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日本ロレアル株式会社

日本ロレアルと東京ガス不動産 廃棄予定化粧品をアップサイクルした建材の建物開発への活用促進について合意

(PR TIMES) 2023年05月24日(水)15時15分配信 PR TIMES

業界を超え、循環経済社会の形成への貢献のため提携


日本ロレアル株式会社
東京ガス不動産株式会社

世界最大の化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)の日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン-ピエール・シャリトン、以下「日本ロレアル」)と東京ガス不動産株式会社(代表取締役社長:穴水 孝、以下「東京ガス不動産」)は、このたび、循環経済社会の形成への貢献に向けて、日本ロレアルが廃棄予定の化粧品を、建物建材へとアップサイクルし、東京ガス不動産が開発する建物へ活用促進していくことについて合意しました。
提携第一弾として、日本ロレアルが廃棄予定の自社化粧品「パウダーファンデーション822個」を材料に、東京ガス不動産がタイル建材を製作(アップサイクル)し、自社で開発を手掛ける2023年11月竣工予定の「(仮称)国分寺学生寮」および2024年1月竣工予定の「(仮称)武蔵野学生寮」の建材の一部に採用します*1。

[画像1: https://prtimes.jp/i/4813/167/resize/d4813-167-b68dd86f951fd3aabf7a-0.png ]


今回の提携に関し、日本ロレアル ヴァイスプレジデント オペレーション本部長の山本 也寸志は次の通りコメントしています。
「化粧品を建材にアップサイクルすることは、日本の高い技術力ゆえに実現できることだと、ロレアルグループ内でも世界中で高い評価を得ています。加えて、自社製品を単に廃棄するのではなく、新たな付加価値を持つ新しい“美”に生まれ変わらせる“アップサイクル”は、美の創造を専業とするロレアルの社員にとっても意義深い取り組みです。建材へのアップサイクルを発案した身として個人的に情熱を抱いている取り組みでもあります。このたび、東京ガス不動産と提携できることを嬉しく、かつ光栄に思うと共に、実際に実現させた多くの同僚のことを誇りに思います。本取り組みがインスピレーションとなり、日本社会の循環経済への移行の一助となればうれしく思います」

東京ガス不動産営業本部長の相原 隆士は次の通りコメントしています。
「今回、オーナーと入居者という関係を超え提携できること、とても嬉しく思っています。日本ロレアルとは、これまで、新宿パークタワーにおいて廃棄物の分別による資源リサイクルや、生ごみのバイオガス化リサイクルといった取り組みを行ってきました。本取り組みは、異業種の2社が循環経済社会の形成に貢献する新たな試みです。当社が掲げる「安心・快適・環境との調和を提供するESG型不動産開発」のさらなる推進に向けて、日本ロレアルと引き続き連携を強めていければと考えています」

【参考:両社のこれまでの取り組み】
ロレアルは、『世界をつき動かすような美の創造』をパーパス(存在意義)に掲げ、売上などの経済的成長と、環境・社会課題解決への貢献といった非財務面での成長、双方で卓越することを目指しています。サステナビリティでは、グローバルプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」のもと、2030年に向け抜本的な取り組みを推進しています。その目標のひとつが、2030年までの事業拠点からの廃棄物の100%リサイクルまたは再利用です。日本においては3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進しており、なかでも注力しているのがアップサイクル。2022年には化粧品業界で初めて美容部員の制服のアップサイクルを始め、同年10月にリニューアルオープンした本社オフィスでは自社化粧品4,400個をアップサイクルした建材を用いています。これらの取り組みの貢献もあり、2022年末時点で、2016年対比で50%の自社化粧品廃棄を削減しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4813/167/resize/d4813-167-3af4624f3b83053236b7-0.jpg ]

東京ガス不動産は、「災害に強いまちづくりの推進」「一人ひとりに寄り添う魅力的な毎日の創出」「環境にやさしい不動産の実現」の3つのマテリアリティを通じ、東京ガスグループ 2023-2025 年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」で掲げた「安心・快適・環境との調和を提供するESG型不動産開発」を推進しています。その具体的な取り組みとして、保有する新宿パークタワーのビル共用部の使用電力を実質再生可能エネルギー化し、今後、テナント専用部への導入検討を進める等、お客さまと一緒にビル単位で脱炭素社会の実現に貢献していきます。

日本ロレアルは、2006年に東京ガス不動産所有の「新宿パークタワー」に本社を移転しました。以来オフィス照明のLED化などを通じ協働関係を深めてまいりました。2023年3月の日本ロレアル本社オフィスの国際的なグリーンビルディング認証制度「LEED GOLD(R)」認証の取得は、両社のパートナーシップがもたらした大きな成果のひとつです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/4813/167/resize/d4813-167-0b87602625b41ce64982-0.png ]

【参考:会社紹介】
日本ロレアルについて https://www.loreal.com/ja-jp/japan/  
ロレアルは 1963 年から日本で事業を開始し、1996 年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。 2022 年末現在 の社員数は2,253 人、取り扱いブランドは 18 です。化粧品の輸入、製造、販売、マーケティングを行っています。日本はロレアルグループのなかで戦略的拠点のひとつであり、マーケティングならびに営業拠点のほか、研究開発所(日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンター)と製造工場(株式会社コスメロール)とシュウ ウエムラとタカミの2つのブランドの本社組織(商品企画やグローバル展開施策を策定する組織)を有しています。

東京ガス不動産についてhttps://www.tokyogas-re.co.jp/
東京ガス不動産は1953年創業、今年70周年を迎えます。東京ガスグループの基幹事業会社として、不動産開発、不動産管理・賃貸・仲介などを通じて、災害に強い街づくりなどに貢献していきます。


*1 :「(仮称)国分寺学生寮」、「(仮称)武蔵野学生寮」の着工について」(2022年5月26日 東京ガス不動産発表)



プレスリリース提供:PR TIMES

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