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【自己分析のやり方ランキング】就職・転職経験者500人アンケート調査

(PR TIMES) 2023年02月21日(火)16時15分配信 PR TIMES

就職・転職活動時の自己分析のやり方に関する意識調査

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、就職・転職活動をしたことがある男女500人を対象に「自己分析のやり方に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://bizhits.co.jp/media/archives/31765
就職活動や転職活動をする際は、「自己分析をしたほうがいい」と言われます。

でも「自己分析って何のためにするの?」「やり方がよくわからない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、就職・転職活動をしたことがある500人に「自己分析のやり方」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。


調査概要
調査対象:就職・転職活動をしたことがある方
調査期間:2022年12月18日〜2023年1月1日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(男性220人/女性280人)
回答者の年齢(就職活動時):10代 1.0%/20代 56.8%/30代 28.8%/40代 9.0%/50代〜 4.4%


調査結果サマリー
・就職・転職活動時に自己分析をした人は7割
・自己分析をした理由1位は「面接対策」
・自己分析をしなかった理由は「必要性を感じなかった」
・就職・転職時の自己分析のやり方1位は「WEB診断テスト」



就職・転職活動時に自己分析をした人は7割


[画像1: https://prtimes.jp/i/41309/170/resize/d41309-170-06b5de0d056d9df475c7-0.png ]


就職・転職活動の際に自己分析をしたか聞いたところ、「充分にした(19.0%)」「まあした(52.4%)」が合わせて7割以上という結果に。

就職・転職活動時に自己分析をすることは、かなり一般的であることがわかります。

就活セミナーや就活関連の書籍、転職サイトなどで、自己分析の重要性を説いていることも理由の一つかもしれません。



自己分析をした理由1位は「面接対策」


[画像2: https://prtimes.jp/i/41309/170/resize/d41309-170-a0a97c8aad7056b92245-1.png ]


就職・転職時に自己分析を「充分にした」「まあした」と回答した357人に、なぜ自己分析したのか聞いたところ、もっとも多かった理由は「面接対策(110人)」でした。

次ぐ2位は「適職・適性を知るため(92人)」、3位「自分を知るため(71人)」と続きます。

自己分析の目的は、「自分を深く理解して能力を活かせる仕事を見極めること」「自分の能力やアピールポイントを企業に伝えられるようにすること」と言われていますから、目的をしっかり理解したうえで自己分析を行っている人が多いとわかります。


<1位 面接対策>
・面接で聞かれる項目は、自己分析していないと答えられないから(22歳 男性)
・自己分析をしないと志望動機や自己アピールに一貫性や説得力が欠けるから。また、面接では込み入った自分自身のことを質問されることが多いので、自己分析なしではスムーズに就職活動ができないと思う(27歳 女性)
・面接での会話に対応するため。沈黙や的を得ない回答で失敗するケースを防げた(34歳 男性)

面接では「自己PR」「志望動機」「企業にどのような形で貢献できるか」など、さまざまな質問をされます。

自己分析をしていないと受け答えに理由づけができず、説得力がなくなってしまうでしょう。

自己分析によって自分自身を理解し、考えを整理しておけば、自信をもって面接にのぞめます。


<2位 適職・適性を知るため>
・自己理解を深めないと、どういった業界や職種が自分に適しているのか分からないと思ったから(22歳 女性)
・自己分析しなければ自分の強みを無駄にして、好きでもない仕事内容や、自分に合っていない仕事についてしまう不安があったため(30歳 女性)
・自分にどんな傾向があり、どんな作業やどんな仕事が向いているのか知りたかったから(27歳 男性)

「これと思える仕事がない」という人は少なくありません。とくに就業経験の少ない20代であれば「自分がどんな仕事に向いているかわからない」と思うのはごく普通です。

そのため、「得意・不得意」「興味・関心」などを分析して、適職・適性を見つけたかったという人が多くなりました。


<3位 自分を知るため>
・自分自身がどのような人間で、仕事をする上で大切にしたいことを把握するために自己分析は必須と考えたから(22歳 女性)
・自分がどんな仕事につきたいのか、どんな価値観なのか改めて整理したかったため(28歳 女性)
・12年間同じ業界にいたため、自分にはなにができるのか?何がしたいのか?何が目的なのか?を知る必要があると思った(35歳 男性)

「やりがいのある仕事」「能力を活かせる仕事」を見つけるためには、自分の性格や考え方の傾向、興味、得意不得意を知ることが重要と言われています。

「自分のことはよくわかっている」と思っていても、意外とわかっていないこともあるもの。そのため、自分自身を知るために自己分析をした人も多くなりました。


<4位 アピールポイントを明確にするため>
・まずは自己分析をし、自分のセールスポイントがわからないと転職で自分を売り込めないため(31歳 男性)
・異業種へ転職希望だったため、自分の強みを活かせる場がどこなのか整理して選定するため(37歳 男性)
・自分のことを他者にどのようにわかってもらうか、どう表現するかを追求して自己分析しました(27歳 男性)

アピールポイントを明確にするためと回答した人の目的は大きく分けて2つ。

1つ目は「自分の強みが活きる仕事を見つけるため」、2つ目は「企業に自分を売り込むため」でした。

アピールポイントがわかれば、自分の長所や能力が活きる仕事を探しやすくなります。また面接の際に「自分がどのように会社に貢献できるか」を根拠をもって伝えることができるでしょう。


<5位 企業とのミスマッチを防ぐため>
・年齢・環境・ライフステージなど状況が変化するたびに働く会社に求めるものが変わるため、入社後のミスマッチを防ぐために自己分析を行いました(31歳 女性)
・自分と企業のマッチングが出来ていないと、入社してから長続きしないため(22歳 男性)
・「今務めている会社の何に不満を持ったのか?」が明確でないと、転職先でも同じような不満を持ち、また転職活動を行うことになるから(21歳 男性)

「どのような働き方をしたいか」「どのような労働環境で働きたいか」などをよく考えずに就職先を決めると、ミスマッチ(入社前と入社後のギャップ)が起こる可能性もあります。

たとえば、「思っていたような仕事ができない」「ワークライフバランスが取れない」「給与に不満がある」などです。

過去に仕事選びを失敗したため、転職時には自己分析を丁寧に行ったという人も目立ちました。



自己分析をしなかった理由は「必要性を感じなかった」


[画像3: https://prtimes.jp/i/41309/170/resize/d41309-170-b18cf2ab6e54afe8c9b3-2.png ]


続いて、自己分析を「全くしなかった」「あまりしなかった」と回答した143人にしなかった理由を聞いたところ、もっとも多かった理由は「必要性を感じなかった(52人)」でした。

自己分析の重要性は耳にするものの、「自分には必要ない」「やらなくても困らない」「やっても意味がない」と思った人も多いようです。

<1位 必要性を感じなかった>
・自己分析をしたところで採用も不採用も決めるのは会社側なので(20歳 男性)
・細かく自己分析しても具体的にどんな仕事が良いのかは分からないし、都合よくその仕事の求人が出ていたり求められる条件に自分が合致しているとも限らないので(29歳 男性)
・自己分析をわざわざしなくても、なんとなく分かっているような気がしたから。採用されるキャラを演じれば十分だと思った(22歳 女性)

「自己分析することに意味やメリットを感じられない」という意見が多く寄せられました。

具体的な理由としては「自己分析が採用に直結するわけではない」「自己分析をしても、企業の求める人物像ではないと結局は採用されない」など。

また、「分析しなくても自分のことはわかっている」「自己分析をしなくても受かる会社だった」という人もいました。


<2位 やりたい仕事が明確だった>
・自分が入りたい会社、やりたい仕事が明確にビジョンとしてあったから(26歳 男性)
・業種が絞れていたので特に必要なかった(28歳 女性)
・自分の好きな分野へ転職しようと考えていたため、自己分析は必要なかった(23歳 女性)

自己分析は「やりたいことがわからない」「向き・不向きがわからない」など、仕事選びの初期段階で悩んでいる場合にも役立ちます。

そのため、仕事選びの軸が決まっていて迷いがない人は、自己分析の必要性を感じないのかもしれません。


<3位 やり方がわからなかった>
・自己分析をする必要があるとわかっていたがどのようにしたらいいのかよくわからなかった(22歳 女性)
・どんな風に分析したら良いのかいまいちわからなかった(32歳 女性)
・したいと思っていたが、自分一人でやる方法がわからず苦戦した(38歳 女性)

自己分析には「過去の深掘り」や「他己分析」などさまざまな方法があります。

転職サイトなどでは、自己分析の詳しいやり方を紹介していますので、簡単にできそうなものから試してみるといいかもしれません。


<4位 しようという意識がなかった>
・自己分析をするべきだと言われたことがなかったから、存在を知らなかった(32歳 女性)
・あまり深くは考えていなかったから(23歳 男性)
・転職において自己分析という概念自体が思い浮かばず、労働条件主体で考えていました(27歳 女性)

「自己分析の存在を知らなかった」「重要性に気づかなかった」などの理由から、自己分析をしようという意識がなかった人も。

何も考えず「なんとなく就職活動をしていた」という人も複数いました。

また、給与や勤務時間といった「労働条件」を主軸に職場を選んだ人は、自己分析をして自分の内面を深掘りしようとまでは考えなかったようです。


<5位 時間がなかった>
・仕事を続けながら転職活動をしていたので、自己分析をする時間があまり取れなかった(30歳 女性)
・自己分析に時間を割くよりも、受けられる企業へのエントリーや面接に必死だった(28歳 女性)
・すぐに転職したかったため自己分析している時間がなかった(28歳 女性)

自己分析は自分の内面や過去に向き合ってじっくり考える必要があるため、しっかり行うにはある程度時間がかかります。そのため、とくに働きながら転職活動をする場合は、自己分析に割く時間や気持ちの余裕がないのかもしれません。



就職・転職時の自己分析のやり方1位は「WEB診断テスト」


[画像4: https://prtimes.jp/i/41309/170/resize/d41309-170-1a73206cd9a6d0dca388-3.png ]

就職・転職時に何らかの方法で自己分析をした420人に、「どんなやり方で自己分析をしたか」を聞きました。

その結果、1位は「WEB診断テスト(86人)」、2位は「他者からの評価(78人)」でした。

自分で自分を分析する人よりも、客観的に見た自分、他者から見える自分を知ろうとする人が多いようです。

「WEB診断テスト」に関しては、質問にクリックして答えるだけと手軽なので、自己分析のとっかかりとして行う人も多いのかもしれません。

一方、3位「キャリア・スキルの棚卸し(53人)」、4位「過去の振り返り(43人)」、5位「得意・不得意の把握(40人)」など、自分の過去や内面を掘り下げる方法で深く分析している人も目立ちました。

<1位 WEB診断テスト>
・就職活動サイトで実施されている自己分析診断を利用した(22歳 女性)
・転職サイトによる自己分析診断を3つ程受けた(23歳 女性)
・ハローワークのパソコンで自己分析ができるサイトを使いました(24歳 女性)

WEB診断テストは質問に答えていくだけで「適職」や「特徴」「強み」などがわかるため、「自己分析はめんどくさい」という人でも気軽にできるのがメリットです。

自己分析の最初の一歩として試してみてはいかがでしょうか。


<2位 他者からの評価>
・知人、家族、目上の方など色んな人に自分の長所短所を聞き、他人の意見も取り入れて自己分析した(30歳 女性)
・他人から見た自分も知りたかったので、友人とたくさん話して相互に特徴の分析を行いました(21歳 女性)
・友人・知人に頼んで自分の特性を客観的に言ってもらった(26歳 男性)

自分が思っている自分と、第三者から見た自分が乖離しているケースは少なくありません。

他者からどんな風に見えているかを評価してもらうことで、自分では気づかなかった強みを発見できます。短所を知ることができれば、弱点の改善にもつなげられますね。

さらに、客観的な視点を取り入れた説得力のある自己PRを作成することも可能です。

評価してもらった相手として多かったのは、家族・友人・大学の先輩・教授などでした。


<3位 キャリア・スキルの棚卸し>
・今まで行った仕事を箇条書きし、どのような結果を生み出したかをまとめました(31歳 男性)
・自分の実績をノートに書いて棚卸しをした。その実績が応募した企業でどのように役立つかまでストーリーを考えた(31歳 男性)
・学歴、取得資格、職歴を書き出し、興味関心の共通点を確認しました(33歳 女性)

これまでの実績やスキルを洗い出すことで、自分の能力を発揮できる仕事や職場を見つけやすくなります。

前職での経験を活かせる職場が見つかれば、エントリーシートや面接でアピールすることもできます。


<4位 過去の振り返り>
・幼少期からの体験を振り返り、成功体験と失敗体験、そのときにどのように動いたかを書き出して一貫する部分をピックアップした(22歳 女性)
・自分史を書きながら今までの人生を振り返り、自己分析をしました(25歳 女性)
・過去の出来事と、そこで自分の感情や行動がどのようなものだったかを書き出していきました(21歳 女性)

「過去の振り返り」は、幼少期からの出来事に対し、楽しかったこと、嫌だったこと、好きだったことなどを挙げ、その一つひとつに「なぜ」と問いかけて思考を深掘りしていく方法。

自分の価値観や大切にしていることに気づけるため、仕事や職場との相性を考えるうえで役立つでしょう。


<5位 得意・不得意の把握>
・過去の業務で得意だったこと、苦ではないことを箇条書きし、それぞれ深掘りした(29歳 女性)
・ノートに得意なこと、不得意なこと、私を雇うことで会社側が得られるメリットデメリットなどを書き出しました(27歳 女性)
・自分はあまり役に立つ資格やスキルを持っていないので、今の自分で出来る仕事や得意な事を見つめ直してみました(32歳 男性)

自分の得意なこと・苦手なことが分かると、向いている仕事が見えてきます。

また中途採用の場合、企業は「求める能力」を明確にして求人募集をするので、自分の「得意なこと」や「発揮できる能力」を自覚しておくことはとても重要です。

「企業が求める能力」と「発揮できる能力」がマッチしていれば、エントリーシート作成時や面接時にアピールできるでしょう。


<6位 自己分析シートの作成>
・ワークシートに自分の生い立ちや人生の転機となった事項、及び当時の心情を記載して自己分析を行った(24歳 男性)
・就活生を応援する会社から自己分析のためのテキストをいただいて自己分析をした(22歳 女性)
・専用のテキストを1冊買って、自己について書き出す作業をしていました(26歳 男性)

自己分析シートは「自分史」「SWOT分析」「モチベーショングラフ」などさまざまな種類があります。

転職サイトや就活関連のサイトでは、フォーマットが無料でダウンロードできるものも多いので、できそうなものから取り組んでみてはいかがでしょうか。


<7位 転職エージェント・ハローワークでの面談>
・転職エージェントに話を聞いてもらい、自分がどのような価値観かを人と話すことで整理していった(33歳 男性)
・転職エージェントとの対話形式で、小学生から今回の転職まで、さらにその先のなりたい姿像について言語化していった(26歳 女性)
・ハローワークの方に相談にのってもらい、客観的に感じた自分のいいところを教えてもらった(30歳 女性)

一人で考えてもうまく分析できない場合、アドバイザーと対話することで頭のなかが整理されることもあります。

「自分のことがよくわからない」「客観的な視点がほしい」という方は、プロのサポートを受けてみると良いでしょう。



まとめ

自己分析をしなかった理由の1位は「必要性を感じなかった」でしたが、たしかに自己分析をしなくても採用される人はいます。

ただ自己分析をせずに就職や転職をすると、働きはじめてから企業とのミスマッチを感じるケースも少なくありません。

「向いていない気がする」「もっと自分に合う仕事がありそう」といった漠然とした理由で、転職を繰り返す可能性もあります。

一方、自己分析をして自分自身を深く知れば、「能力を発揮できる仕事」「いきいきと働ける職場」が明確になり、会社選びの失敗を減らせます。

面接にも自信をもってのぞめるでしょう。

就職・転職は人生の大きなターニングポイントです。

ぜひ自己分析をしっかり行って、就職・転職を成功させましょう。


※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://bizhits.co.jp/media/archives/31765


■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。


■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京〜鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。

その知識と経験を元に、中日新聞の専門家ガイド「中日教えてナビ」に『在宅ワーカーマネジメントの専門家( https://oshiete.chunichi.co.jp/tokai/pro/387/column/1585/ )』として登録。その後はクラウドソーシング「クラウディア( https://www.craudia.com/ )」や「RS MEDIA( https://www.rise-square.jp/contents/ )」のアドバイザーに就任。

※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/


■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/company/



プレスリリース提供:PR TIMES

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