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株式会社Mizkan Holdings

ミツカングループ、クラーク高等学院と取り組み実施

(PR TIMES) 2023年01月19日(木)16時15分配信 PR TIMES

〜味ぽん(R)ファンを5000万人に増やすアイデアを高校生が検討〜

ミツカングループ(愛知県半田市、以下ミツカン)と、学校法人 創志学園 クラーク記念国際高等学校連携校専修学校クラーク高等学院 名古屋校(愛知県名古屋市、以下クラーク高等学院)は、2022年5月〜2023年1月まで、「味ぽんの新価値創造」をテーマに、クラーク高等学院のカリキュラムの1つである「総合・プロジェクト学習 商品開発プロジェクト」の授業に、ともに取り組みました。
本取り組みでは、クラーク高等学院の生徒に対して、ミツカンが考える味ぽんの課題を共有し、ミッションを提示。クラーク高等学院の生徒に、課題解決のアイデアを検討していただきました。生徒63名全12班がアイデアを考え、2022年12月20日(火)、クラーク高等学院にて最終発表会が開催されました。
■ミツカンが考える味ぽんの未来
味ぽんは1964年に誕生し、半世紀以上、多くの方々に愛され、成長を続けてきました。次の50年も多くの方々に「味ぽん“が”いい」と選んでいただくためには、現在のぽん酢市場の中で競争しているだけでは、味ぽんは大きな成長は見込めません。若い世代からも「自分のブランド」として親しみを感じ、自ら選んでもらえるブランドになる必要があります。「味ぽん“で”いい」ではなく、「味ぽん“が”いい」と思っていただき、味ぽんブランドへの愛着の高いファンを増やしていくことで、Life Time Value(ライフタイムバリュー:顧客生涯価値)※1の向上を図ることが課題であるとミツカンは考えていました。
※1・・・一人の顧客から生涯にわたって得られる利益のこと。

■意外な組み合わせ!? 「味ぽんと高校生」
そこで2022年、ミツカンは、食品の枠を超えた話題や体験でZ世代とタッチポイントを増やし、味ぽんを好きになってもらう「しあわせ、ぽん!」プロジェクトを開始しました。クラーク高等学院に授業のお声がけをいただいたことをきっかけに、味ぽんの新しい価値を創出していくため、味ぽんのメイン購買層ではない「高校生」(クラーク高等学院の生徒)に、味ぽんのファンを増やすためのアイデアを考えていただくことになりました。ミツカンは、既存の枠にとらわれず、「味ぽんと○○」という、今までになかった意外性のある組み合わせで、新しい価値の創出に次々と取り組んでいます。

■斬新なアイデアが続々と!
<ミツカンからクラーク高等学院の生徒へ出したミッション>
「ミツカン未来ビジョン宣言」に共感し、「味ぽんファン」になってくれる生活者を5000万人にするためには、「味ぽん」はどのようなことに取り組むべきか?
<ミッションに対するアイデア(一部)>
・粉末タイプの味ぽん「粉ぽん」を発売する。粉末タイプなので、液体(ビン入り)よりも軽くてコンパクト。どこでも味ぽんを楽しむことができる。お湯で溶かしたらスープにできる。冷蔵保管の必要性がなく、使い切りやすく、食品ロスを減らすことができる。(第3班)
・味ぽんの誕生日である11月10日を「味ぽんデー」にし、伝統文化である山車と味ぽんを絡めたお祭りを開く。(第7班)
・料理をしない人をターゲットに、味ぽんを使用した、健康志向の冷凍食品を販売する。(第10班)

■本取り組みの様子

[画像1: https://prtimes.jp/i/65533/231/resize/d65533-231-5b44f05d04b43b6d3703-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/65533/231/resize/d65533-231-751e69117a72624e9ff9-1.png ]

■本取り組みを通じて・・・
<株式会社Mizkanマーケティング本部調味料企画1部調味料企画1課 主任 野口真輔のコメント>
ミッションに対して、ファンの定義からアイデア出しまで一生懸命に取り組むクラーク高等学院の生徒のみなさんに多くの熱量をいただきました。最終発表で出てきた12個の提案は全て斬新で面白く、今後商品化を進めたいものもあり、高校生のやわらかい発想から刺激をもらえたと感じています。
今の高校生が働いて家庭を持つであろう10年後も、味ぽんが今まで以上に愛されるよう、今度は我々がお客様の暮らしをより良くするために、熱量を持って取り組んでいきたいと思いました。
<専修学校クラーク高等学院 名古屋校>
伊藤さん(男性、1年生)のコメント
授業時間以外で、学校に残って作業したり、休みの日にそれぞれの家から班員とオンラインで繋いで作業をしたりしました。いくつもの案を出しては、再度考え直し、生み出したアイデアをメンバーと最終的なプレゼンテーションにまで作り上げることができたときの感動は言葉では表せませんでした。
みんなでプレゼンテーションを作り上げる過程で、チームワークの大切さを学びました。初めのうちにしっかりと役割分担をして、それぞれがその役割をしっかりこなす。これができたから僕たちのチームは最優秀賞を取ることができたのだと感じています。
今回の経験は、僕たちにとっては貴重で新鮮な体験で、実際は大変でしたが、苦しむどころかむしろ楽しんで取り組むことができました。とてもいい経験ができてよかったなと思います。
中島さん(男性、1年生)のコメント
今回の課題をみんなと解決するにあたって、課題を解決するための発案の難しさを知りました。ファンの定義から考え始め、実現可能か、生活者のニーズにあっているか、SDGsに対応しているかなどの様々な観点を考えながら、聞く側にインパクトを与えることができる案を考え出すのはとても難しく、とても一人では出来なかったと思います。
私はパワーポイントの制作を担当しましたが、イメージ画像やアニメーションなどを取り入れ、分かりやすく、かつ記憶に残りやすいよう心がけました。今回のプロジェクト学習を通して、将来就職したときに役立つであろうスキルをたくさん学ぶことができて、とても楽しく、ためになりました。

■「ミツカングループ」について
ミツカングループは、1804年の創業以来、219年にわたって、お寿司や鍋料理など、常に新たな食の提案を続けてまいりました。2004年にグループビジョンスローガン「やがて、いのちに変わるもの。」を掲げ、2018年には10年先の未来への約束として「ミツカン未来ビジョン宣言」を策定しました。「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」「未来を支えるガバナンス」の3つのビジョンを掲げています。
今後も、「ミツカン未来ビジョン宣言」の実現に向け、多くのステークホルダーの皆様とともに、「生活共創価値」を築くことができる取り組みを推進してまいります。詳しくは、下記をご覧ください。
https://www.mizkanholdings.com/ja/

■「専修学校クラーク高等学院名古屋校【連携先】クラーク記念国際高等学校」について
一人ひとりの「夢・挑戦・達成」を応援するクラーク記念国際高校と、一人ひとりの「好き」をどんどん深化させるクラーク高等学院の2つの学校が連携し、新しい時代の新しい教育を展開しています。特化型コース授業では「自ら考え、学ぶ力」を身につけ、仲間と協働して答えのない課題に取り組む授業では、自分の考えを仲間と話し合い、お互いに尊重しあいながら協力して学習しています。生徒一人ひとりの夢の実現に向けて日々、取り組んでいます。
詳しくは、下記をご覧ください。
https://clark.ed.jp/campus/aichi-nagoya/



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