プレスリリース
株式会社キッズライン(本社:東京都港区、代表取締役社長:経沢香保子)が運営する、全国47都道府県で24時間利用可能なベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」では、このたび登録サポーターによる東京都利島村でのベビーシッター活動を開始いたしました。これに伴い、2024年10月1日より、利島村でも「東京都ベビーシッター利用支援事業・一時預かり事業」の助成がご利用いただけるようになりました。その詳細についてお伝えいたします。
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小さな離島・利島村で必要とされる個別保育のニーズ
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▲伊豆諸島にある利島全景
利島村は東京都から南に約140km、人口わずか320人の小さな島です。高速船で竹芝から2時間20分の距離にある利島はIターンや期間限定の移住者が多いのが特徴です。
移住者やIターンで暮らす家族の中には幼い子どもを抱える方々も多く、都会と比較すれば「みんなで助け合う子育て」が形成されてはいるものの、さらに安心して気軽に頼れる人がいる子育て環境が求められていました。このような中で、キッズラインのベビーシッターが地域の子育て家庭を支えることで、未就園児などのご家庭へ柔軟で細やかなサポートを提供できる一歩を踏み出しました。
移住者からの発案で実現したベビーシッター利用支援事業
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▲利島在住のベビーシッター隅さん
利島村での事業開始のきっかけとなったのは、自身も移住者であり、保育士資格を持つ隅さんの提案です。自身が「先輩のママやママ友のサポート無しには育児が成り立たなかった」経験から、外部のサポートが必要な現実を実感し、「利島村でも東京都ベビーシッター利用支援事業を活用したい」との想いで利島村役場へ発案しました。
■ベビーシッター隅さんからのコメント
私も育児をしている最中ですが、今まで多くの人に子育てを支えてもらった恩を、今度は自分が返せたらと思いました。利島村に移住してきた若い世代の育児に関わってあげるには、自治体から助成が出る方が「子育てを頑張るママをたくさんの人が応援している」ということがより伝わりやすいのではないかと思い、役場に相談しました。
▼隅さんのプロフィールページ
https://kidsline.me/sitters/show/u5800018096
東京都ベビーシッター利用支援事業とは
東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり事業)は、ベビーシッターによる保育を希望する子育て世帯に対して、利用費用の一部を東京都が助成する事業です。
助成金額は、1時間あたり最大2,500円(22時〜朝7時までは最大3,500円)。
ご利用いただけるのは、東京都内の以下の市区町村にお住まいの方になります。
【助成対象自治体】※26自治体(令和6年10月時点)
中央区、北区、荒川区、葛飾区、文京区、豊島区、武蔵野市、千代田区、江戸川区、品川区、台東区、狛江市、目黒区、港区、中野区、足立区、新宿区、板橋区、江東区、杉並区、東大和市、小笠原村、調布市、三鷹市、練馬区、利島村
利用できるお子様の年齢やその他の条件は、各自治体によって異なります。
【対象自治体のホームページ一覧】はコチラから
キッズラインのオンライン登録システムで離島でも運用が可能に
キッズラインでは、ベビーシッターの選考登録から認定までをすべてオンラインで完結できるシステムを構築しています。また、キッズラインは「東京都ベビーシッター利用支援事業」の認定事業者でもあります。今回、隅さんはベビーシッターの登録選考に合格し、8月22日にデビュー。東京都の補足研修のみ出島して受講し、2024年10月1日から利島村で「東京都ベビーシッター利用支援事業認定シッター」として正式に活動を開始しました。今回は、離島でも利便性の高いキッズラインのシステムが、遠隔地でのベビーシッター登録と助成の運用を実現した形となりました。
※キッズラインは全国47都道府県でベビーシッターとして活動する方を募集しております。仕事の詳細を知りたい方は、以下のページをご覧ください。
登録説明会のご案内|キッズライン
東京都ベビーシッター利用支援事業で、安心して子育てできる島へ
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▲島に唯一ある保育園の園庭開放はシッティングでもよく利用する場所
隅さんのベビーシッター活動は、2024年10月1日より「東京都ベビーシッター利用支援事業」を通じて助成の対象となり、1時間あたり最大2,500円、年間144時間まで未就学児へのサポートが可能となりました。そのため交通費やオプションを除けば、事実上の無償サポートが受けられます。利島村は徒歩で移動できるため、交通費の発生はありません。
現在、隅さんは主に保育園に入園していないお子様を対象に、午前中の遊びや育児サポートを行っています。保育園児へのサポートも、保育園の開園時間外での依頼に対応しており、依頼されるご家庭は利島に数年間限定で移住している方々が中心です。
利島村に先駆けて、2024年4月から同様の方法で小笠原村父島でもキッズラインのベビーシッターが「東京都ベビーシッター利用支援事業」を利用して活動しています。父島や利島同様に移住者を中心とした個別保育の需要がある地域の場合、ベビーシッターは家庭に寄り添った子育てのサポーターとして有効だということを、今回の事例が示しています。
個別保育が離島・人口減少地域の育児を支える手立てに
キッズラインは、全国47都道府県でベビーシッターを依頼できるプラットフォームを展開しており、2014年の創業以来、10年間にわたりサービスを提供してきました。その間、日本では急速な人口減少が進行し、保育に関する課題は「待機児童問題」から「保育園の経営難」や「財源不足」に変わってきています。特に今後人口が少ない地域や離島では、保育継続が困難になることが予想されます。
今後、ベビーシッターは「個別訪問保育」という形で、地域のさまざまな保育ニーズに応える役割を果たすと考えています。特に、産後直後から保育園入園までの間、個別サポートが必要な家庭にとって、「産後ケア・新生児ベビーシッター」サービスは大きな助けとなります。キッズラインでは、東京都同様に全国の自治体が個別保育への助成を創設し、生まれてくる子どもと母親一人一人に寄り添った子育て環境の改善に取り組むことを願っています。
キッズラインとは
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「キッズライン」は、スマートフォンから簡単に利用できるベビーシッターおよび家事代行のマッチングプラットフォームです。現在、全国47都道府県で活動するサポーターは4,300名以上。利用者は事前にサポーターの詳細なプロフィールや口コミ評価を確認して、24時間オンラインで手配できます。
サービスに登録できるベビーシッターは、特定の資格や研修(※1)をクリアし、弊社の面接および研修に合格した者のみとなっています。
また、家事サポーターは、整理収納アドバイザー資格を有する方や飲食店勤務経験者、豊富な主婦経験を持つ方が選考を通過し、活動しています。
累計依頼件数は210万件以上、全国各地の自治体との連携や700社以上の法人導入を通じて、育児や家事にお困りの家庭を広くサポートしています。また、安心してサービスを利用いただくために「安心安全対策10箇条」(※2)を策定しています。
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
サービスTOP|キッズライン
(※1)
<該当する資格・研修>
保育士(保母は対象外)/看護師/准看護師/子育て支援員研修(地域保育コース)/家庭的保育者等研修/全国保育サービス協会(ACSA)認定ベビーシッター/全国保育サービス協会(ACSA)ベビーシッター養成研修+現任研修/全国保育サービス協会(ACSA)居宅訪問型基礎研修
(※2)
キッズライン「安心安全対策10箇条」
https://kidsline.me/about/safety10
<キッズラインサポーターの活動エリア>
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本プレスリリースのお問い合わせ先
取材依頼フォーム|キッズライン
■会社概要
株式会社キッズライン
代表者:経沢 香保子
事業内容:インターネットを使った女性支援事業、育児支援事業、家事支援事業
所在地:東京都港区六本木5-2-3 マガジンハウス六本木ビル7F
プレスリリース提供:PR TIMES