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外国語学部 甲斐田万智子教授が監修 SDGs教材シリーズ「世界の子ども権利かるた」3月11日(金)発売 -みんなで知ろう! わたしたちのチャイルドライツ-

(PR TIMES) 2022年03月03日(木)18時40分配信 PR TIMES

制作:認定NPO法人国際子ども権利センター インターン6名(本学学生)


 文京学院大学(学長:櫻井隆)は、外国語学部 甲斐田万智子教授が監修し、本学外国語学部3年生6名が認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)のインターンとして制作した、SDGs教材シリーズ “「世界の子ども権利かるた」-みんなで知ろう! わたしたちのチャイルドライツ-”を、2022年3月11日(金)に、合同出版より全国の書店で発売することをお知らせします。


「世界の子ども権利かるた」 監修・制作背景/内容



[画像1: https://prtimes.jp/i/35644/170/resize/d35644-170-1d1c84d47907d1deda77-7.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/35644/170/resize/d35644-170-c43e54bbdfe1db960855-5.jpg ]

 
 1989年11月20日、国連にて18歳未満を子どもと位置付け、世界のすべての子どもたちに、自らが権利を持つ主体であることを約束する「子ども権利条約」が採択され、日本では1994年に批准されました。以降、さまざまな施策が講じられてきましたが、子どものうちに子どもの権利を知らされず大人になる方が殆どです。その結果、自分の権利が侵害されていることにも気づかずに、1人で苦しむ子どもや意見を言えずに後から悔しい思いをする子どもがいます。 
 この度完成した「世界の子ども権利かるた」は、国際協力、子どもの人権、開発教育、国際理解教育を専門とする甲斐田教授が監修となり、本学の学生6名が認定NPO法人国際子ども権利センター インターンとして参加し制作に取り組みました。制作の過程では、川崎市にある「子ども夢パーク内 フリースペースえん」の子どもたちから意見を聞いたり、「子どもの権利条約フォーラム2021inかわさき」でワークショップを実施したり、何度もチームで推敲を重ね、日本で暮らす子どもたちへ自分の権利のことと世界の子どもの権利について伝えたいメッセージをかるたに込めました。
 子どもが子どもの権利について早い段階で知ることが、自身で悩みを解決したり、よりよい社会を作ることの助けになります。

【商品情報】
タイトル :SDGs教材シリーズ「世界の子ども権利かるた」みんなで知ろう! わたしたちのチャイルドライツ
発売日  :2022年3月11日(金)
定価   :3,400円(税抜)
監修者  :甲斐田万智子(本学 外国語学部教授)
制作   :認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)インターン6名
     (本学外国語学部3年生 石川琳、岡田早悠里、栗原麻衣、鈴木裕奈、山地茉佑奈、渡部咲)
[画像3: https://prtimes.jp/i/35644/170/resize/d35644-170-4422f8868c84218f9ec7-1.png ]

イラスト :水乃みのる
協力   :西野博之(認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)
      フリースペースえんのスタッフと子どもたち
      千葉大学大学院社会科学研究院 小川玲子ゼミ生
      文京区のさきちゃんちでつながった子どもとおとなたち
      田中恭子(国立成育医療研究センター こころの診療部診療部長)
発行   :合同出版株式会社
初版部数 :3,000セット

■「世界の子ども権利かるた」に込めたメッセージ
1. 特につらい思いをしている子どもたちに向けて「休んでもいい」「逃げてもいい」「相談してほしい」「声を上げてほしい」
2. 女の子であること、性的マイノリティであることや見た目の違いがあるために、差別を受けていたり、無意識に差別的な行動をしたりする子どもに気づいてもらいたい、性的被害や暴力にあっている子どもに「No と言ってほしい」
3. いろいろなアイデアを持ち、社会をよりよいものにしようとする子どもに、意見を言って問題解決に参加してほしい
4. 普段なかなか知ることのできない世界の子どもたちの状況も、権利をきっかけに知ってほしい

【本商品の購入はこちらから】
合同出版    https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b598177.html
版元ドットコム http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784772655033


制作に携わった学生コメント

 私たち、甲斐田万智子ゼミ所属の学生6名は、かるたの読み札作成にあたり、子どもたちの視点で考えるということに重点をおきました。川崎にある「子ども夢パーク内 フリースペースえん」に行き、子どもたちと遊ぶ中で、子どもの気持ちを知り、一緒に言葉を考え、かるたのメッセージについての意見を聞いたりしました。子どもたちや職員の方など、様々な人に支えられた結果、みんなの想いが詰まったかるたになりました。この経験を通じて、子どもたちが抱えている問題は小さく思えるものでも見逃してはいけないこと、子どもの声に耳を傾け、共に変化していかなければならないということを学びました。そのために、このかるたを通して子どもの権利が少しでも浸透することを願っています。


監修: 外国語学部 甲斐田万智子教授 プロフィール、コメント


[画像4: https://prtimes.jp/i/35644/170/resize/d35644-170-27c937a37b38a4baf035-2.png ]

 本学外国語学部教授、認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)代表理事。日本ユニセフ協会勤務後、ブータン、インドに滞在し、後にシーライツに入職。カンボジアで児童労働・人身売買防止事業に従事。『世界中の子どもの権利をまもる30の方法:だれひとり置き去りにしない!』(合同出版、2019年)、共編著『小さな民のグローバル学:共生の思想と実践をもとめて』(ぎょうせい、2016年)、共著『児童労働撤廃に向けて:今、私たちにできること』(アジア経済研究所、 2013年)など。

《コメント》
  SDGs(持続可能な開発目標)では、誰ひとり取り残さないというスローガンを掲げていますが、子どもたち、特にマイノリティの子どもたちは、その声を十分に聞いてもらえていないかもしれません。どの子どももつらいとき、嫌な思いをしたときに1人で悩まずに「助けて」「ノー」と言えることを子どもの権利かるたを通じて知ってほしいという願いをこめて作りました。また、世界には働かなくてはならない子どもや路上で生活している子どもがいることも伝えています。学生たちは、子どもたちの声を聴きながら、悩みながら思いをこめて読み札を作っていました。学んだことを社会に出てからも活かしてくれると思います。



プレスリリース提供:PR TIMES

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