プレスリリース

〜移動式現場事務所の導入で、急を要する防雪柵工事を無事故・無災害・短工期で竣工。施工効率を上げ、冬の東北自動車道の交通安全に貢献〜

建設DXに取り組む野原グループの株式会社アークノハラ(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：岡本力)は、2023年7月14日、以下の「東北自動車道　仙台管内防雪柵更新工事」において、東日本高速道路株式会社（本社：東京都千代田区霞が関三丁目3番2号、代表取締役社長 由木 文彦、以下「NEXCO東日本」）東北支社長より、支社長賞に該当する【令和5年度優秀工事】を受賞したことをお知らせします。
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NEXCO東日本東北支社（仙台市宮城野区）による本表彰は、更なる品質や技術の向上に資することを目的とし、完成した工事等の施工や取組みが特に優秀である受注者を表彰するものです[i] 。本工事は、令和2年に発生したホワイトアウトによる重大事故を受け[ii] 、翌年以降の冬に向けて、NEXCO東日本が緊急発注した防雪柵の更新工事（高さ3mから4mの柵に取替え）であり、施工スピードの確保が重要課題でした。

本工事を受注したアークノハラは、移動式現場事務所を活用し、施工後の出来形確認等の書類を現場で作成することで立会確認の時間短縮を実現（詳細は次頁）。日々の進捗管理による施工スピードの確保と、安全管理の両立により、無事故無災害で竣工を迎えたことが評価されました。

道路交通工事に長く携わり確かな施工力を誇るアークノハラは、これまで複数回にわたり道路工事に関する表彰を受けており、高速道路会社からの優秀工事表彰は令和に入ってから3度目の受賞です（後述）。

アークノハラは、今後もこれまで通り施工品質の確保と安全管理を徹底し、今回導入を試みた「移動式現場事務所」のように、施工効率を上げる仕組みを日々模索しながら、人手不足の深刻化する建設業界をアップデートしてまいります。
令和5年度優秀工事 概要


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表彰式の様子（2023年7月14日 於：ホテルメトロポリタン仙台）


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アークノハラの道路工事への高速道路会社からの表彰歴　※令和分のみ


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アークノハラの移動式現場事務所とは


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移動式現場事務所とは、アークノハラが、施工スピードの確保が重要課題であった本工事において、施工効率を上げる仕組みとして考案した取組みです。
従来、夏場の熱中症対策として、移動式のクーラー付き休憩所を利用している現場はよく見られますが、事務所を兼ねた「移動式現場事務所」はアークノハラでも初の試みでした。
当初、弊社でも熱中症対策として移動式のクーラー付き休憩所を導入する予定でしたが、「電源があるのならば事務所も兼ねられる」という工事担当役員（常務取締役 関　時人）の発想が、移動式現場事務所の発端でした。

●移動式現場事務所の工期短縮効果
従来手法では、現場で出来形確認→事務所に戻り書類を作成→翌日に立会確認、というプロセスが、「移動式現場事務所」では全てその場でその日のうちに行え、全体で約20日程度の工期短縮に繋がりました。

株式会社アークノハラについて


野原グループの株式会社アークノハラは、「安心」「安全」「快適」な街づくりを合い言葉に、道路標識や視線誘導標、歩行者用観光案内標識などのサイン、ガードレール・遮音壁などの安全施設製品について、設計〜製造〜施工の一貫したネットワークを構築してまいりました。
これからも交通事業の発展及び環境整備の拡充と、安心安全な街づくりに貢献してまいります。
https://arc-nohara.co.jp
野原グループ株式会社について


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野原グループ株式会社を中心とする野原グループ各社は、「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のミッションのもと、変わる建設業界のフロントランナーとしてステークホルダーの皆さまとともに、サプライチェーンの変革と統合を推し進めます。
社会を支える建設産業の一員である私どもが、業界から排出される廃材量やCO2の削減、生産性向上による働き方改革を実現し、サステナブルに成長していく未来の実現を目指します。
https://nohara-inc.co.jp
【本件に関するお客さまからの問合せ先】


株式会社アークノハラ
開発技術部　設計室
加藤早紀
TEL：070-3769-6903
E-Mail：saki-kato@nohara-inc.co.jp
資料


【リリースPDF】https://prtimes.jp/a/?f=d19866-202-83806e8c304d225cb2ab03bee611fa5f.pdf

参考


[i] 令和5年度優秀工事等の表彰については、NEXCO東日本のホームページを参照願います。
https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/tohoku/2023/0628/00012668.html　
[ii] ホワイトアウトとは、地吹雪などにより視界が真っ白になり、周囲の状況が全く見えなくなってしまう現象をいいます。 令和2年に発生したホワイトアウトによる重大事故とは、令和2年1月、東北自動車道下り線で、130台以上が事故や立往生に見舞われ、18名が救急搬送され、うち1名が亡くなった事故を指します。

以上

プレスリリース提供：PR TIMES