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プレスリリース

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株式会社シーエムシー出版

新刊情報!微粒子を用いた新世代乳化技術「ピッカリングエマルション」の基礎から応用までを専門家が解説した書籍『ピッカリングエマルション技術における課題と応用』が12月23日に発売!!

(PR TIMES) 2024年12月22日(日)22時40分配信 PR TIMES


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117216/211/117216-211-8bdffb47eb8a49576ae508ee1cbf8e4a-567x302.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区神田錦町1-17-1、代表取締役:金森洋平)は、 『ピッカリングエマルション技術における課題と応用』(定価:税込59,400円)を、2024年12月23日に発売いたします。 本書籍は当社ECサイトおよび全国の書店にてご購入いただけます。

目次などの詳細については以下をご覧ください。
詳細を見る
刊行にあたって
 ピッカリング乳化は、20世紀初頭にS.U. Pickeringによって報告された、固体粒子による乳化安定化現象である。当初は基礎科学として研究されていたが、近年のナノテクノロジーや材料科学の進展により再評価され、さまざまな産業分野での応用が期待されている。
 特に界面活性剤の代替として固体粒子を用いることで、環境に優しいプロセスと高機能な乳化物の調製が可能となり、製薬、化粧品、食品、農薬、エネルギー分野など多岐にわたる応用が模索されている。
 また、ピッカリング乳化技術は、使用される固体粉体の種類やサイズ、表面修飾方法、乳化手法など、さまざまな要因が複雑に絡み合っている。その応用例も食品添加物、医薬品のカプセル化、環境保護型農薬、触媒担体、エネルギー貯蔵材料など多様化しており、技術の柔軟性と広範な応用可能性を示している。本書ではピッカリング乳化技術の最新の発展と応用事例について、体系的かつ包括的に整理し、多岐にわたる産業分野や研究領域における応用について網羅している。読者の皆様にとってピッカリング乳化技術の理解を深め、新たな発展の一助となることを心から期待している。
(本書「はじめに」より)

著者
柴田雅史   東京工科大学
則末智久   京都工芸繊維大学
金森千聡   京都工芸繊維大学
廣本眞結   京都工芸繊維大学
吾郷万里子  東京農工大学
岩下靖孝   京都産業大学
松原弘樹   広島大学
濱野浩佑   三洋化成工業(株)
三刀俊祐   テイカ(株)
中谷明弘   ポーラ化成工業(株)
森本裕輝   (株)スギノマシン
北岡卓也   九州大学
金井典子   横浜国立大学
丹沢美結   横浜国立大学
川村出    横浜国立大学
山本徹也   名古屋大学
田中良奈   九州大学
田中史彦   九州大学
矢野裕之   農業・食品産業技術総合研究機構
シャーミン・タンジナ   福岡大学
大内幹雄   福岡大学
三島健司   福岡大学
岡智絵美   名古屋大学
北本仁孝   東京科学大学
黒川成貴   東京科学大学;慶應義塾大学
堀田篤    慶應義塾大学
門川淳一   鹿児島大学
近藤哲男   東京農工大学
飯島志行   横浜国立大学
久保田紋代  第一工業製薬(株)
後居洋介   第一工業製薬(株)
恩田智彦   元 花王(株)

目次
【第1編 ピッカリングエマルションの基礎と測定】
第1章 ピッカリング乳化の概要と最近の動向
第2章 シリカナノ粒子の被覆によるPickering エマルションの超音波解析
第3章 リグニン微粒子によるピッカリングエマルションの安定化
第4章 ピッカリングエマルションにおける粒子の異方性の効果
第5章 界面活性剤吸着膜の相転移を応用したピッカリングエマルションの自発解乳化

【第2編 ピッカリングエマルション用材料の開発と調製】
第6章 使用感と乳化安定性を両立させたピッカリング乳化剤の開発
第7章 ピッカリング乳化機能を有する酸化亜鉛を用いたサンケア素材の開発
第8章 O/W型ピッカリングエマルションおよびこれを含む化粧料型ピッカリングエマルション
第9章 面繊維化セルロース粒子(F25)について
第10章 セルロースナノファイバーで被覆された木質模倣真球微粒子の合成
第11章 ピッカリングエマルションの粒子安定剤としての農業/食品廃棄物由来セルロースナノファイバーの利用
第12章 微粒子を利用した疎水性粉体の水への分散技術の開発
第13章 ピッカリングエマルション技術を用いた可食コーティング剤の物性・安定性と青果物品質保持効果

【第3編 ピッカリングエマルションの応用】
第14章 グルテンフリー米粉パンの開発:生地の膨化メカニズムとしてのピッカリング安定化
第15章 超臨界二酸化炭素を用いたピッカリングエマルション技術
第16章 標的薬物送達のための生分解性ポリマー粒子と酸化鉄磁性ナノ粒子からなるコアシェル複合粒子
第17章 ピッカリングエマルジョンプロセスで作製したTEMPO酸化セルロースナノファイバー/Bio-PBSAナノコンポジット
第18章 機能性キチンナノファイバーを用いたピッカリング乳化重合法によるキチンベース蛍光性中空粒子の創製
第19章 界面反応プラットフォームとしてのピッカリングエマルジョンを用いた水中対向衝突セルロースナノフィブリルの局所的表面アセチル化反応
第20章 粒子間光架橋性ピッカンリングエマルションを用いた複雑形状多孔質セラミックス部材の製造
第21章 化粧品処方におけるセルロースナノファイバーによるピッカリングエマルションの形成挙動
第22章 果実繊維を用いたピッカリングエマルションによる乳化
第23章 ファインバブルによる油のピッカリング型乳化と洗浄作用

プレスリリース提供:PR TIMES

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