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JMAM(ジェイマム)

DEIの取り組みは85%以上だが、「社内全体に浸透」はわずか7.8%

(PR TIMES) 2024年03月04日(月)13時45分配信 PR TIMES

"柔軟な働き方"推進の裏で、DEIの取り組みは社員に届いていない? 企業の現実

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、J.H.倶楽部セミナー「個々の活躍と成長につなげるDEI浸透」の参加者を対象に、アンケート調査を実施しました。その結果、8割強の企業がDEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の取り組みを行っているものの、そのうち4分の3は「ほとんど浸透していない」「半数以下の社員にしか浸透していない」と回答し、その浸透度には課題があることがわかりました。(回答者数103名、調査日2024年2月7〜8日)。
▼主な調査結果
■85%超がDEIの取り組みを実施
DEIの取り組み状況について聞いてみると、「とても力を入れて取り組んでいる」(8.6%)、「取り組んでいる」(36.2%)、「まあ取り組んでいる」(40.9%)となり、85.7%の企業がDEIの取り組みを行っていることがわかりました。

一方、上記で取り組んでいると回答した85.7%の企業に、DEIの社内浸透度について聞いてみると、「ほぼ社内全体に浸透している」という回答はわずか7.8%。「ほとんど浸透していない」(30.0%)、「半数以下の社員にしか浸透していない」(44.4%)という回答が全体の4分の3を占める結果となり、多くの企業が社員へのDEIの浸透度は十分ではないと考えていることがわかりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82530/174/82530-174-609dcaa1ab3a08454b2cc9441513014b-513x441.png ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82530/174/82530-174-20cb17a8c0e03f610a033b48ca2a86f4-592x468.png ]

■6割の企業が「柔軟な働き方ができる制度の整備」を行っていると回答
DEIの具体的な取り組みについて聞いてみると、一番回答が多かったのは「柔軟な働き方ができる制度の整備」(60.0%)という結果になりました。誰もが働きやすい環境を整える、エクイティ(公平性)に関する取り組みだといえるでしょう。次いで回答が多かったのは、「多様性を受容する組織風土づくり」(50.0%)となり、半数の企業が実施していることがわかりました。

また、「トップのコミットメント、メッセージ発信」(43.3%)や「経営戦略に組み込んでいる」(30.0%)など、少なくない企業がDEIを会社として重要なテーマに位置づけていることもわかりました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82530/174/82530-174-2abfc3dc980e43ef6f4db1fdcb2b7a2c-1118x447.png ]

■半数弱が「社員への啓発や参画意識を高めることができない」ことを課題視
続いて、DEIについての課題を聞いてみると、「社員への啓発や参画意識を高めることができない」がトップの45.7%となり、半数弱がこの課題に頭を悩ませていることがわかりました。DEIは「自分ごとにしてもらう」ハードルが高いテーマだということが伺えます。

また、前述のとおり、43.3%がDEIの取り組みとして「トップのコミットメント、メッセージ発信」を挙げた一方で、課題としても「トップや経営陣の意識が低い」(34.3%)が上位に挙げられました。加えて「管理職層の意識やマネジメント能力が低い」(41.0%)も課題の2位に挙がっており、DEIに関する経営陣や管理職層のコミットメントも、無視できないテーマだといえそうです。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/82530/174/82530-174-478ba2238203f0cccbd0e677760cd9a5-1119x451.png ]


■人材開発に関する専門誌『Learning Design』では、上記のような人材育成に関する調査を行い、その結果を分析・紹介しています。人事・人材開発関連業務に携わる方を対象にした無料の会員制度「J.H.倶楽部」にご入会いただければ、『Learning Design』の記事もご覧いただけます。https://jhclub.jmam.co.jp/index.html

【アンケート概要】
調査形式:Webアンケート方式
調査時期:2024年2月
調査対象:J.H.倶楽部セミナー「個々の活躍と成長につなげるDEI浸透」参加者103名

■日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
1942年創立の一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、創立。研修や通信教育等による人材育成支援と、ビジネス書や資格書、教育書などの出版を柱とした「学びのデザイン事業」、NOLTYブランドを中心に手帳等を扱う「時間〈とき〉デザイン事業」の2つを事業ドメインとして展開しています。JMAMは「成長に、寄り添う。」をパーパスとして掲げ、だれもが成長する喜びを知り、人生を自分らしく豊かにできる社会をつくるために、一歩踏み出す人に寄り添い、パートナーとして伴走することを約束します。

■会員制度「J.H.倶楽部」
JMAMが運営する企業の人事・人材開発関連業務に携わる方を対象とした会員制度。皆様の未来の人材育成や組織開発を共に考えていきたいとの想いから2018年に発足しました。HR情報メディア「J.H.倶楽部」会員サイトやセミナー、交流会などを通じて実務に役立つ有益な情報を発信しています。
・ホームページ:https://jhclub.jmam.co.jp/index.html 

■人材開発専門誌『Learning Design』
「人と企業の成長に寄与する有益な情報をお届けする」ことをミッションに1989年に創刊した『人材教育』を前身とする人材開発専門誌。2018年にリニューアルし、現在は『Learning Design』として隔月5日ごろに発刊しています。「J.H.倶楽部」会員サイトで最新号からバックナンバーまでお読みいただけます。
・ホームページ:https://jhclub.jmam.co.jp/learning-design.html
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