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「”バンクシー”は何を変えたのか」3月26日(土)16時配信スタート。【NHK文化センター】

(PR TIMES) 2022年02月07日(月)18時45分配信 PR TIMES

バンクシー本人にインタビューした経験を持つ鈴木沓子先生とアートと著作権問題に詳しい木村剛大先生によるオンライン講座です。

痛烈な風刺を含んだ作品やオークションで落札直後にシュレッダーで自動細断された作品で話題と人気を集めているバンクシー。その登場は現代アート界をどう変えたのかを考察します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/71793/196/resize/d71793-196-128b73fc2f202159cd02-0.jpg ]

路上の“落書き”と批判されるグラフィティライターからそのキャリアをスタート、今では老舗オークションハウスで約25億円で作品が落札されるようになった正体不明のアーティスト、バンクシー。

グラフィティ出身のアーティストといえばバスキアやキース・ヘリングがいるが、 匿名のまま世界的に有名になり、美術館やアート界から慎重に距離をとりつつ、 約20年以上も、路上で作品をゲリラ的に発表し続けているアーティストは他に例がない。

ただ「匿名」をいいことに、本人が同意していない非公式の展覧会が世界各地で開催され、作品を無断転用したマーチャンダイジングや組織的な贋作ビジネスも横行、おそらく「世界一ぼったくられている作家」といっても過言ではない状況がある。

そうした状況下でかろうじてアーティストのキャリアと作品、コレクターや市場を守ってきたのが、バンクシーの代理人組織「ペストコントロール」と同組織が発行するCOA(Certificate of Authentication)、つまり「作品証明書」だ。これらはどのように機能し、どのようにバンクシーの創作活動の一部になっているのだろうか。そして、ストリートと現代アート市場、違法と合法の境界線をいくバンクシーの創作活動を可能にしているものは何なのかを考察する。

後半では、アートと法律に詳しい木村剛大弁護士をゲストに迎え、著作権などの観点からバンクシーのスタンスや現在抱える諸問題についてのクロストークも行う。

※講師よりメッセージ:「一見わかりやすく親しみやすいものの、中には人をくったような作品や、読み解きが難解な作品も多いバンクシー。当日は、最近話題になった作品の解説も行います。また講師謝礼はバンクシーが資金提供して運営を支援する難民救助船ルイーズ・ミシェル号に寄付します。ぜひご参加ください。」

【講師プロフィール】
鈴木沓子(すずき とうこ)
新聞社、雑誌社の記者を経て、フリーのライター・翻訳家に。バンクシーの関連書籍『Banksy’s Bristol: HOME SWEET HOME【日本語版】』(作品社)等の翻訳や、バンクシーに関する作品解説などで、テレビ『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)、『新・美の巨人たち』 (テレビ東京系) に出演、美術手帖、文藝春秋、ユリイカなどで論考を執筆。Twitter:@gingerhoneytea

[画像2: https://prtimes.jp/i/71793/196/resize/d71793-196-a250f17be01b658e53d4-1.jpg ]

木村 剛大(きむら こうだい)
小林・弓削田法律事務所パートナー。Art Lawを業務分野として掲げ、アート関連の契約、法律相談、紛争案件を多く取り扱っている。ウェブ版美術手帖での連載「アートと法/Art Law」、「アートと法の基礎知識」、Forbes JAPANオフィシャルコラムニストとしての寄稿など執筆による情報発信にも注力している。ウェブサイト「ART LAW WORLD」 Twitter: @KimuraKodai


講座名:”バンクシー”は何を変えたのか
講師:ライター・翻訳家 鈴木 沓子 ゲスト講師:木村 剛大
受講形態:オンライン
開催日時:3月26日(土) 16:00〜17:30
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込3,300円
主催:NHK文化センター浜松教室

▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1240095.html



プレスリリース提供:PR TIMES

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