プレスリリース
〜マーケティング・商品開発のアイデアを差別化〜
独自の移動データの収集・推定プラットフォーム「SilentLog Analytics」を運営するレイ・フロンティア株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:田村建士 以下、レイ・フロンティア)は、位置情報データを基に無意識行動を分析する「ペルソナ行動研究所」を立ち上げました。この研究所から、“日本初”生成AIで消費者の行動を深く探る「ユーザープロ」の提供を本日より開始します。(https://www.rei-frontier.jp/persona_user/)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11357/187/11357-187-c69521af1882005079edbfde950106c2-3840x2560.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
背景
現在、消費者のライフスタイルや行動パターンを深く掘り下げて理解し、的確な商品開発やマーケティング戦略を立てることが企業の競争力を高めるために重要な要素となっています。しかし、従来の調査は、「潜在意識の読み取りが属人的」、「消費者の記憶に基づいた回答」、「経時変化のヒアリングが困難」、「時間的・空間的な負担がかかる」という課題がありました。
レイ・フロンティアは、これまでに累計118万人のデータ(804億点)から、「好んで訪れる場所」、「旅行」、「睡眠時間」、「乗り物判定」のような項目を2016年から継続して分析・推定しています。そしてAI位置情報分析を強みとした新規企画開発やアプリ開発に携わってきました。これら開発過程で培ってきた技術や集積したデータを活用し、生成AIにより、いつでも消費者の行動を深く探ることができる「ユーザープロ」を提供します。
「ユーザープロ」(特願2024-071457、情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法)
「ペルソナ行動研究所」とは
レイ・フロンティアが集積してきた位置情報や行動データを利用し、独自AIにより消費者の無意識を解明することを目指しています。(https://www.rei-frontier.jp/persona_about/)
「ペルソナ行動研究所」が強みとしているのは以下の3点です。
特徴1:ペルソナの深層解析
性別、年齢、職業、年収、趣味などの基本データに加え行動データを総合的に解析しニーズを明らかにします。
特徴2:パーソナライズ技術開発
行動パターンと生活リズムに基づく解析により、顧客へ「わたし専用」の情報提供ができます。
特徴3:消費者行動の分析
季節ごとの消費トレンドやライフスタイルの進化を把握し、戦略を立てる手助けをします。
生成AIで消費者の行動を深く探る「ユーザープロ」とは
「ユーザープロ」は、スマートフォンのセンサー情報を利用して、非言語データや無意識データを統計処理し、機械学習によって言語化可能なデータを生成します。性別、年齢、職業、家族構成、趣味などの詳細な消費者分析が可能となり、マーケティング担当者はより深いペルソナ像を理解することができるようになりました。(図1)
さらに、仮想の消費者に対して何度でも、いつでも質問をおこない、消費者の潜在的な欲求を深掘りすることが可能に。これにより、時間や場所の制約を超えた調査が実現し、消費者行動の分析に革命をもたらすことが期待されています。(図2)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11357/187/11357-187-601b59446bd97fe788e18de69873e276-2896x2134.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
開発者コメント〈レイ・フロンティア取締役 CTO, Founder大柿徹〉
レイ・フロンティアは、行動データの統計処理、機械学習処理を長年研究・開発してきました。これまで集積してきた分析データをLLM(※)を用いてわかりやすい形に変換することで、より深いペルソナの分析ができるようにしたシステムが「ペルソナ行動研究所」が提供するサービスのひとつ「ユーザープロ」となります。
従来の調査の課題のひとつは、記憶ベースでのヒアリングおよび潜在意識の読み取りが困難なことでした。しかし、「ユーザープロ」であれば、定期的・累計的な記録にヒアリングすることが可能。また本人が気づいていない無意識を把握することもできます。今後これら累積情報を分析に活用できれば、データ利用の幅が増えるのではないかと考えています。企業のマーケティング担当者だけではなく、都市開発・不動産やモビリティなど、さまざまな業界でのデータ分析にご活用いただけるよう努めます。
※Large language Models 大規模言語モデル 大量のデータとディープラーニングで構成された言語モデル。
上記はリリース時点の情報です。
自社調査(2024年7月16日時点)において、日本国内で「位置情報を基礎データとしたプロファイリング推定機能を提供」しているのは当社のみであり、プレスリリース配信サービス、特許情報プラットフォーム、およびGoogleにおける検索調査を通じて確認を実施いたしました。
【お問い合わせ先】
「ペルソナ行動研究所」
本プレスリリースに関するお問い合わせやメディアの取材依頼については、下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。
Email:info@rei-frontier.jp
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11357/187/11357-187-5f72a4d7325216e14f4777c7e8e8f7e5-644x666.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
代表取締役社長 CEO田村 建士
「現実と仮想をつなぐ世界一のサービスを創る」をミッションに、ライフログアプリ『SilentLog』や行動データから利用者の深層を読み解く『ペルソナ行動研究所』を開発・運営しています。2008年に事業を開始し、現在は、位置情報を活用するアプリやサービスの開発・改修、AIを使った位置情報の分析事業や行動分析の支援、スマートシティやEBPMなどの実証実験の支援などを手掛けています。
レイ・フロンティア株式会社
代表取締役社長 CEO田村建士
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11357/187/11357-187-c6bf3b58c007420b7742c75c9a2d0c1b-800x265.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
事業内容:
スマートフォンアプリ向け移動分析特化型SDKの提供、行動データの分析ツール提供(ペルソナ分析、移動情報の可視化)、クライアント向けスマートフォンアプリケーション企画・開発・運用、自社アプリケーションの開発・運営、スマートフォンアプリおよびシス
テム導入に関わるコンサルティング事業
URL:https://www.rei-frontier.jp
プレスリリース提供:PR TIMES