プレスリリース
〜しきたりや古い常識にとらわれない新たな選択が増加〜
全国でウェディングプロデュースを手がける婚礼大手の株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(本社:東京都品川区 代表取締役社長:岩瀬 賢治 以下:T&G)は、在籍する全国のウェディングプランナーを対象に『結婚式において“脱・定番化”しているコト・モノ』についてアンケートを実施しましたので、調査結果をお知らせいたします。
結婚式には多くの“しきたり”や“定番”がある一方、顧客やゲストのニーズは時代とともに変化しています。これまで常識とされていたものがどう変化し、現在どんな演出や進行、サービスが支持されているのか。そして、何がこれからの“新常識”になり得るのかを調査しました。
■しきたりや定番を重視する方は減少の傾向に
2022年4月以降と以前を比較し、「結婚式の“しきたり”や“定番”を重視するご新郎ご新婦が減っていると感じるか」という質問に、91%のウェディングプランナーが「とてもそう思う」「そう思う」と回答。また、従来披露宴の中で行うのが当然とされていた演出・進行を、ご新郎ご新婦から「やらなくてもよいか」と相談されたことがあるウェディングプランナーの割合は、72%にも上りました。
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コロナ禍の行動制限以降、本当に呼びたい人だけを招待するという流れが定着し、気を遣わない関係のゲスト割合が増えました。そのため、「ゲストに失礼がないこと」や「常識から外れないこと」よりも「全員が楽しく快適に過ごせること」を重要視するご新郎ご新婦が増加傾向にあります。進行・演出に限らず、打合せ方法やギフト、服装等においても従来のルールやマナーに縛られない、新たな選択肢が多数誕生しています。
■コロナ禍を経て結婚式の打合せに変化
従来は対面で行っていた打合せも、コロナ禍でのオンラインミーティングの一般化に伴い、オンラインツールを活用することが多くなりました。76%のウェディングプランナーが、「2022年4月以降、オンライン打合せを取り入れたお客様の割合は5割以上」と回答しました。
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また、92%のウェディングプランナーが、「オンライン打合せに対して不安や抵抗のあるお客様が減っていると感じる」と回答。オンライン打合せを行う理由としては、「平日の仕事後にも打合せが可能で、多忙な方でも都合がつきやすい」「遠方在住の方は、移動時間の短縮・交通費の節約ができる」「子どもがいるご夫婦は自宅にいながら打合せができ、負担軽減になる」などが挙がり、お客様の様々なニーズに応えられるメリットが多くあると分かりました。
ウェディングプランナーは、取扱アイテムを自宅で閲覧できる自社サイト「アイテムコレクション」の活用や事前の資料送付など、お客様に安心してもらえるように様々な工夫をしています。
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■招待状や引出物など、おもてなしアイテムはデジタル化が加速
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ゲストのためのアイテムにも新常識が誕生しています。ペーパーアイテムやギフトアイテムについて、「従来の形式とは異なるものを選択するお客様が増えている」と回答したウェディングプランナーは96%。実際に、SNSやメールで送れる“Web招待状”は発売時*に比べて2023年同時期には約7倍に増加、コンパクトな“カード式カタログギフト”は2019年*に比べ、2023年同時期には2倍に増加。手軽に用意できる・持ち帰れる商品が人気です。
*1:2021年4月〜9月 *2:2019年4月〜9月
Web招待状はご新郎ご新婦とゲスト双方にメリット大
ご新郎ご新婦からは、スマートフォンでいつでもどこでも出欠管理ができること、切手の用意や宛名書きの手間が省けることなどが喜ばれています。
(ベイサイドパーク迎賓館千葉みなと/菅井亜深)
親族には紙の招待状、友人にはWEB招待状と、使い分けるお客様が増えました。デバイス操作を得意としない年配の方には紙のものをお渡しすることで安心感を抱いてもらえますし、ご友人からはいつでもスマートフォンで見られる手軽さが好評です。
(アルモニーアンブラッセ/高橋保奈実)
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持ち帰りの負担軽減 カード式カタログギフト
親族には品物を、友人にはカードタイプのカタログギフトをというように、相手に合わせてアナログとデジタルを組み合わせた引出物を贈る方が多いです。カードタイプはコンパクトで持ち帰りの負担が少なく、自分で好きなものを選べるところもメリットです。
(アーククラブ迎賓館水戸/白石沙弥香)
従来のカタログギフトはメインの記念品のみゲストが選択していましたが、現在は記念品・引菓子・縁起物の3品全てをWebで選択できるカードタイプもあり、とても喜ばれています。
(アーククラブ迎賓館新潟/横山瑛津)
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■型にはまらない過ごし方や、ゲスト全員で楽しめるイベントが増加傾向
結婚式・披露宴の中には、親族紹介や親族集合写真など“しきたり”とされている進行、余興や手紙の朗読など“定番”として行っている演出が多くありました。しかし、前述の通り「それらの演出・進行をやらなくてもよいか」という相談が増加し、固定概念に捉われず、ゲストとの時間を大切にしたり、自分たちらしい過ごし方を重視するご新郎ご新婦が増えています。
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挙式前、家族と自然体で過ごす時間が好評
最近は親族紹介や親族の集合写真撮影をあえて行わず、その分を大切な人と過ごす時間に充てたいという方が増えました。ファミリーミートやご家族だけの自由なフォトタイムなど、自然体でご親族との交流を深める方も多くいらっしゃいます。
(アルモニーアッシュ/油崎乃都花)
ゲスト皆で過ごす時間を大切に
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「余興を行わなくても良いか」という相談が増えました。かわりにしっかりと歓談時間を設けてゲストとのコミュニケーションを楽しむのがおすすめ。二次会のように肩肘張らない雰囲気で行うおふたり主導の参加型イベントや、ゲストと自由に楽しむことができるデザートビュッフェなど、余興のように誰かに負担がかかることなく、皆が楽しめる演出も人気です。
(アーヴェリール迎賓館岡山/鶴馬雅子)
王道の演出も枠にとらわれないやり方で
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ゲストの前で親御様への手紙朗読や記念品贈呈をするのは恥ずかしいという方が増えてきたように感じます。その場合、定番通り披露宴の終盤に行うのではなく、挙式前や披露宴後におふたりと親御様だけの時間を設け、お互いにとってベストな時間と場所で想いを伝え合うことを提案しています。
(アーククラブ迎賓館福山/狩山洋子)
■常識よりもトレンド!衣装やヘアメイクにも個性が映える時代に
ご新郎ご新婦にとって大きなこだわりポイントである衣装やヘアメイクでも、新たなスタイルが見受けられます。衣装やヘアメイクにおいて、「定番やしきたりに捉われない自由なスタイルを取り入れるご新郎ご新婦が増えてきた」と感じているウェディングプランナーは66%。ゲストにも同様の傾向が見られ、「定番やしきたりに捉われない服装・髪型のゲストが増えてきた」という回答は60%という結果になりました。「しきたりより心が躍ること」「自分らしさが表現できること」を優先する方々が増え、かつてはタブーとされていたものも多くのご新郎ご新婦やゲストに受け入れられています。
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ご新郎ご新婦の衣装・ヘアメイクに新たなトレンド
お祝い事ではタブーとされていたブラックコーデですが、今ではかなり受け入れられている印象です。しきたりよりもご自身が好きなものを身に着けることを重視し、スタイリッシュなブラックドレスにブラックシューズなどを選ぶ方が多くいらっしゃいます。
(アーセンティア迎賓館柏/山名梨乃)
お色直しをしない方や、あえてデザインが違う白いウェディングドレスにお色直しをする方もいます。その意外性がゲストにも好評です。
(ベイサイドパーク迎賓館千葉みなと/小松彩美)
挙式でのヘアスタイルはアップが一般的でしたが、ダウンスタイルの方が増えてきました。中にはお色直しのタイミングでヘアカットをする方もいたりと、ヘアスタイルにも個性が出てきています。
(アーフェリーク迎賓館熊本/森山夏樹)
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個性を楽しむゲストファッション
今までタブーとされていた肩の出るドレス、白や黒のドレスのゲストも増えました。しきたりよりも、会場やパーティの雰囲気や写真映えを重視している方が多い印象です。ブーツやオープントゥのシューズなど、結婚式専用ではなく普段使いできるアイテムを合わせる方も多く、「結婚式ならではの服装」の方は年々少なくなっていると思います。
(ベイサイド迎賓館長崎/粟野瑞希)
大ぶりなアクセサリーや揺れるピアスを着けるゲストを多く見ます。ダウンのヘアスタイルやゴールドのヘアアクセサリーなども人気で、「主役より派手にならないよう控えめに」と考える方よりも、自身の個性をうまく表現しながら楽しんで着飾るゲストが主流になっている印象です。
(InStyle wedding KYOTO/織部真生)
男性ゲストは、ダークカラー以外の色物ジャケットや、インナーにTシャツを合わせたラフなスタイルも見かけます。アクセサリーを着ける方も多くいますし、思い思いのファッションを楽しんでいます。
(北山迎賓館/榊原政樹)
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[画像18: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12799/193/12799-193-affea533d276c148338b1f8639b46f5a-479x319.jpg ]
[画像19: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12799/193/12799-193-8e26014c1dca8d8dae3fcf14ad173d4e-474x316.jpg ]
<T&G ウェディングプランナーアンケート調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:T&G ウェディングプランナー 353名
調査期間:2023年8月24日〜9月8日
プレスリリース提供:PR TIMES