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株式会社朝日出版社

【3/13(水)イベント申込受付中】三浦哲哉氏 × 國分功一郎氏トークイベントを開催いたします!

(PR TIMES) 2024年01月24日(水)16時45分配信 PR TIMES

『自炊者になるための26週』 重版記念となる対談イベントを、3月13日(水)19時30分より、本と珈琲の店 UNITEにて開催いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38445/170/38445-170-e9b03b410cfed513c3044f3d03ee4847-1920x1080.png ]

三浦哲哉さんの新著『自炊者になるための26週』は、料理のどこが楽しいのか、なぜ、どんなふうに“風味”が人を感動させるのかを、余すところなく描いています。
また、「トーストを焼く」からはじまり、「みそ汁を作る」「買い物に行く」といったように1週ごとの課題をクリアしていく、という本のスタイルは、自分で働きかけ、試す、という「実践」の大切さを教えてくれます。

それは帯に推薦文を寄せている國分功一郎さんが『暇と退屈の倫理学』で主張されている、「楽しむには訓練をしなくてはいけない。その訓練の反復によって<物を受け取る能力>を拡張させることができる」とも通じるところがあります。

國分功一郎さんによる帯の推薦文は次の通りです。
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「知識は楽しみを与えず、楽しみは知識を与えない。このような知識と楽しみの分離こそが哲学の前提であった。だからこそ、知識を楽しむこと(フィロ・ソフィア)としての哲学(フィロ・ソフィア)がありえたのだ。 しかし、本書が示すのは、知識を与える楽しみであり、楽しみを与える知識に他ならない! 知識と楽しみはこうして一体となる。これは人間がもちうる賢さについての書物だ!」
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これはアガンベンの『テイスト』という短い本(未邦訳)が下敷きになっているとのことです。

そこで、今回の刊行記念トークイベントでは、國分功一郎さんをゲストにお招きし、アガンベン『テイスト』を取り上げつつ、一見して謎めいた帯文の意味についてお話しいただきます。

楽しみと知識の関係性とは? 五感と享受、その準備や訓練をいかに行うか? 
料理を入り口に、お二人の対話によって「楽しむこと、味わうこと」の深淵について考える会となります。
思考を一歩前に進め、生活をいちだん豊かにするヒントにあふれた夜になることでしょう。
ぜひ、遊びに来ていただければさいわいです。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/38445/table/170_1_9095914c2b2ae7b87ba2c5d03bf32c3f.jpg ]


登壇者紹介


三浦哲哉(みうら・てつや)

青山学院大学文学部比較芸術学科教授。映画批評・研究、表象文化論。食についての執筆もおこなう。1976年福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了。著書に『サスペンス映画史』(みすず書房、2012年)『映画とは何か――フランス映画思想史』(筑摩選書、2014年)『『ハッピーアワー』論』(羽鳥書店、2018年)『食べたくなる本』(みすず書房、2019年)『LAフード・ダイアリー』(講談社、2021年)。共編著に『オーバー・ザ・シネマ――映画「超」討議』(フィルムアート社、2018年)。訳書に『ジム・ジャームッシュ・インタビューズ――映画監督ジム・ジャームッシュの歴史』(東邦出版、2006年)。

國分功一郎(こくぶん・こういちろう)
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は哲学・現代思想。主な著書に『スピノザ 読む人の肖像』(岩波新書、第11回河合隼雄学芸賞受賞)、『中動態の世界 意志と責任の考古学』(医学書院、第16回小林秀雄賞受賞)、『暇と退屈の倫理学』(新潮文庫)、『ドゥルーズの哲学原理』(岩波書店)、『スピノザの方法』(みすず書房)、『目的への抵抗―シリーズ哲学講話―』(新潮新書)、『来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』(幻冬舎新書)など。共著に『言語が消滅する前に』(幻冬舎新書)ほか。

書籍情報


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38445/170/38445-170-e47f92142da5af940dd52926e8756501-304x434.png ]

『自炊者になるための26週』(朝日出版社)
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255013602/

さっと買って、さっと作って、この上なく幸福になれる。
「トーストを焼くだけ」からはじまる、日々の小さな創造行為。
“面倒”をこえて「料理したくなる」には、どうしたらいいでしょう。
――その大方針は、「風味の魅力」にみちびかれること。「風味」=味+におい。自由に軽やかに、においを食べて世界と触れ合う。そのよろこびで料理したくなる。人間のにおい解像度は犬並み? 最新の科学研究だけでなく、哲学、文学、映像論の重要テクストを手がかりに、知られざる風味の秘密に迫ります。
――目標は、素材から出発して、ささっとおいしいひと皿が作れるようになること。1週に1章、その週の課題をクリアしていけば、26週=半年で、だれでもすすんで自炊をする人=自炊者になれる、がコンセプト。蒸す、煮る、焼く、揚げる「だけ」のシンプル料理から、「混ぜる」「組み合わせる」、さらに魚をおろして様々に活用するまでステップアップ。日本酒とワインの新しいあり方、買い物や献立てに悩まないコツ、家事分担も考えます。感覚を底上げする「名曲」のようなレシピを40以上収録しています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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