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AVILEN、レゾナックの従業員エンゲージメント向上を高度データ分析により支援

(PR TIMES) 2024年02月08日(木)22時40分配信 PR TIMES

〜 全従業員(日本国内)を対象としたエンゲージメントサーベイの結果に対し、因果探索等の手法を用いた分析を行い、データドリブンな人事施策の立案に寄与 〜

株式会社AVILEN(本社:東京都中央区、代表取締役:高橋 光太郎、以下「AVILEN」)は、高度なデータ分析を実施し、株式会社レゾナック・ホールディングスならびに株式会社レゾナック(いずれも本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 秀仁、以下「レゾナック」)の従業員エンゲージメント向上を支援しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43360/186/43360-186-6a2738298de373423e7b724600a989a8-1200x630.png ]

◆背景・課題


レゾナックは、世界トップクラスの機能性化学メーカーとなることを目指し、2023年1月に(旧)昭和電工株式会社と(旧)昭和電工マテリアルズ株式会社が統合し誕生した新会社です。(※1)

統合シナジーによる価値創出の促進において、従業員のエンゲージメント向上が重要な要素のひとつです。レゾナックは、従業員エンゲージメントを把握するためのサーベイを定期的に行い、その結果および分析した相関関係を人事施策の立案に活用しています。

その取り組みのなかで、施策立案と意思決定の精度を高めるために「エンゲージメント向上に起因する要素の因果関係」をさらに高度なデータ分析により明らかにしたいという課題がありました。

(※1)レゾナック ニュースリリースより( https://www.resonac.com/jp/news/2022/09/29/2173.html

◆支援内容


AVILENはレゾナックに対し、高度データ分析による下記の支援を行いました。

1.従業員エンゲージメント向上に起因する要素の因果関係を特定
・2023年度の従業員エンゲージメントサーベイデータおよび、その他の客観的な人事データをサンプルに用いて、分析手法を検証・選定
・選定した分析手法を2023年度の従業員エンゲージメントサーベイデータに適用し、エンゲージメント向上に起因する要素の因果関係を特定

2.人事施策を立案するための示唆を導出
・高度データ分析により特定した因果関係から、組織の各部門・役職階層ごとに従業員エンゲージメント向上のための効果的な人事施策を立案するための示唆を導出

◆成果


従業員エンゲージメントサーベイのデータに対して、因果探索の手法を用いて分析を行い、エンゲージメント向上に起因する要素の因果関係を推定。効果的な施策立案のための示唆を導出することに成功しました。

因果関係から得られた示唆に基づき、組織の各部門・役職階層ごとに人事施策の提案を行い、従業員エンゲージメントの向上に寄与しました。

また、分析結果をもとにサーベイの設問内容を改修したことで、従業員エンゲージメント把握の精度向上が期待できます。

◆今後の展望


レゾナックは、今回の支援により得られた成果を踏まえ、課題の範囲を「従業員エンゲージメントと業績の関係性」へと拡張。「業績に影響のある要素」「エンゲージメントに影響のある要素」「間接的に循環する要素」等、より詳細な因果関係の推定を進めていきたいと考えています。

これにより、業績を向上させるための従業員エンゲージメントの課題をデータに基づき構造化するとともに、対策の立案・実行・効果測定を試みます。また、分析と施策立案の精度をより向上するための、データの整備と拡充も行なっていく予定です。

◆分析手法「因果探索(LiNGAM)」について



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43360/186/43360-186-f4ef529f124a3afda7f9150394c4722a-1200x630.png ]

因果探索は、データから因果関係を見つけ出す分析手法です。因果関係とは、ある事象(原因)が別の事象(結果)を引き起こす関係のことを指します。

因果探索は、単に相関関係(2つの事象が関連しているが、必ずしも一方が他方を引き起こすとは限らない)を見つけるのではなく、実際の因果関係を明らかにしようとする点が特徴です。

<因果探索のグラフを出力した一般的な例>
因果関係を持つ要素同士が矢印で結ばれ、矢印横の数値は因果関係の強さを表します。

<因果関係とそこから得られる示唆の一般的な例>
●因果関係の例
「権限・裁量が与えられる」→「当社の一員である意識が芽生える」→「戦略が浸透」→「エンゲージメントが向上」

●上記から得られる示唆
権限・裁量が適切に与えられるような施策が、エンゲージメントの向上に効果的である

※上記は今回のレゾナックに対する取り組みの結果の一例ではありません

◆「D&A戦略コンサルティング」の概要・特徴


D&A(データ・アンド・アナリティクス)戦略コンサルティングは、経営課題をデータサイエンスの見地から定量的に分析し、課題の要因特定から施策立案、効果測定と改善のサイクル実行まで一気通貫で支援するサービスです。

アルゴリズムを用いた高度なデータ分析やAIソフトウェアの開発を専門とするデータサイエンティストと、各業界のビジネス構造・課題に精通したコンサルタントの専任チームが、一貫して伴走支援いたします。

◆ご相談・お見積り


AVILEN法人向けサービスサイト
https://avilen.co.jp/

◆株式会社AVILENについて


社名    :株式会社AVILEN(アヴィレン)
代表者   :代表取締役 高橋光太郎
ホームページ:https://corp.avilen.co.jp/
所在地   :東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア9階
設立日   :2018年8月15日
事業内容  :
AVILENは「データとアルゴリズムで、人類を豊かにする」をビジョンに掲げ、上場企業を中心に660社以上の企業(2023年9月末時点)に対し、AI搭載のソフトウェア開発とビルドアップパッケージ(デジタル組織の構築支援)を主軸としたAIソリューションを提供。企業のAIトランスフォーメーション戦略の策定から、テクノロジー活用アビリティの向上、AIの導入まで一気通貫で支援しています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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