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WWF生物多様性スクール2023 最終回「生物多様性保全の未来――気候対策とのシナジーは?」9月27日(水)16〜18時

(PR TIMES) 2023年09月25日(月)14時45分配信 PR TIMES

ゲスト: 鷲谷いづみ氏 東京大学名誉教授、矢動丸琴子氏(オンライン開催、事前登録で事後視聴もOK!)

世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、2023年3月より「生物多様性スクール2023」を開催しています。各回著名な有識者を招き、身近な切り口で生物多様性について考えます。 特に2023年シリーズでは、生物多様性の損失と気候変動問題の同時解決や、双方への配慮の重要性に焦点を当て、取り組みの先進事例も紹介していきます。全回のモデレータは、生物多様性と地球環境問題全般に知見の深い井田徹治氏(WWFジャパン理事、共同通信編集委員)が務めます。

■生物多様性スクール2023 第6回(最終回) 「生物多様性保全の未来――気候対策とのシナジーは?」

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18383/205/18383-205-f18cd7b4fa82b71cca9bc6c3b3b975f2-403x403.png ]


シリーズ最終回は、数十年にわたり生物多様性の保全・再生に献身されてきた、東京大学名誉教授の鷲谷いづみ氏をゲストに迎え、「生物多様性保全の未来」と題して開催します。鷲谷氏は、生物多様性の保全とその持続可能な利用を実現するための学問「保全生態学」の日本における第一人者です。研究活動に加え、国や自治体への政策提言、市民との協働事業、人材育成、発信など精力的な活動を展開してきました。年々損失が進む生物多様性の状況と私たちの社会をどのように見つめてきたのか、未来をどう考えているのか、お話を伺います。

さらに、一般社団法人 Change Our Next Decade(COND)で、若者による生物多様性保全のための政策提言、普及啓発、国際協働の取り組みを率いてきた矢動丸琴子氏もお招きします。WWFジャパンで現在は生物多様性関連の政策提言取り組みの責任者を務め、長年気候変動の国際交渉にも携わってきた山岸尚之も登壇し、今後の生物多様性保全のあり方や進むべき道筋、気候対策とのシナジーについて共に考えます。


■背景
世界の生物多様性は過去50年で69%損失し、また地球の平均気温は産業革命前よりすでに1度以上上昇したと報告され、地球環境はいま、危機的な状況にあります*。WWFジャパンは2030年までに生物多様性の劣化を食い止め、回復に転じさせる「ネイチャー・ポジティブ」、2050年までの脱炭素社会実現という2大目標を掲げて活動を進め、認知拡大と理解向上にも取り組んでいます。近年の国連の気候会議等でも、気候変動と生物多様性損失の2つの危機に同時に対策することの重要性が強調される中、私たちがこれらの課題にどのように向き合い、どう取り組むべきかを考えます。
*https://www.wwf.or.jp/activities/lib/5153.html


■お申込
参加ご希望の方は、以下より、イベント開始までにご登録をお願いします。
https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_o_cfegIVTJmHFdAjAqwSLA
当日リアルタイムでのご参加が難しい場合も、後日アーカイブ動画と資料をお送りしますので、ぜひご登録ください。
(注)生物多様性スクールの報告ページ https://www.wwf.or.jp/activities/project/4930.html



■登壇者プロフィール

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18383/205/18383-205-3b810bb1aff807d476e1e3a557495330-305x388.jpg ]


鷲谷いづみ氏  東京大学名誉教授
東京都出身。東京大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。筑波大学生物科学系助教授、東京大学大学院農学生命科学研究科教授、中央大学理工学部教授を歴任。みどりの学術賞、日本生態学会功労賞などを受賞。主な著書として、『さとやま―生物多様性と生態系模様―』、『生物多様性入門』、『実践で学ぶ生物多様性』(以上岩波書店)、『生態学-基礎から保全へ』培風館、『なっとく大学一年生の生態学』、『絵でわかる生物多様性』、『新版 絵でわかる生態系』(以上講談社)、『たねはどこからきたか』(山と渓谷社)など、翻訳書として『生態学大図鑑』(三省堂)がある。自然誌と生態学にもとづく市民科学を含む生物多様性モニタリングの手法や自然再生手法など、保全生態学の幅広い研究と普及に尽力してきた。


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18383/205/18383-205-85786dbdcd7a8c857b4ffcc169f0fcf2-840x1090.jpg ]


矢動丸琴子氏  一般社団法人Change Our Next Decade(COND)顧問
1993年、千葉県生まれ。2019年に生物多様性に取り組む若者の団体であるChange Our Next Decadeを設立し、2021年に一般社団法人化。2023年7月まで代表理事を務め、同年8月より顧問に就任。2018年4月から2021年7月まで国際自然保護連合日本委員会事務局での勤務の他、2023年4月より日本環境教育フォーラムにて臨時職員として勤務。IUCN-CECメンバー。これまでに生物多様性条約COP14やCOP15などの国際会議へユースとして参加し、生物多様性分野での若者による活動促進に尽力してきた。千葉大学園芸学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は、環境健康学、人間植物関係学、環境教育学。



[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18383/205/18383-205-abff491e462ade2f9fc1a2538f8f9b88-300x300.jpg ]

山岸尚之  WWFジャパン 自然保護室長

立命館大学国際関係学部に入学した1997年にCOP3(国連気候変動枠組条約第3回締約国会議)が京都で開催されたことがきっかけで気候変動問題をめぐる国際政治に関心を持つようになる。2001年3月に同大学を卒業後、9月より米ボストン大学大学院にて、国際関係論・環境政策の修士プログラムに入学。2003年5月に同修士号を取得。卒業後、WWFジャパンの気候変動担当オフィサーとして、政策提言・キャンペーン活動に携わるほか、国連気候変動会議に毎年参加し、国際的な提言活動を担当。2020年より自然保護室長。



[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18383/205/18383-205-adefb163785ee9c435d4bd9d9ebaaae6-2322x2657.jpg ]


井田徹治氏  WWFジャパン理事、共同通信編集委員 (モデレータ)
1959年東京生まれ。1983年、東京大学文学部社会学科卒。同年共同通信社に入社。つくば通信部などを経て1991年 本社科学部記者。 2001年から2004年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。2010年から現職。環境と開発の問題をライフワークにアジア、アフリカ、中南米などでの環境破壊や貧困の現場、問題の解決に取り組む人々の姿などを報告してきた。気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国会議、環境・開発サミットなど多くの国際会議もカバーしている。著書に「大気からの警告」(創芸出版)、「生物多様性とは何か」(岩波新書)、「霊長類」(同)など多数。


■イベント概要 
タイトル:WWFジャパン 生物多様性スクール2023 第6回 「生物多様性保全の未来――気候変動とのシナジーは?」 
日時:9月27日(水) 16:00〜18:00   開催方法:Zoomによるオンラインセミナー
メインゲスト:東京大学名誉教授 鷲谷いづみ氏
対象:企業、報道関係者、自治体、NGO、学生、一般市民など、ご関心のある方全般  参加費:無料   
参加登録ページ: https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_o_cfegIVTJmHFdAjAqwSLA
(イベント開始までにお申込みください)


WWF(World Wild Fund For Nature)について
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。 https://www.wwf.or.jp/

■本件に関するお問合せ 
WWFジャパンブランドコミュニケーション室 広報 E-mail:press@wwf.or.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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