プレスリリース
【銀座 蔦屋書店】韓国出身の“移民者”ラッパー Moment Joonと韓国・ソウル生まれのシンガー・ソングライター イ・ランによる初の対談。12月15日(水)オンラインにて開催。
あらゆる問題に直面するなかで、真に多様で互いを尊重した社会を築き、共生していくには?
銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZASIX 6F)にて、初の著書『日本移民日記』を刊行した韓国出身の “移民者”ラッパー Moment Joonと、新作エッセイ『話し足りなかった日』を刊行した韓国・ソウル生まれのシンガー・ソングライター イ・ランによる、初の対談をオンラインで開催します。申し込みは11月24日(水)10:30〜より受付。
[画像1: https://prtimes.jp/i/58854/229/resize/d58854-229-ed2892449ea014980304-4.jpg ]
概要
韓国出身、大阪在住の「移民」ラッパーとして、ヒップホップのみならず、近年は文筆にまで活動の幅を広げるMoment Joon。待望にして初の著作となる新刊『日本移民日記』では、日本で生きる10年の経験をもとに、「自分であることを誇る」ための思索や心情を、葛藤を交えながら率直に書き記しました。
イ・ランは、日本と韓国を行き来しながら、音楽、小説、コミック、映像など多分野で話題作を発表しつづけるアーティスト。今年10月には、アーティストの労働とお金、フェミニズム、友との別れ、コロナ禍の挑戦など、日々の出来事と心の動きを丁寧に書きつづった著書『話し足りなかった日』を発売。
二人の著書の刊行を記念し、大阪とソウルをつないだオンライントークイベントを開催します。
『日本移民日記』と『話し足りなかった日』は、書かれている内容や、活動している分野は違っていても、真摯で率直な言葉でつづられており、どこか似通っています。それは鋭い思索と観察眼で切り取られ、浮かび上がってくるものが、畢竟、私たちが生きている時代そのものであるからかもしれません。
今回のオンライントークイベントでは、例えば「歌詞(韓国語/日本語)」「労働/創作」「国籍」「フェミニズム」など、それぞれの著作に出てくるキーワードを起点に、お二人の対話をうかがいたいと思います。そこで見えてくる日本の光景からは、これから私たちがどんな社会を築き、どのように共生していくかを考えるヒントが生まれるかもしれません。
時代を映す冴えた表現をつくりつづけるアーティスト二人による、初の対談です。どうぞお楽しみに。
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/23475-1253361118.html
『日本移民日記』
[画像2: https://prtimes.jp/i/58854/229/resize/d58854-229-27c544cee37d427832ce-2.jpg ]
韓国出身の移民として生きる経験に根ざし、日本語表現の新たな地平を切り開くラッパー、MOMENT JOON。
日本のヒップホップ、「外人」であること、差別語、詩人・金時鐘との出会いなど、日々の経験と思索から見える日本社会の風景を、鋭く率直な言葉で綴る。硬直した社会にくさびを打ち込む、待望にして初の著作。(岩波書店HPより)
著|MOMENT JOON
仕様|四六判・並製・カバー/装画=芦野公平 装丁=川名潤
定価|1,700円+税
発行|岩波書店
発売日|2021年11月26日
『話し足りなかった日』
[画像3: https://prtimes.jp/i/58854/229/resize/d58854-229-4d24ac59e59c4bf96395-3.jpg ]
お金、労働、フェミニズム、コロナ禍……。
韓国大衆音楽大賞授賞式でトロフィーを売った話から、創作の舞台裏、金銭事情、#MeToo運動、友との別れ、荒波の日々。「芸術製造業者」と自称し、「ほんとうにそうすべきだろうか?」と問う。
あらゆる境界線を消して、ひたすら話し、ひたすら歌い、記憶していくイ・ランの物語。
著|イ・ラン
翻訳|オ・ヨンア
仕様|四六判
定価|1,800円+税
発行|リトルモア
発売日|2021年10月6日
登壇者プロフィール
Moment Joon モーメント・ジューン
ラッパー。ソウル特別市出身、大阪府池田市井口堂在住。移民である自身の経験に根ざした唯一無二の表現を追求し、2020年のファーストアルバム『Passport & Garcon』では、日本社会における排外主義の興隆や差別意識の蔓延、同調圧力、シニシズムといったものを怒りや不安とともに突きつけ、その上で「君が居るから日本は美しい」と歌って大きな反響を呼んだ。執筆の分野でも『文藝』(河出書房新社)に自身の徴兵体験をもとにした小説「三代 兵役、逃亡、夢」を発表するなど、多方面に活躍している。
イ・ラン( Lang Lee)
1986年韓国ソウル生まれ。ミュージシャン、エッセイスト、作家、イラストレーター、映像作家。16歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、韓国芸術総合学校で映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。音楽アルバムに『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』『オオカミが現れた』(国内盤はスウィート・ドリームス・プレスより)。著書に『悲しくてかっこいい人』(呉永雅訳)、『私が30代になった』(中村友紀/廣川毅訳)、『アヒル命名会議』(斎藤真理子訳)など。
イベント詳細
Moment Joon(ラッパー)×イ・ラン(シンガー・ソングライター) オンライントーク
開催日時|2021年12月15日(水)20:00開始(21:30終了予定)
開催形式|ZOOMでのオンライントークイベント
※本イベントにご予約された方へ、視聴用のURLをお送りします。
参加条件|チケットをwebにて購入(4種類のうちいずれか)
1)『日本移民日記』込みイベント参加チケット 3,500円(税、送料込)
2)『話し足りなかった日』込みイベント参加チケット 3,500円(税、送料込)
3)『日本移民日記』+『話し足りなかった日』込みイベント参加チケット 5,450円(税、送料込)
4)イベント参加チケット単体 1,500円(税込)
※書籍は事前ご配送となります。12月12日以降、順次発送いたします。
※お申込み状況によりイベント当日までにお届けできない場合がございます。
申込受付期間|2021年11月24日(水)10:30〜12月15日(水)12:00
※書籍付きイベント参加券のお申込みは、12月11日(土)23:55までとなります。
お申込みページ|https://store.tsite.jp/ginza/event/art/23450-1101511117.html (受付開始時刻にて公開)
主催|銀座 蔦屋書店
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内) /info.ginza@ccc.co.jp
※開催日時は変更になる場合もございます。その際は当店公式ツイッターにてお知らせをいたします
銀座 蔦屋書店
[画像4: https://prtimes.jp/i/58854/229/resize/d58854-229-3fbfc304abd971ffe836-0.jpg ]
本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。
住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
電話番号|03-3575-7755
営業時間|店舗ホームページをご確認ください。
ホームページ| https://store.tsite.jp/ginza/
Facebook|https://www.facebook.com/GINZA.TSUTAYABOOKS/?ref=bookmarks
Twitter|https://twitter.com/GINZA_TSUTAYA
Instagram|https://www.instagram.com/ginza_tsutayabooks/
CCCアートラボ
私たちは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中でアートに関する事業を行う企画集団です。「アートがある生活の提案」を通じてアートを身近にし、誰かの人生をよりハッピーにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、専門的なアプローチで企画提案を行います。
https://www.ccc-artlab.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES