プレスリリース
自分を客観的に見る方法に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、全国の男女500人を対象に「自分を客観的に見る方法に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://bizhits.co.jp/media/archives/34457 )
あなたは自分を客観視できていますか?自分を客観視できていると、感情的に流されず柔軟な対応をしやすくなるとされています。そのため仕事する上で「自分を客観視できているか」はとても重要です。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、全国の男女500人に「自分を客観的に見る方法」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査概要
調査対象:全国の男女
調査期間:2023年7月23日〜26日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性321人/男性179人)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 18.4%/30代 39.4%/40代 25.4%/50代 12.4%/60代以上 3.8%
調査結果サマリー
・仕事をする中で自分を客観的に見れていると思う人は63.8%
・自分を客観的に見れないために仕事で失敗した経験がある人は52.0%
・自分を客観的に見れないことが原因でおきた仕事の失敗1位は「人間関係・連携がうまくいかない」
・仕事をする中で自分を客観的な視点で見る方法1位は「自分の言動を振り返る」
仕事をする中で自分を客観的に見れていると思う人は63.8%
[画像1: https://prtimes.jp/i/41309/201/resize/d41309-201-d4d95150f534ffb1b6aa-0.png ]
全国の男女500人に「仕事をする中で自分を客観的に見れていると思いますか」と聞いたところ、「とても見れている」「まあ見れている」と答えた人は合わせて63.8%でした。
自分を客観視する力があると、自分が抱えている矛盾点に気づいたり、同僚や取引相手と冷静に付き合えたりします。
自分を客観的に見れないために仕事で失敗した経験がある人は52.0%
[画像2: https://prtimes.jp/i/41309/201/resize/d41309-201-9955cefeb711b0f9fb06-0.png ]
続いて、「自分を客観的に見れないことが原因で仕事で失敗した経験があるか」を聞きました。
その結果、「よくある」「たまにある」と答えた人が合わせて52.0%と、半数を超える人が「客観視できないことによる失敗」を経験しているとわかりました。
失敗したことのある人が「自分を客観的に見れていない」と答えた人の数より多いことから、普段は客観的に見れている人のなかにも、たまに客観視できずに失敗してしまう人もいるとわかります。
自分を客観的に見れないことが原因でおきた仕事の失敗1位は「人間関係・連携がうまくいかない」
[画像3: https://prtimes.jp/i/41309/201/resize/d41309-201-e2f28817cca006f65a50-0.png ]
「自分を客観的に見れないことが原因で起きた仕事の失敗」1位は「人間関係・連携がうまくいかない(106人)」。2位「ミスが発生した(38人)」、3位「積極性がなくチャレンジできない(35人)」、4位「スケジュール通りに進まない(28人)」と続きます。
「人間関係・連携がうまくいかない」と答えた人が多く、客観視できないことで周りとの関係に問題が起こるとわかりました。
また、「ミス」「仕事の遅れ」「感情的に対応をしてしまう」といったことも、周囲との関係が悪くなる原因になります。客観視できないことは、自分だけの問題にとどまらず、周囲にも影響を与えるようです。
<1位 人間関係・連携がうまくいかない>
・相手のことを考えずに自分の意見を押し通し、相手を傷つけてしまったことがあります(20代 女性)
・自己主張し過ぎて、周りの方と意見が対立してしまいました(30代 女性)
・仕事上で熱くなると自分の意見を一方的に伝えてしまって相手の考えを受け止めきれないため、メンバーとの一体感がつくれず、うまくいかないことがあります(40代 男性)
自分を客観視できない人は、「自分の意見だけが正しい」と思ってしまいがち。人の意見を否定したり自分の意見を押し通そうとしたりするため、同僚と溝ができ、仕事上の連携がうまくいかなくなってしまいます。
「自分勝手」「相手の気持ちを考えない人」と思われ、職場で孤立してしまうこともあるでしょう。
<2位 ミスが発生した>
・客観的に見たり第三者目線で考えたりしたら防げるようなミスをした(20代 女性)
・経験などの先入観で「正しい」と思い込んでしまい、ミスしてしまった(30代 男性)
・自分の犯したミスを「たまたまだ」と軽く考え、同じ過ちを繰り返すことです(60代以上 男性)
自分を客観に見られない人は、自分のミスを過小評価したり、周囲のアドバイスを素直に受け入れなかったりします。自信過剰が原因で、ミスをしてしまうことも少なくありません。
<3位 積極性がなくチャレンジできない>
・自己評価が低く、昇進のテストを受けなかった(20代 女性)
・自信がなくて積極的に動けないことを上司から怒られる(30代 女性)
・大きなプロジェクトの依頼があったのに、自信がなく挑戦できなかった(30代 男性)
自分の能力を客観的に評価できていないために、チャンスが巡ってきても「能力が足りないかも」としり込みしてしまう人も多いようです。
「自分を客観視できない人は自分を過大評価しがち」と言われますが、自己評価が低いパターンもあるとわかりました。積極性がないために、職場での評価が下がるケースもあるようです。
<4位 スケジュール通りに進まない>
・自分で立てたスケジュールを守れず、残業してしまった(30代 女性)
・同僚によい仕事のやり方をアドバイスしてもらったが、自分のやり方に固執して作業に時間がかかってしまった(40代 女性)
・自分の実力を過大評価して厳しい納期を設定した結果、納期を守れなかった(50代 男性)
自分の能力を過信した結果、無理な納期や工程を組んでしまった人も。納期を守れないと同僚や顧客に迷惑をかけてしまうので、周囲からの評価は下がるでしょう。
<5位 感情的な対応をした>
・迷惑な客に対して、一個人として対応してしまったこと。「会社の顔」として見られる立場なのに、あまりに迷惑で怒りを優先させてしまいました(30代 女性)
・仕事で自分の思っていた結果が相手からもらえなかった場合にイライラしてしまう(40代 女性)
・部下の意見を頭ごなしに否定して聞かなかった(50代 男性)
自分を客観視できていないと、感情に流されやすいといわれます。ついカッとなったりイライラしてしまったりして、「顧客や同僚への対応を間違った」と感じた人もいました。
あまりに感情的だと、同僚との人間関係にヒビが入る可能性もあります。
<6位 オーバーワークに陥る>
・「自分でできる」と負荷をかけすぎて、精神的に落ちてしまった(20代 男性)
・自分の力量を見誤って、必要以上に仕事を引き受けたり一人で抱え込んだりして、苦しくなってしまった(30代 女性)
自分の能力やキャパシティを客観的に把握しておらず、仕事を抱え込みすぎてしまうことも。つまり自分を過大評価したために、オーバーワークになってしまうのですね。
オーバーワークの結果、体調を崩したり退職したりした人もいました。
<7位 成果物の質が落ちる>
・自分の意見を優先してしまい、「仕事に関わる他の人からどう見えるか」を考えずに資料を作成したら、やり直しになった(30代 女性)
・自分の過去の経験を他者に押しつけ、効果が低いものになった。もう少し客観的にみれば良かったと感じました(50代 男性)
人の意見を受け入れなかったり「自分の主張や感情」にこだわって仕事すると、独りよがりの仕事になってしまいます。結果としてやり直しを命じられたり、同僚の共感を得られなかったりした人も多くなりました。
仕事をする中で自分を客観的な視点で見る方法1位は「自分の言動を振り返る」
[画像4: https://prtimes.jp/i/41309/201/resize/d41309-201-cb0393e548eceea8e2b0-0.png ]
最後に「仕事をする中で自分を客観的な視点で見るための方法」を聞いたところ、最も多かったのは「自分の言動を振り返る(127人)」でした。
2位「周りの意見を聞く(82人)」、3位「感情的にならないよう心がける(66人)」、4位「相手の立場になって考える(47人)」と続きます。
全体的には「自分を振り返る」「相手の立場になって考える」など、自分で対応する人が多数派です。
<1位 自分の言動を振り返る>
・寝る前に「今日ダメだったところ」と「するべきだったこと」を反省する(20代 男性)
・日記をつけて定期的に見返し、反省する(30代 女性)
・自分の行動・考え方を日記にして、2〜3日経過してから冷静な気分で読み返し、自分の考え方が正しかったのか反省しています(60代以上 男性)
振り返る方法は「寝る前や終業時に、仕事でやったことや言ったことを思い返す」「日記をつける」など。振り返って「ダメだった」と思うことがあれば、改善策を考えて次につなげることもできますね。
<2位 周りの意見を聞く>
・第三者からフィードバックをもらうようにしています。主観では気づかないことを教えていただけるからです(20代 男性)
・同僚や知人に、自身についての評価などを聞く(30代 男性)
・他の人の意見を受け止めるように心がけています(40代 女性)
自分だけで考えていると主観が入ってしまう可能性を排除できませんので、周りに意見を求める人も。仕事の成果に対する評価のほか、勤務態度や人間関係に関するフィードバックをもらっている人もいました。
仕事を進める際に周りの意見を取り入れることで、企画内容や作業効率をよりよくできる可能性もありそうですね。
<3位 感情的にならないよう心がける>
・感情が揺れ動いたときに、「休憩する」「トイレに行く」など一旦冷静になる工夫をする(20代 女性)
・ムカつくことや違う意見があっても、一旦飲み込んで感情的にならないように心がけています(30代 女性)
・怒りを覚えたときは、5秒我慢するようにしています。そうするとたいてい心が落ち着くので(40代 男性)
感情的になると、自分の感情を優先してしまい、客観性を失いやすくなります。
感情的にならないための方法として「イラっとしたら一呼吸おく」「動く前にまず考える」などが寄せられました。席を離れられるなら、「怒り」や「悲しみ」を感じたときに給湯室やトイレに行くのもいいですね。
<4位 相手の立場になって考える>
・「もし自分が同僚や上司だったら、自分がどのように見えているか」をときどき考えるようにしている(30代 女性)
・他社視点で見る。聞き手の立場になった資料や交渉を工夫する(40代 男性)
・いろいろな立場・視点から判断材料を探るように心がけている(50代 男性)
「上司や同僚」「取引先」の立場になって考えるよう心掛けている人も多数。
「頭の中にもう一人の自分や仮想の上司・取引先を登場させ、反対意見を言わせる」という人も。頭の中で意見を戦わせることで、相手の立場を理解し、自分を客観視している人もいるとわかります。
<5位 本などで勉強する>
・自己啓発本やマインドマップのようなものを使い、「自分とは何者か」を考え、思考を整理した(20代 男性)
・自己啓発本やメンタル関係の本を読んでいる(30代 女性)
・心理学や禅の本を読んで「正しく見る」勉強をしています。ずいぶん自分を客観的に見られるようになり、楽になりました(50代 女性)
「心理学」「コミュニケーション」「仕事術」などの本で勉強した人が多数。本を読んで自分の行動に思いをはせること自体が、客観視につながりそうです。
<6位 他人を観察する>
・他人の行動をみて「同じようにしてみよう」「周りが大変だな」と感じた部分を、自分の行動に反映させるようにしています(20代 女性)
・人の行動を見て反面教師にしている(30代 女性)
・尊敬できる人の立ち振る舞いをよく観察する(40代 男性)
「尊敬できる人を真似するパターン」と「尊敬できない人を反面教師にするパターン」があります。他人を観察しているときの客観的な視点を、自分にも当てはめて考えてみるのですね。
同僚が自分勝手な行動で周りに迷惑をかけてしまったとき、「自分も同じような行動をしていないか」と考えてみる人も多いようです。
<7位 一歩引いて物事を見る>
・コミュニケーションに違和感を覚えたときは、自分の状況と相手の状況を俯瞰して、「一方的なやりとりになっていないか」「不快な印象を与えていないか」を考えるようにしています(20代 女性)
・チーム全体の視点で、「自分の役割が何なのか」を常に考えて働くようにしています(30代 男性)
・自分の後ろにもう一人の自分が立っているイメージを常にもっています(40代 男性)
「俯瞰する」「第三者目線で見る」とも言い換えられますね。
仕事に熱くなると自分の意見に固執してしまい、チーム全体や仕事仲間にことを考えられなくなることもあります。そのため「部署全体」「プロジェクト全体」を見る視点で考えるようにし、客観性を保とうとしている人も多くなりました。
まとめ
仕事する上では、焦ったり熱くなりすぎて周りが見えなくなったりすることも多々あります。このような場合に自分を客観視できれば、冷静に課題の分析や解決法を探しやすくなるはずです。
また客観的に「自分にできること・できないこと」がわかると、メンタルがラクになります。「できないことや苦手なことも、できるようになろう」という意欲が湧けば、社会人としてステップアップもできるでしょう。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://bizhits.co.jp/media/archives/34457
■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京〜鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。
その知識と経験を元に、中日新聞の専門家ガイド「中日教えてナビ」に『在宅ワーカーマネジメントの専門家( https://oshiete.chunichi.co.jp/tokai/pro/387/column/1585/ )』として登録。その後はクラウドソーシング「クラウディア( https://www.craudia.com/ )」や「RS MEDIA( https://www.rise-square.jp/contents/ )」のアドバイザーに就任。
※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/company/
プレスリリース提供:PR TIMES