プレスリリース
様々なテクノロジー専門性を持つ個人と企業をつなぐ「Share Tech」が、企業のテクノロジー活用に特化したオープンナレッジプラットフォームのアルファ版を開始
テクノロジーの専門家が企業の課題解決を支援。アルファ版は限定50名を募集
「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもと、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む未来創造拠点「100BANCH」で活動するShare Tech(運営代表:松本悟志)は、テクノロジーの専門家と企業を繋ぎ、IT・デジタル技術を中心としたテクノロジー領域の課題解決ナレッジのオープン化をするプラットフォーム「Share Tech」(シェアテック)のアルファ版を開発しました。12月22日より50人限定で無償テストユーザー(相談者)へのサービス提供を開始します。
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ShareTech | 100BANCH
https://100banch.com/ShareTech
Share Techでできること
Share Techは、企業の現場社員の方が、“正確な情報ソースへ早く到達し、課題と解決策の迅速な整理と対応”を行うことができる次世代型の企業の現場の課題解決プラットフォームです。(図1)
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従来型である企業の現場の課題解決手法「Web検索でHP/記事を調べ、社内外の専門家に相談した後に、課題整理から解決を行う」方式は、正確かつ欲しい情報を探し出すことに膨大な時間がかかるだけでなく、調査に携わる担当者の負担も大きく、非効率な業務形態となっていました。
次世代型の企業の現場の課題解決プラットフォーム“Share Tech”を活用することで、自身があまり詳しくない分野であっても業務上推進するために情報収集と整理を迫られる実務上の課題に対して、“欲しい正確な情報ソースにピンポイントでリーチ”することができます。加えて、“課題と解決策の迅速な整理”を行うことができるプラットフォームを目指しています。
さらに、Share Techでは「他相談者がどんな悩みや課題を抱え、Share Techを通じてどんな専門家と出会い解決したのか」を共有ナレッジとして蓄積・可視化を行い、公開可能な範囲でオープン化していきます。
Share Techにおけるナレッジのオープン化とは、相談者の悩みや課題感、そして専門家といかに解決したかのナレッジを公開可能な範囲で蓄積し、オープンにすることで、他ユーザーにも相互に価値提供できることを示しています。
ナレッジを蓄積・オープン化することで、Share Techを活用する全ての相談者(企業)と専門家が、テクノロジー領域に特化したナレッジに対して手軽にアクセスできる環境を提供します。
これにより、相談者は他者の抱える悩みや課題と解決策のナレッジに対してもアクセスすることができ、一方で専門家は、他専門家の知見を取り入れることで専門性を向上させていくことができます。
アルファ版では、開発中のShare TechとFacebookを組み合わせた形でサービスを提供します。相談者の課題投稿や情報シェア、評価のシェアはFacebookの非公開コミュニティで行い、専門家からの解決相談は開発中のプラットフォームで提供します。
正式版では全機能を実装した専用プラットフォームを開発する予定です。
「Share Techの活用フロー」(相談者目線)
企業(相談者):業務上の悩みや課題をシェア
例1)リモートワークで他メンバーの仕事状況の可視化が悩み。
例2)上司からトレンドのSDGs関連を業務に取り入れてと言われたが、Webで調べても欲しい情報が見当たらない。
専門家:課題解決できることをシェア
専門家:相談窓口をShare Tech内に設け、相談者の悩みの解決相談実施
例1)同様にリモートワーク環境で、案件管理やプロジェクト業務管理の非効率性がありました。そのため、XXというツールを〜
例2)自分のいた食品メーカーでは、食品の原材料XXの再活用した社内プロジェクトを行いました。具体的にはXXという〜
専門家:相談者の悩みや課題に対して最適な情報をシェア
企業(相談者):悩みと専門家との相談概要・結果、評価をシェア
「アルファ版登録済み専門家のカテゴリー」
デジタル技術を利活用した業務効率化やプロダクト開発に加えて、ヘルスケアや生態系保全などのSDGs関連等の幅広いテクノロジードメインにて、企業の業務課題解決へ対応できます。
・クラウド/システム/スマホアプリ開発
・ブロックチェーン関連
・ヘルスケア
・AI
・生態系保全/SDGs関連
・IT全般
・プロジェクト/タスク管理 等
※上記に加えて、企業の業務課題解決に貢献したいあらゆる分野のテクノロジー専門家を募集しております。
・Share Tech開発の背景
Share Tech運営メンバーが、BtoBテクノロジーの営業経験やコンサルティングにて感じた“3つの負”を解決したいと考えたことが、本プロジェクト立ち上げのきっかけです。
1. ユーザー側の情報収集から課題解決までの非効率性
2. ソリューション提供側の情報が高度化、複雑化かつ一方向的であること
3. 個人としての専門性を発揮できる場の不足
この1と2つ目の負により、企業(ユーザー)が短期間で正しく課題認識を行い、最適な課題解決に向けた行動に移すことを難しくしている。この問題意識に対して、個々人が培った専門性を生かす場を設けることで、解決ができないかと考えています。
業種・職種問わず、企業の現場社員の方が実務上の課題特定から解決するまでの流れは、限られた時間とリソースの中で、主にWeb検索による複数ホームページや記事からの情報収集と、社内外の専門家(知識/経験のある人)に相談や情報提供を求め、それらのサイクルを繰り返し行うことで、1つの課題に対する解決策の実行を行なっていました。(図2)
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これらの「相談者が業務推進する上で、理解・解決することが必要不可欠な課題」や「正確かつ早く情報ソースに辿り着き、理解・解決したい課題」の特定から最適な解決策の実行を行うまでの一番高い障壁が、時間がない中でオンライン上の情報の海からWeb検索によって入手したい“正確な情報”にピンポイントでリーチすることです。
さらに、Share Techが考える企業の現場における課題解決のあるべき姿としては、正しく課題認識を行い、その後解決策実行というステップを踏んだ行動を取るサイクルを実行することと考えています。このサイクルを適切な順序で回すことで、例えば「解決するためにソリューションを導入したが、今までと何も変わらなかった。」等の良くある問題を避けることができると考えています。(図3)
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Share Techならではのポイント
Share Techは、企業の現場課題の解決を支援する真のプラットフォームを目指します。
そのために他ナレッジ共有サービスである、市場調査を目的とした相談者の質問や、自身の知見を一方向的に情報提供ではなく、相談者と専門家が双方向で情報を共有し、課題解決のための情報整理と解決策の提供を伴走型で実現していくプラットフォームです。
企業の現場における些細な業務上の課題/悩みでもShare Tech上に投げかけられる場所とすることで、相談者と専門家が伴走型で課題整理から解決策提供まで行うことができる形を目指しています。
さらに、Share Techを活用する全ての相談者(企業)や専門家が、オープン化された企業の課題解決に特化したナレッジに対してアクセスできる環境を試験提供していきます。
これにより、相談者は他者の抱える悩みや課題をいかに解決したかのナレッジに対してもアクセスすることができ、一方で専門家は、他専門家の知見を取り入れることで、専門性を向上させていくことができます。(図4)
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現時点では、具体的にはShare Techを活用することで、それぞれのユーザーごとに以下のようなさまざまな特典を提供します。
(アルファ版のテストユーザーは専門家への相談も含めて、全て無料でご利用可能となっております)
相談者として活用するメリット
- ツールによる業務改善やクラウドに加えて、ヘルスケア、環境等の専門家に相談可能
- 専門家や相談者(企業)の非公開コミュニティに参加可能。
- 他の専門家や企業の方との交流等、プロフェッショナルコミュニティに参加ができます。
(継続的にコミュニティ拡張予定)
- ベータ版提供の際に、本サービスにおける優待権利の付与予定。
※優待権利の詳細は、ベータ版提供の際にアナウンス予定です。
専門家として活用するメリット
- 専門家や相談者(企業)の非公開コミュニティに参加可能。
- インプットした知識をアウトプットして、課題解決支援を行うことができる。
- 相談実績の多い人はエキスパートとして特集。ご自身のネームバリューをあげられます。
- ベータ版提供の際に、本サービスにおける優待権利の付与予定。
※優待権利の詳細は、ベータ版提供の際にアナウンス予定です。
アルファ版のテストユーザーの募集概要
「期間」
2021年12月下旬〜2022年3月下旬(予定)
「募集対象」
相談者(シェアテイカー)
・民間企業の会社員の方(業界・職種は問いません)
・自身の知見があまりない分野で、業務上情報収集と取りまとめする立場の方
・他相談者がどのような業務課題を持ち、どう解決に取り組んでいるのか興味がある方
・業務上の課題解決に向けて、膨大な数のWeb検索や本、記事で情報収集・解決実行に煩わしさを感じている方
例1:ABCツールを最近よく聞くけど、自分の業務にも使えそうなものかな?
例2:最近トレンドのSDGs等を業務に取り入れてくれと上司から伝えられたが、Webで調べても結局何をすべきかわからない
専門家(シェアテッカー)も以下のような方を募集しております。
・自身の専門性を生かして、社会の役に立ちたい方
・企業の相談者のからの相談に対して、課題整理・情報提供による解決策の実行支援を行いたいという意欲のある方
・クラウドサービス(SaaS)領域やデジタル技術、X-Tech領域(ヘルステック、クリーンテック等)、SDGs関連に関して、知見やご経験、実績がある方
「料金」
無料(テストユーザー50名限定)
※有償提供へ変更の際には改めてアナウンス予定ですが、アルファ版のテスト運用中は無償提供。
「申し込みURL」
https://forms.gle/cM2ZDz49AvTZw1KKA
Share Techについて
「テクノロジーをシンプルに、社会を支える新たなインフラへ」をミッションとし、テクノロジー社会において、企業が迅速かつ最適な意思決定ができるために「人・モノ・カネ・情報」の観点においてプラットフォームを展開。その一つ目のプロダクトとして現在100BANCHにてアルファ版「Share Tech」のプロダクト開発とローンチを目指している。
お問い合わせ先: sharetech.info@gmail.com
プロジェクト情報:https://100banch.com/ShareTech
未来をつくる実験区「100BANCH」について
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「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもとに、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む複合施設です。パナソニック株式会社が創業100周年を迎えることを機に、「常識にとらわれない若いエネルギーの集まりが、100年先の未来を豊かにしていく」という思いから、株式会社ロフトワーク、カフェ・カンパニー株式会社と共同で2017年7月7日に設立。
以来、野心的な若者が未来を創造していく一歩を、24時間365日実験可能な「場所」とともに、各分野の第一人者であるメンターによるアドバイス、年間100を超えるイベントや大型展示会などでの発信の「機会」を提供して支援。応募総数760件のうち、237プロジェクトを採択し(2021年10月31日現在)の加速支援を行っています。
ホームページ: https://100banch.com/
プレスリリース提供:PR TIMES