プレスリリース

〜独自AIが回答案を作成、業務負荷軽減と人為的ミス削減を実現〜

株式会社電通国際情報サービス(本社：東京都港区、代表取締役社長：名和 亮一、以下 ISID)は、Sansan株式会社（本店所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長：寺田 親弘、以下 Sansan）において、ISIDが提供するセキュリティチェックシート回答提案サービス「Securate（セキュレイト）」が採用され、2023年9月より本格稼働を開始したことをお知らせします。本システムは、Sansanが提供するインボイス管理サービス「Bill One」向けに導入されました。「Securate」の独自 AIが過去のデータから回答案を自動生成することで、顧客から求められるセキュリティチェックに要する工数削減や期間短縮を実現します。
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背景


企業がSaaSサービスを利用する際には、契約前にサービス提供元にセキュリティチェックを求めることが一般的です。Sansanは幅広い業界の企業に、営業DXサービスのクラウドサービスを提供していますが、このセキュリティチェックシートの回答作業において、誤った部署への回答振り分けや、回答文面の作成と承認の遅延などが生じており、担当者の心理的負荷が課題となっていました。この状況を解消すべく、ISIDとSansanは共同で「Securate」の回答精度検証と機能評価を行い、特に効果が高いと認められたインボイス管理サービス「Bill One」での採用を決定しました。

「Securate」採用のポイント


１．独自AIによる回答提案機能で業務負荷を軽減
「Bill One」の需要伸長に伴い、セキュリティチェックシートへの回答件数も増えており、さらに確認項目も各社で異なることから、業務負荷が増大していました。「Securate」は、独自のAIを活用し、過去の回答から設問に合った最適な回答を提案します。これにより、担当者が関連資料を参照し、顧客毎の確認項目に合わせて回答案を作成する時間が短縮され、回答業務の負荷軽減と期間短縮を実現しました。

２．担当部署の振り分け提案による工数削減
セキュリティチェックシートを受け取った担当営業は、自分では回答出来ない設問について、エンジニアや法務部、情報セキュリティ部など各部署に回答作成を依頼します。しかし、適切な部署への回答振り分けが難しく、誤った部署への問い合わせが多発していました。「Securate」の担当部署振り分け機能を活用することで、振り分けミスによる遅延と担当外部署が不明瞭な回答をすることによる顧客とのやり取りが削減され、回答作成の業務効率が向上しました。
ISIDは、今後も「Securate」のさらなる機能拡充を図り、Sansanの他サービスへの導入を通じて、Sansan全社におけるセキュリティチェック業務の回答プロセス統一と工数削減に貢献してまいります。

＜ご参考資料＞
「Securate」について　https://securate.jp/


「Securate」は、SaaSやソフトウェアを提供する企業向けの、セキュリティチェックシート回答提案サービスです。過去回答済みの複数のチェックシートを事前整理・学習させ、新規で回答記載が必要なチェックシートの設問に対して、独自AIによる自然言語処理及びオペレーションにより、回答を提案することで、チェックシート回答業務を支援します。

関連プレスリリース


2023年8月1日
ISID、SaaS提供企業向けに顧客へのセキュリティチェックシート回答業務を効率化する「Securate」を提供開始
https://www.isid.co.jp/news/release/2023/0801.html

電通国際情報サービス（ISID）について　https://www.isid.co.jp/


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プレスリリース提供：PR TIMES