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双日、豪州で省エネルギー事業に参入

(PR TIMES) 2023年05月17日(水)17時15分配信 PR TIMES

〜空調設備設計・施工により、CO2排出量削減貢献する省エネルギー事業を行い、脱炭素社会の実現を目指す〜

 双日株式会社(以下「双日」)は、豪州ビクトリア州とクイーンズランド州を中心に空調設備設計・施工及び省エネルギー事業をおこなうEllis Air(エリスエアー) Group Pty Ltd(以下「エリスエア社」)を連結子会社とし、豪州で省エネルギー事業を展開していきます。
 豪州は人口1人あたりの年間CO2排出量がG20参加国中第2位、かつ人口1人あたりの年間エネルギー消費量がAPAC(アジア太平洋州)地域最大です。冷暖房などの空調による電力消費量は、ピーク時消費量の約50%を占めており、空調の省エネルギー化はCO2排出量削減に有効です。
豪州ではCO2排出量削減の高いターゲット・ロードマップを連邦政府や各州が策定していることに加え、建築物環境格付制度が高い基準で義務化されていることから、省エネルギーへの意識が高く、本事業は大きな成長が見込まれます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/73843/192/resize/d73843-192-67e669415a2e9633cba3-0.png ]



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 エリスエア社は1964年に創業し、ビクトリア州とクイーンズランド州で事業を展開、2022年隣国ニュージーランドに進出し、空調設備設計・施工に強みを持っております。豪両州において、省エネ効果及びコスト削減観点での空調設備設計技術でトップクラスと位置付けられており、高いマーケットシェアと強固な顧客基盤を持っております。エリスエア社の実績は、商業ビル・病院などの建築物をはじめ、トンネル・データセンターなどのあらゆる社会インフラ設備に携わっております。

 脱炭素社会の実現に資する事業取組は、双日としての重要課題の位置づけであり、2021年12月に米国で参入した省エネルギー事業(※1)に続き、双日はエリスエア社の株式を取得することで、双日が有するファイナンス力提供などを組み合わせ、豪州における空調設備設計・施工、保守メンテナンスサービスを梯子とした省エネルギー事業の積極展開により建造物・同顧客のエネルギー消費量や維持費の削減・効率化によるCO2排出量削減に貢献します。また、EaaS(Energy as a Service)(※2)事業領域への拡大、加えてこれら事業を通じて蓄積したデータをアセットとしたさらなるビジネスの創出など、脱炭素社会に向けた取り組みを推進していきます。


(※1)双日は2021年12月に、米国ペンシルベニア州の省エネルギーサービス事業者であるマクルーア社の株式を取得し、米国市場での省エネルギー事業に進出しています。
 当該リリース:https://www.sojitz.com/jp/news/docs/20211203.pdf
(※2)省エネルギー機器とファイナンスなどを組み合わせ、顧客ごとのエネルギー消費に合わせたサ
ービスを総合的に提供する形態のこと


(ご参考)
【エリスエア社の会社概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/73843/table/192_1_71874f3f6c5c527e0947c22ee5a74562.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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