出!23期目がスタート!


NPO法人ETIC.(エティック、東京都渋谷区)は、2002年より「社会起業塾イニシアティブ(以下、社会起業塾)」を運営し、社会課題解決や価値創造に取り組む起業家の創業支援をしています。この度、約1ヶ月間にわたる選考プログラムを経て、今年度の本科プログラムに参加する8団体を決定しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12113/236/12113-236-db2a09b08b0296bbb9b6bd1ab41afe48-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


社会起業塾イニシアティブ WEBサイト:https://kigyojuku.etic.or.jp/


SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みやESG投資への関心の高まり、また、若者層を中心とした社会的意義を求める価値観の変化から、社会課題解決に取り組む起業家たちの動きも活発化しています。
社会起業塾は2002年にNECとの協働でスタートし、社会課題の解決に対し、社会の仕組みそのものの変革や、より良い社会を実現していくスタートアップ期の社会起業家の挑戦をサポートしてきました。

2024年度の採択起業家は、これから事業を本格的に進める方から、すでに事業を開始しているものの、改めて戦略を描こうとしている方まで、様々なフェーズの8名です。
また、貧困や差別への取り組み、地域の居場所作り、海洋ごみ問題の解決、性暴力被害者の支援、多文化共生、音楽を通したメンタルケア、教育といった、あらゆる領域の社会課題に挑む起業家が採択されました。

これから約半年間にわたるプログラム期間で、思いを事業計画に落とし込み、仮説検証を通じて事業を磨いていきます。起業家は学びと実践との往復を通じて、事業の仮説をブラッシュアップしていきます。起業家たちの成長の第一歩、そして今後の社会起業塾の取り組みにぜひご注目ください。随時、取材も受け付けております。

2024年度の採択起業家一覧 
【NEC社会起業塾】

◎北橋玲実 / 株式会社Estlaughtive https://remackerel.online/Estlaughtive
事業:心理分析によるAI音楽メンタルケアアプリsoundefine
何気なくテレビやスマホからいつも耳に入ってくる音楽ですが、元々は医療の代替として使われてきた存在。あまりにも日常に溶け込んだがゆえに「活用」どころか「耳の疲労」の原因にすらなってしまっている音楽の価値を活かすために、心理分析に基づいて一人一人の嗜好・心境に合わせて最適な音楽を提案するアプリ[soundefine]を開発しています。身近な音楽の活用とともにストレス・不安・自己不信を改善し、あらゆる人がその人の可能性や能力に向き合い、経済的にも豊かであたたかな社会を創っていくことを目指しています。

◎ 武田勇 / オヤシル株式会社 https://oyashiru.com/
事業:自分も家族も大切にできる老後を。「オヤシルインタビュー」
オヤシルインタビューというサービスで家族の老後の備えを支援しています。高齢化で家族介護者(ケアラー)は増加しますが、親子で備えているのは1割です。備えなく、いざ命の危機が迫ったとき、自らの意思で決めたり他者に伝えたりできる方は3割。つまり、備えがないと、本人・家族に負担や後悔の残る老後となるリスクが高まります。私達は家族間での老後の備えの話しづらさを解消すべく、子の代わりに親御様のこれまでの大切な出来事とともに、介護や終末期の意向を深く伺い、記録し、ご家族に共有するアプローチに尽力しています。


【特別メンバー】

◎ 卜田素代香 / 一般社団法人THYME https://thyme.buzz/
事業:性暴力被害者支援情報プラットフォームTHYME
THYMEは性暴力被害からの回復過程で必要な支援情報や、社会の側の課題を、当事者視点で発信するWEBサイトです。
性暴力の防止や告発、センセーショナルな被害内容は注目されても、被害の「その後」をどう生きていくかという情報は世の中で浸透していません。
トラウマに関する心理教育・セルフケアプログラムを通して当事者に自己効力感を取り戻し、その人が回復の過程で重ねる選択をサポートします。
性暴力被害に遭ったらその先"終わり"ではなく、それぞれが必要なサポートを受けてその後を生きていける社会を目指しています。

◎ 沖野 昇平 / in the Rye株式会社 https://in-the-rye.co.jp/
事業:子どもたちが世界中の人と対話する平和開発教育プログラム
「世界に興味はあるけど、周りに外国の人は誰もいない」。これは学びに積極的な子どもたちから共通して聞いた言葉です。世間では”グローバル”や”SDGs”という言葉が大きな声で叫ばれていますが、日本人の約半数が「多様性と普段は関わりがない」と自信がないという調査報告があります(法務省,2023)。
In the Rye株式会社は、子どもたちが世界中の人とリアルな対話を重ねることによって、グローバルな世界で自分が今からできることを探究する平和開発教育プログラム”ミーツ・ザ・ワールド”を提供しています。

◎ 甲斐 隆之 / 合同会社Renovate Japan https://www.renovatejapan.com/
事業:人も空き家も地域社会もタテナオシ
弊社のタテナオシ事業では、まだ収益化される前の改修中の空き家等物件を活用し、失業やDV被害等により一時保護が必要な方を、他の相談窓口と連携して先に完成した個室へと受け入れ、残りの改修の補助作業(素人でも参入しやすい表層リフォームが中心)を時給制の柔軟なアルバイトとして提供しながら、改修期間中に次の就職先や支援制度等へ繋ぐ支援をしています。改修後の物件は、賃貸や宿泊等の形で収益化し、自立性の高いソーシャルビジネスとして経営しています。

◎ 倉嶋 香菜子 / 株式会社ママのHOTステーション mamahot.jp
事業:地域がつながるHOTな拠点「ママのHOTステーション」
「ママは地域の戦力になる」というコンセプトのもと、超高齢者社会を見据えた多世代交流型ママ応援事業を実施しています。現在は0-1歳児のママ達が気軽に集まることのできる居場所を出張スタイルで開催しながら、ママのネットワーク構築に力を入れています。また、地域高齢者にも気軽に参加していただき、赤ちゃんと触れ合ってくださる方々を「baby cheerベビチア(赤ちゃん応援隊)」と呼び、世代や地域の垣根をなくした交流も行っています。ママ世代、高齢者世代それぞれが「地域に応援されている」と実感できるような社会を目指します。

◎ 土井 佑太 / Marine Sweeper https://marinesweeper.jp/
事業:海底ゴミアップサイクル事業
海洋ゴミは、全世界共通課題ですが、釣りとダイビングマリンレジャー産業を通して海洋ゴミの削減を実現します。
それは、斜陽である国内の釣り産業(海外は成長産業)を活性化させ、関連の海業(水産漁業及びマリンレジャー)へのプラスの相乗効果を産みます。海洋ゴミの減少はブルーカーボン(藻場)の増加に密接な関係があり、優秀な藻場エリアの海底ゴミ面積を減らした分は藻場面積の増加となります。海底に堆積したゴミを利活用するビジネスによって、海底ゴミの減少とそれによる水産資源の増加が加速する社会を実現をします。

◎ 山家ヤスエ / 特定非営利活動法人希望の光 https://npokibounohikari.com/index.html
事業:外国ルーツの子どもを誰も取り残さない教育支援事業
NPO希望の光は、ブラジルにルーツを持つ子どもたちの学ぶ権利や学びへのアクセスを保障するために、さまざまな活動を展開しています。約30年前に設立され、愛知県豊田市でブラジル学校「エスコーラ・ネクター」を開校・運営し、既存の教育システムでは支援が届かない子どもたちを対象にしています。また、進学支援プログラムやアフタースクールなど、子どもたちの多様なニーズに応えるための取り組みも行っています。目指すのは、誰も取り残されない多文化共生社会の実現です。

※それぞれ50音順

社会起業塾イニシアティブとは
創業期の社会起業家に特化した起業家育成・伴走支援プログラムで、今年で23年目を迎えました。
プログラム中は事業を作るだけではなく、ブレないミッションと、課題の本質に向き合う粘り強さを備えるため、志や姿勢、経営者としてのあり方や事業の進め方についても皆で向き合っていきます。企業やメンターなどのさまざまなステークホルダーとともに、社会課題が解決されるネットワークづくり・エコシステムの成長を目指しています。

現在、社会起業塾は趣旨に賛同し、目的を共有した複数のパートナー企業および協力団体によって支えられています。参画企業はスポンサーとして起業家を支援しながら、社員との接点づくりや多様な社内リソースとの連携を目指します。22年間、156名の社会起業家を輩出する中で、起業家と企業が互いの境界を越えて貢献し合う文化を育んできました。パートナー企業と卒塾起業家との協働事例も生まれています。

オフィシャル・パートナー/日本電気株式会社
プログラム・パートナー /株式会社電通         
協力/IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]  

社会起業塾イニシアティブ WEBサイト:https://kigyojuku.etic.or.jp/

2024年度 今後のプログラムスケジュール
【本科プログラム】
・9月19日(木)〜20日(金)・9月24日(火)・10月2日(水) キックオフセッション
・10月〜12月 実践期間
・12月10日(火)〜11日(水)レビューセッション
・12月〜2月 実践期間
・3月3日(月)・3月10日(月) ファイナルセッション

〈キックオフ合宿のご案内〉
9/19〜20・12/10〜11・3月10日は対面での研修を予定しております。
取材のご検討をお願いいたします。

・日時:9月19日(木)10時〜9月20日(金)16時まで
・開催場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(小田急線参宮橋駅徒歩7分)
・合宿概要:メンターによるメンタリング、事業計画プレゼンテーション等

NPO法人ETIC.とは 
Move Forward. ETIC. 行動を起こす人に伴走し、つなぎ、ともに「新しい社会」をつくる。
ETIC.は、社会の未来をつくる人を育む認定NPO法人です。次世代の起業家型リーダーの育成と社会へのイノベーション創出を通して、実践型インターンシップや起業家支援プログラム、先輩起業家や事業パートナーと繋がるコミュニティ、キャリアに関する情報発信などの機会提供を行っています。1993年の創業以来、プログラムへの参加を通して、1800人以上が起業するなど、こうした機会を通じて、アントレプレナーシップ(起業家精神)に溢れる人材がより多く育まれるよう企業・行政・NPOといった多様なセクターを巻き込みながら、挑戦したい人を支える仕組みづくりを続けていきます。
https://www.etic.or.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

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