プレスリリース
〜親と子どもが笑顔になる“居場所づくり”を目指す〜
大正大学(学長:高橋秀裕、所在地:東京都豊島区)心理社会学部 臨床心理学科3年の大畠花帆さんが、2023年5月5日(金)に『養源寺子ども食堂』を開設します。
この取り組みは本学の「人材育成奨学金(※)」を活用して大畠さんが始めた自主活動で、教職員は一切関わらず、学生が一からすべて自分の力で準備や運営をおこないます。
「親と子どもが笑顔になる子育てサロン」と題し、親が子育ての悩みを相談できる居場所づくりを目指しており、東京都文京区千駄木にある養源寺の一角を飲食スペースとしてお弁当を提供します。
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大畠さんは、奨学金をお弁当や調理器具購入などの運営資金として活用。お弁当の提供は5月5日(金)を初回として、その後も1、2か月に1回の頻度で継続予定です。季節を感じる食材をお弁当に盛り込んだり、こどもの日や七夕、クリスマスなどの季節に合わせたイベントも同時におこないます。
地域連携や地域貢献を目指し、自主的に活動に取り組む学生への取材をお待ちしています。
養源寺子ども食堂HP:https://fuwapeach7.wixsite.com/my-site
※人材育成奨学金…学部2年〜4年生、大学院2年〜3年生のうち、学業成績及び人物ともに優秀な者で修学意欲があり、将来に期待できる者を対象として上限20万円を補助する奨学金。
【ポイント】
奨学金制度を生かしながら地域連携や地域貢献を目指した本学学生による自主的な取り組みです
子どもの孤食防止や親が子育ての悩みを相談できる居場所づくりを目的としています
会場や協力団体についても学生が自ら交渉して準備・運営します
【協力】
養源寺、文京区社会福祉協議会、ピザトースト&カフェもんてびあんこ
【背景】
大畠さんは公認心理師資格取得という目標を持ち、大正大学に入学。2年次にはボランティアとして様々な子ども食堂へ何度も訪問をおこない、その際に気づいた良い点や改善点をもとに自分でも子ども食堂を開設したいという希望を持ちました。本学の共通科目「学融合ゼミナール」で習得した地域連携及び地域貢献の観点を取り入れながら、本学の奨学金制度を活用して『養源寺子ども食堂』を開設するための活動を自主的に始めました。大畠さんのアルバイト先で出会った養源寺の関係者がこの熱意を感じ、お寺の一角を提供。『養源寺子ども食堂』の開設に至りました。
【『養源寺子ども食堂』実施予定日】
日時:2023年5月5日(金)
2023年7月7日(金)
2023年8月11日(金)
2023年10月27日(金)
2023年12月22日(金)
※全日程18:00〜19:00
会場:養源寺(〒113-0022 東京都文京区千駄木5丁目38-3)
【学生のコメント】
●心理社会学部 臨床心理学科3年 大畠花帆
高校在学時から興味を持っている発達障害や食行動異常の分野に加え、子ども食堂の準備を通して家族の在り方(家族療法)についても考える機会が増えました。今後はこれらを中心に研究を進めていきたいと思っています。将来、医療・福祉・教育の現場のうちどの領域で働きたいかは定まっていませんが、この子ども食堂での活動や大学での授業を通して明確にし、現場+地域で活躍できる公認心理師になりたいです。
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/
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プレスリリース提供:PR TIMES