• トップ
  • リリース
  • Linux Foundation「オープンソース管理と戦略」トレーニングプログラムを開始

プレスリリース

  • 記事画像1

The Linux Foundation Japan

Linux Foundation「オープンソース管理と戦略」トレーニングプログラムを開始

(PR TIMES) 2022年11月15日(火)16時45分配信 PR TIMES

組織内のあらゆる受講者のニーズに合わせて調整できる7つのトレーニングモジュールで構成


[画像: https://prtimes.jp/i/42042/187/resize/d42042-187-7d7bf708830d0a15057c-0.png ]

2022年11月15日 横浜発 ― オープンソースを通じて大規模イノベーションを推進する非営利団体Linux Foundation ( https://www.linuxfoundation.jp/ ) は、経営幹部からソフトウェア開発者まで、組織のあらゆる人がオープンソースソフトウェア (OSS) のベストプラクティスを学べる新トレーニングプログラム「オープンソース管理と戦略 ( https://training.linuxfoundation.org/ja/training/open-source-management-strategy-jp/ )」を発表しました。これまで英語で提供されてきた「Open Source Management & Strategy ( https://training.linuxfoundation.org/ja/training/open-source-management-and-strategy/ )」を日本語で受講できるようになりました。

現代のソフトウェアサプライチェーンは、基本的なコンポーネント、およびそのオペレーションともに、OSSに広く依存しています。クラウドやネットワーキング システムを含む多くの最新テクノロジーはOSSベースであり、組織としてOSSの使用、さらに戦略的な活用に備えることは、技術革新を進める上で避けて通れません。このため、組織はオープンソースを適切に使用できるように準備し、ライセンス要件の遵守、継続的デリバリー/インテグレーションの実装方法、オープンソースコミュニティと連携し貢献するプロセスなどについて確認する必要があります。

「オープンソース管理と戦略」は、7つのコースで構成されており、経営者、管理者、ソフトウェア開発者、エンジニアが、組織内で効果的なオープンソース プラクティスを構築するための基本的な概念を理解できるように設計されています。リスキリングを支援し、また、オープンソースを組織で利用・推進する際の戦略や管理を司るオープンソースプログラムオフィス (OSPO) 設立方法の説明を含むなど、新たに組織のOSPOを任せられたリーダーにも役立つ内容になっています。

本トレーニングプログラムは、オープンソースのベストプラクティスに関する多くのこれまでのトレーニングモジュールの蓄積された知見をベースに、企業でオープンソースを効果的に活用する際に重要なすべての要素に関する最新のコンテンツを追加しています。コースはセルフペースで学習できます。受講者は以下の7つのコースから各自に関連するコースを選択することができます。

オープンソース入門 (LFC202-JP) : オープンソースとオープン スタンダードの基本的なコンポーネントについて
オープンソース ビジネス戦略 (LFC203-JP) : さまざまなオープンソース ビジネスモデルと、それぞれの実践的な戦略や方針を策定する方法
効果的オープンソース プログラム管理 (LFC204-JP) : 効果的なOSPOを構築する方法と、それを運営するために必要なさまざまなタイプの役割と責任
オープンソース開発実践 (LFC205-JP) : 健全なオープンソース プロジェクトにおける継続的インテグレーションとテストの役割
オープンソース コンプライアンス プログラム (LFC206-JP) : 効果的なオープンソース ライセンス コンプライアンスの重要性、オープンソースを安全で効果的に使用できるようにするためのプログラムとプロセスの構築方法
オープンソース プロジェクトとの効果的コラボレーション (LFC207-JP) : アップストリームのオープンソース プロジェクトと効果的に連携する方法、プロジェクト コミュニティとの作業から最大の利益を得る方法
オープンソース プロジェクトの創設 (LFC208-JP) : 新しいオープンソース プロジェクトを作成する理由と価値、新しいプロジェクトを立ち上げるために必要な法的プロセス、業務プロセス、開発プロセスについて

これらのコースは、標準開発とオープンソース プロジェクト コンソーシアムの国際的な組織OASIS OpenのエグゼクティブディレクターであるGuy Martin氏により開発されました。

Guyは、25年以上にわたりソフトウェア エンジニアとオープンソース ストラテジストの両方を経験しています。Red Hat、Samsung、Autodeskなどの企業向けにオープンソース プログラムを構築し、Autodeskのオープンソース オフィス ディレクター時代にはAcademy Software Foundationの設立に貢献しました。また、Samsungに在籍中に、Open Connectivity Foundation発足チームの設立メンバーとして活動し、Linux FoundationのTODO Groupが提供するベストプラクティスや学習ガイドなどOSPO担当者向けのリソースにも貢献してきました。

Linux Foundationは今週、パシフィコ横浜で開催されるEdgeTech+ 2022 (11/16-18 https://www.jasa.or.jp/expo/ ) に出展し、今回の新トレーニングプログラムのほか、クラウド&コンテナ技術、ブロックチェーンなど、さまざまなトレーニングコースと認定試験を紹介いたします。ブース D-B05 ( https://f2ff.jp/etexpo/2022/exhibitors/detail.php?id=1422&lang=ja ) にぜひお立ち寄りください。

本トレーニングプログラムはすぐに開始できます。受講者は540米ドルで1年間、7つのすべてのコースに無制限にアクセスでき、修了時には修了証を取得できます。興味がある人はこちらから登録してください。本プログラムは、企業向けのトレーニング サブスクリプションに含まれます。

参考資料 : https://youtu.be/jUEaUNQI6Rs

Linux Foundationについて

2000年に設立されたLinux Foundationとそのプロジェクトは、2,950を超えるメンバーによってサポートされています。Linux Foundationは、オープンソース ソフトウェア、オープンハードウェア、オープンスタンダード、オープンデータに関するコラボレーションのための世界有数の拠点です。Linux Foundationのプロジェクトは、Linux、Kubernetes、Node.js、ONAP、Hyperledger、RISC-Vなど世界のインフラストラクチャにとって重要なものです。Linux Foundationの方法論は、ベストプラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、ソリューション プロバイダーのニーズに対応し、オープン コラボレーションの持続可能なモデルを構築することに重点を置いています。詳細については linuxfoundation.org をご覧ください。

Linux Foundationはさまざまな登録商標および商標を使用しています。 Linux Foundationの商標の一覧についてはこちらをご覧ください : https://www.linuxfoundation.jp/trademark-usage/

Linuxは、Linus Torvaldsの登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る