プレスリリース
株式会社Hubble(東京都渋谷区、CEO:早川晋平)が提供する「Hubble(ハブル)」および「Hubble mini(ハブル ミニ)」に搭載した業界初*の新機能「カスタム項目AI自動入力機能」(以下、本機能)の導入企業が、業界業種問わず拡大していることをお知らせします。導入企業から、全国約70ヶ所以上で映画館「TOHOシネマズ」を運営するTOHOシネマズ株式会社、カメラのキタムラなどを運営する株式会社キタムラ・ホールディングス、全世界に拠点を持つ工作機械の大手老舗メーカー ヤマザキマザック株式会社、大手ゲーム開発会社の機能活用事例を公開いたします。
(*自社調べ。2024年4月時点リーガルテックサービスにおいて)
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27155/195/27155-195-5f38b530541bc7edc9372d565b48f9b0-1200x675.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
VUCA時代において、企業の在り方やビジネス環境も目まぐるしく変化しています。企業活動においては法改正等への対応も当然必要となり、それは契約書業務においても例外ではありません。2023年12月には、内閣府令等が改正され、有価証券報告書などで開示が求められる「重要な契約」(「株主による株式の譲渡その他の処分について会社側の事前承諾を要する旨の合意」が含まれる契約等)について、開示すべき契約の類型や求められる開示内容が明らかにされました(2025年3月31日以後に終了する事業年度に係る有価証券報告書等から適用)。
特に上場企業においては開示義務が課せられるため、対応は急務です。この改正への企業の対応としては、まず自社の締結済み契約書が「重要な契約」に該当する合意を含むものかをチェックし、その上で開示内容について社内外のステークホルダーと協議する必要があります。
こうした改正への対応も、本機能を使用し簡単な設定をするだけで契約書の仕分けを自動で行うことができ、担当者の作業を大幅に軽減できます。これにより、担当者は人にしか行えない重要な判断や相手方との交渉に時間を割いていただけます。
その他にも、企業によって活用方法は様々です。
また、本機能は4月1日のリリース前より多くの企業から反響を得ており、メディアなどでも取り上げられました。本プレスリリースでは、各企業の実際の使用例や今後期待することなどを抜粋してお届けします。
本機能のプレスリリースは以下よりご覧ください。
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000027155.htmlパイオニアユーザー(先行導入ユーザー)募集(※本募集は締め切りました)当社CEO早川note:https://note.com/peishin/n/n20ce8607719a
<主な活用事例・コメント>
・TOHOシネマズ株式会社
- 劇場名を契約書から判別できるように設定劇場名だけでなく、スタンプや手書きのID番号をも抽出し、データとHubble情報の突合の際に役立っている。- 契約書記載内容の要約特定のキーワードの記載有無を判別して契約内容の概要を把握し、最大15文字で要約することを目指す。
【コメント】
HubbleのAI自動入力機能は、スピードと正確性を兼ね備えたツールです。この機能の開発と実装によって、多くの法務担当者の肩の荷が軽くなったであろうことは想像に難くありません。Hubbleはコミュニケーションツールでもあり、それがそのまま契約書管理台帳として利用できるところに際立った魅力があると感じています。
この管理台帳としての機能を強化するためには、各部門の担当者が検索しやすい適切な項目に、必要な情報が正確に入力されていることが必須です。この部分をAIが代行してくれるというのは、スタッフをひとり増やすくらいのことかもしれません。
そんなAIが十分に力を発揮してくれるように、情報を抽出するプロンプトを作成し、調整を繰り返していますが、それは、自分たちの取引を俯瞰しながら、必要な情報をシンプルに収斂させていく、ある意味でクリエイティブな作業でもあって、そのこと自体も楽しみに取り組んでいます。
TOHOシネマズ株式会社 法務部長 大西ふみ子 様
・株式会社キタムラ・ホールディングス
- 契約書のリスク把握のためのマッピング化・網羅的なチェック「特定の条文の記載がある契約書が何件あるか」「必要な条文の抜け漏れがないか」などの網羅的なチェック。- 契約書記載内容の分析ツールとしての活用当社にリスクがないか等、契約書の分析を行い経営層へレポートするための分析ツールとしても活用することを見込んでいる。
【コメント】
なんといっても、この機能の一番のポイントである「AIが抽出する項目を自分で設計できる」点が凄いです。これは他サービスでは実現されていません*。他サービスは予め用意された項目しか抽出できませんが、各社で集約・分析したい情報は異なるはずです。その点この機能はとても素晴らしいと感じています。さらに、過去契約書における特定項目の記載有無の抽出にも有効です。通常、それを探し出すには全件手作業で洗い出さなければならないと思いますが、この機能があればそれも簡単にできてしまいます。
当社では、上記での活用はもちろん、契約類型や店舗番号、反社条項の記載の抜け漏れ、当社にリスクとなり得る記載の検出や協業禁止義務などに幅広く活用したいと考えています。
(*インタビュー当時)
株式会社キタムラ・ホールディングス 執行役員CLO 兼 法務リスクマネジメント部 部長 中路 星児 様
・ヤマザキマザック株式会社
- 契約相手方会社名の読み仮名の設定英語圏ではない企業のスペルや漢字が特殊な読み方だった場合に有効。検索や問い合わせの際、全文検索をしなくても「マ(例)」と入力すればソートできるように。- 業者コード・特許番号の抽出と契約(特許)内容の要約出願番号、公開番号、特許の要約などに使用。数字も精度高く抽出できている。
【コメント】
当社は「Hubble mini」を導入しています。まだ導入から日が浅いものの、現状でも総じて便利に利用しております。
AIによる読み仮名の取得についてはコアユーザーほぼ全員から要望があり設定したものですが、とても好評でした。
当社は全世界に事業を展開しているため、特殊な読み方をする企業も多々あります。当社担当者がプロンプトを設定さえすれば、精度高く読み仮名の情報が抽出され、検索性を高めることができました。当社内の利用者からは、便利に使えていると好評を受けました。
「Hubble mini」の今後のアップデートや開発にも期待しています。
ヤマザキマザック株式会社 法務室 主任 杉山 修平 様
・大手ゲーム開発会社
- ライセンス契約の主要な条件の自動台帳化ロイヤリティに関する情報(ライセンス期間、終了日、対象商品、金額等)の抽出に利用。- ロイヤリティ管理作業全般の半自動化取引によって様々な条件が発生する煩雑なロイヤリティ(請求条件)管理の自動化。将来的にはロイヤリティ管理システムとの連携の省力化を目指す。
【コメント】
日本語でのプロンプト設定で、日本語の契約だけでなく、英文契約も想定以上に自動入力が出来ている印象です。
契約文言に基づく個別判定が必要な項目も、上手くプロンプトを調整すると正確に答えてくれるので、契約審査担当者の目視での入力が必須となっていたものが、特殊な契約文言の場合のみダブルチェック(プロンプト再調整)という形で対応できそうです。契約管理に加えて、将来的には、ロイヤリティ計算条件を、締結済み契約書PDFからAI自動入力でデータ化し、CSV経由でロイヤリティ管理システムに取り込むという形で、ロイヤリティ管理の半自動化にも活用できそうです。
大手ゲーム開発会社 法務部マネージャー様
▽本機能のデモンストレーションや実際のUI画面の閲覧、またはHubbleのご案内をご希望される方は以下よりお問い合わせください。
https://hubble-docs.com/contact
今後もHubbleは、法務と事業、人とAIのコラボレーションで企業の生産性を向上できるよう貢献してまいります。
◆「Hubble(ハブル)」とは
法務と事業部門の協業性を高め、生産性を向上するための契約業務基盤を実現・定着するクラウドサービスです。継続率99%、上場企業からベンチャー企業まで300社 累計3万人以上にご利用いただいております(2024年1月時点)。契約書の審査依頼から作成、検討過程や合意文書の一元管理まで、一気通貫にご利用いただけます。SlackやTeams、クラウドサインなどとのAPI連携も充実しているため、普段お使いのツールはそのままご利用いだけます。改正電子帳簿保存法にも完全対応(JIIMA認証取得)。AIが契約内容を読み取り契約台帳に自動入力するため、締結後の契約書管理も効率化できます。また、業界初*の「カスタム項目AI自動入力」機能も搭載。業界・業種問わず、自社独自で管理したい項目を自由に設定・管理可能です(*自社調べ)。更新期限の自動通知、柔軟な権限設定、紙と電子の契約書の横断検索なども充実しており、セキュアで網羅性の高い契約データベースを構築いただけます。
・サービスサイト:https://hubble-docs.com
◆「Hubble mini(ハブル ミニ)」とは
契約書を入れるだけで、AI(OpenAI技術「GPT-4o」)が網羅的な契約データベースを構築する契約書管理クラウドサービスです。締結した契約書PDFをアップロードするだけで、AIが必要情報を抽出し、契約管理台帳を自動作成します。また、業界初*の「カスタム項目AI自動入力」機能を搭載。契約書管理に必須な主要9項目に加え、業界・業種問わず自社独自で管理したい項目も自由に設定・管理ができます(*自社調べ)。改正電子帳簿保存法にも完全対応。更新期限の自動通知、柔軟な権限設定、紙と電子の契約書の横断検索も可能。また、契約書データはそのままでHubbleへアップグレードも可能です。お求めやすい価格で始められるため、契約DXの足掛かりとして幅広い企業にご利用いただいております。
・サービスサイト:https://hubble-docs.com/lp/Hubble-mini/
◆株式会社Hubble 会社概要
「手触りのある課題をテクノロジーによって解決し、働く人の個性や創造力が発揮される未来を創出する。」をパーパスに掲げ、法務と事業部門の協業性を高め生産性を向上するための契約業務基盤を実現・定着するクラウドサービス「Hubble(ハブル)」、締結した契約書を入れるだけで最先端AIが網羅的な契約データベースを構築する「Hubble mini(ハブル ミニ)」、NDAの統一規格化を目指すコンソーシアム型のNDA締結プラットフォーム「OneNDA(ワンエヌディーエー)」、法務の生産性を高めるメディア「Legal Ops Lab(リーガルオプスラボ)」を提供・運営しております。
・所在地 :〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2丁目7-3 いちご恵比寿西ビル5階
・取締役 :早川晋平(CEO) / 藤井克也(CTO) / 酒井智也(CLO 弁護士)
プレスリリース提供:PR TIMES