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ENECHANGE株式会社 2022年 年頭所感

(PR TIMES) 2022年01月04日(火)12時15分配信 PR TIMES


謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。

さて、振り返れば、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが各種メディアに取り上げられ始めた2019年は、「脱炭素社会は理想郷」でした。2020年には日本の菅政権、米国のバイデン政権誕生などにより世界各国で2050年の脱炭素化目標が掲げられましたが、まだ「脱炭素社会は遠い未来の話」でした。2021年は、日本では東京証券取引所の上場企業に気候変動に伴う業績などへの影響の開示要請の決定、トヨタ自動車による電気自動車(EV)戦略の発表など毎日のように目にする脱炭素に関するニュースや記事により、脱炭素革命が私たちの生活において「気になる話題」になりはじめた1年だったのではないでしょうか。

2022年は、脱炭素革命が「自分ごと」になると考えています。4月には東京証券取引所の市場再編によりプライム市場が始まります。プライム市場上場企業には炭素排出量の開示が求められ、当該上場企業を通じて幅広い関連企業、取引先企業にも炭素排出量の削減が要請されることになります。EVにおいても、トヨタをはじめとする国内主要会社、さらには欧米・中国メーカーなども日本でのEV販売開始を予定しております。家庭において、自動車の購入を検討するときに、「EVも検討するべきでは?」という会話も増えてきていることと思います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17121/199/resize/d17121-199-9e2e21ecb0ed5d1b99bf-0.png ]

当社は本年、「さあ、エネルギーをかえよう、エネチェンジ」というメッセージを発信していきます。「エネルギーをかえる」ことが「自分ごと」になる1年、昨年末に調達した成長資金38億円を成長投資に充当する勝負の1年と位置付けています。下記事業に積極投資をすることで2022年は赤字予想になることも発表している通り、売上高成長を最優先とします。

プラットフォーム事業は、キャズム(深い溝)を超えた電力切替市場(法人向け約30%、家庭向け約20%、2021年6月末時点)は、今後本格的な普及期を迎える勝機と捉え、積極的な広告宣伝施策を実施し、成長を加速させます。電力切替の国内ナンバー1の認知度を確立することで、中期に渡り安定的なストック型収益基盤の確立を目指します。
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データ事業は、EV充電サービスの早期3,000箇所設置を目指し、Level2充電(公共普通充電)設置台数において、海外主要企業と比肩することを目指します。当社が有する顧客基盤、ソフトウエア開発力、海外ネットワークを活用することで、EV充電分野における国内ナンバー1の地位を早期に確立していき、中長期の成長事業としていきます。

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最後になりますが、多くの株主様に応援いただいているのにも関わらず、公募時の発行価格5,584円(2分割後では2,792円)を下回って推移している点は、大変申し訳なく思っております。 当社としては、大変不本意な状況であり、1日も早く挽回することを最優先課題としております。エネルギー革命、脱炭素化の推進は、今後10年、必ず成長するビッグテーマであり、また日本のエネルギーテック企業の最有力としての当社事業基盤は、日々着実に確立されてきています。早期の株価回復に全力を尽くすべく、今後も投資を有効に実施することで確実に事業を進捗させていきます。どうかご理解いただけますと幸甚です。

本年もより一層のご高配を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。末筆ながら、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

ENECHANGE株式会社 代表取締役CEO 工学博士 城口 洋平


ENECHANGE株式会社とは

ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズに上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、現在もイギリスに子会社SMAP ENERGY LIMITEDを有しており、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。

名称  :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル3階
URL  :https://enechange.co.jp



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