プレスリリース
パラスポーツのコミュニティプラットフォームによるパラスポーツ環境のアップデートに取り組む
株式会社ワントゥーテン(本社:京都府京都市、代表:澤邊芳明)とイベント制作会社の株式会社セレスポ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:田代剛、以下セレスポ)は、2024年5月9日にパラスポーツ※の支援と認知度向上を目的としてPARAFAN PROJECT(以下、本プロジェクト)を開始しました。本プロジェクトは、パラスポーツのアスリートとファンによるコミュニティサイト「PARAFAN」を軸としたアスリートとファンの活動・交流・支援の輪を広げていくことで、パラスポーツ環境の醸成を図ります。
PARAFANは、本プロジェクトに賛同するパラスポーツのアスリートやアンバサダーが登録し、自身の活動報告や新たな活動の提案をしていくものです。パラスポーツやアスリートのファンは、PARAFANに登録することでアスリートとの交流や支援ができるようになります。ファンからの定期的な支援は日常的な練習環境を整え、アスリートがイベントを企画し、ファンが開催を支援していくことで、パラスポーツの認知度向上や普及につながっていきます。
【PARAFANサイトについて】
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サイト名称: PARAFAN(パラファン)
URL: https://www.parafan.jp/
主なコンテンツ:パラスポーツ専用SNS、月額・都度支援、グッズ販売EC機能
※今後、NPO向け支援、スポンサー向けコンテンツを追加していく予定です。
このような活動は、これまでは行政や大手企業による支援を受けてアスリートが個々に取り組むことが多く、継続性に関する課題を抱えていることも見られました。アスリートやその活動をPARAFANに集めることで情報発信力を高め、社会からの注目を高めていくことで、パラスポーツ環境の改善に取り組んでいきます。
今後は、本プロジェクトに賛同する企業にも参画いただくことで、事業機会を増やし、アスリートの活動領域の拡張にも取り組んでいきます。この一連の取り組みを進めることで、パラスポーツによる社会貢献サイクルをより大きなものとしていきます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16942/185/16942-185-e877377e527074364ba2ac372c2073e6-1200x683.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※本プロジェクトにおけるパラスポーツとは、パラリンピック競技に限らず、聴覚障害や知的障害等を含めた障害者スポーツ全般を指します。
【プロジェクト背景】
セレスポは、1990年代よりイベントにおけるバリアフリーに取り組み、より多くの方が参加でき、楽しめるユニバーサルイベントを制作するなど、長年DE&Iの推進に取り組んできました。2015年より日本パラ陸上競技連盟のスポンサーとなり、パラ陸上を中心にパラスポーツの普及にも取り組んできました。
ワントゥーテンは、パラスポーツとテクノロジーを組み合わせたエンターテイメントCYBER WHEEL、CYBER BOCCIAなどを開発し、誰もが気軽に楽しめるようになることで、パラスポーツに対する興味喚起や観戦促進を目指してきました。
両社のリソースを生かし、パラスポーツにおけるテクノロジーの活用やリアルな体験を増やしていくことで、パラスポーツをもっと身近に、もっと楽しいものにしていくことができると考えました。この考えにアスリートの活動やファンの支援を加え、パラスポーツのアスリートがもっと活躍できる社会にしていくことを目指してPARAFAN PROJECTが始まりました。
現在、第3期スポーツ基本計画では、障害者の週1回以上のスポーツ実施率を40%程度(若年層は50%程度)、年1回以上のスポーツ実施率を70%程度(若年層は80%程度)とすることを目指すとの目標を掲げており、2022年度の20歳以上の週1回以上のスポーツ実施率は30.9%、年1回以上のスポーツ実施率は54.1%となっています。
パラスポーツは競技用品の費用がかさむなど、金銭的な負担が大きく、パラスポーツを始められない、続けられないという状況にある方も多いです。行政や団体からの給付や企業に所属することによる支援もありますが、トップアスリートを対象としたものが多く、十分とは言えない状況にあります。PARAFAN PROJECTは、パラスポーツに関するさまざまなサポートが実現していくことで、パラスポーツを始めやすく続けやすい環境をつくっていくことを目指しています。
【賛同アスリート・アンバサダー】
本プロジェクトのスタートに際し、5名のアスリート・アンバサダーに賛同いただきました。
アスリート
官野 一彦(パラサイクリング)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16942/185/16942-185-2a98987a34072408e4734908124134f0-427x385.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プロジェクトプロジェクトの発足おめでとうございます。東京オリンピックパラリンピックの開催を機にスポーツ対する関心や期待が高まった一方、終了後のアスリート・競技団体へのサポート、環境の変化等の士気が下がっているように思えます。我々アスリートにとってオリンピック・パラリンピックは夢や希望といった『生きる力』になっています。しかしながら、道具の購入や海外遠征等資金難の苦労は大変なものです。たくさんの方に応援してもらい、その方々と喜びを分かち合えるようなプロジェクトだと思います。一緒に夢をかなえる仲間になってほしいと思います。
【代表者コメント】
■セレスポ 代表取締役社長 田代剛のコメント
このたび、ワントゥーテン様と共同でPARAFAN PROJECTの開始をお知らせできることを大変嬉しく思います。異なるバックグラウンドを持つ両社のノウハウを掛け合わせることで、パラアスリートとファンをつなぎ、さまざまな取り組みが生まれ、新たな価値が創出されるサービスを構築していきます。
■ワントゥーテン 代表取締役社長 澤邊芳明のコメント
セレスポ様と共にPARAFAN PROJECTを始動させることができ、大変光栄に思います。自分自身の経験とワントゥーテンがこれまで培ってきたデジタル革新の知見を活かし、パラスポーツの新たな体験とファンとの交流の場を創出します。このプロジェクトは単なるプラットフォームではなく、テクノロジーと創造性の融合によりパラアスリートの成果を賞賛する場を作り、多様性への尊重を広める取り組みです。我々は、アスリートが活躍し、一般の方々がパラスポーツと意義深く関わる環境を強化し、可能性を高めるために共に取り組んでまいります。
【団体概要】
■株式会社ワントゥーテン
設立年月日:2009年7月7日
代表者:澤邊 芳明
事業内容:人間の永遠の課題ともいえる『退屈』に挑み、人々の好奇心を掻き立て『没頭』を生み出すことをミッションとしている。先端テクノロジーによる社会課題解決をテーマに、最先端の AI 技術を駆使したサービス開発や、プロジェクションマッピング・XR を活用した数々のプロジェクトを日本国内及び世界各国で展開する。
本社所在地:〒600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地COCON烏丸4階
WEBサイト:https://www.1-10.com/
■株式会社セレスポ
設立年月日:1977年7月21日
代表者:田代 剛
事業内容:セレモニー、スポーツイベント、プロモーションイベント等の企画、会場設営、演出・進行、運営をサポートしていくイベント制作会社。「イベントを通じて笑顔のある社会づくりに貢献する」ことを経営理念に掲げ、国内外の企業・団体との連携を進めながら、イベントにおけるサステナビリティを推進している。
本社所在地:〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-21-5
WEBサイト:https://www.cerespo.co.jp/
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