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株式会社 山田養蜂場

10月8日は「木の日」 世界で注目されている「宮脇方式」で本物の森をつくる 中国とネパールに計22,500本の苗木を植樹

(PR TIMES) 2022年10月07日(金)19時40分配信 PR TIMES

10月8日は「木の日」です。「十」と「八」を組み合わせると「木」になることから、日本木材青壮年団体連合会が1977年に提唱しました。株式会社山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町、代表:山田英生)は、2022年6月〜7月に、中国雲南省昆明市と、ネパールのチャカンドールにて、植樹活動を実施しました。現地の人々の協力により、コロナ禍でも毎年植樹をすることができています。今回で、国内外の植樹総本数は222万6,539本となりました。
■現地の人たちに、宮脇方式の植樹を指導

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当社は、世界的に高い評価を受けた生態学者、横浜国立大学名誉教授の故・宮脇氏が提唱した、その土地本来の植生に基づく多種類の樹種を混ぜながら密植する「宮脇方式」の植樹を実践しています。その土地本来の森は、山火事や地震などの自然災害にも耐えられるというのが、宮脇方式の特徴であり、最近は、ヨーロッパでも宮脇方式の植樹が注目されています。
今年7月のネパール植樹では、宮脇氏の後継者である同大学名誉教授の藤原一繪氏が  渡航して、植樹活動の意義、樹種の選定方法、植樹方法などを直接指導しました。6月の中国植樹では、藤原氏がオンラインで現地の江蘇師範大学 尤海梅(ゆうかいばい)博士を通じて指導を行いました。


■中国雲南省昆明で20,000本を植樹
2020年から雲南省楊善州緑化基金会と共同で、5か年計画の植生回復プロジェクトを進めています。植樹場所は、山火事のために荒廃した、標高2,200mの山の急斜面です。3年目の今年は、6月16〜30日で20,000本の植樹を実施しました。16日の植樹祭には70名が参加し、ウンナンザクラ、フランチェティカシなど10種類の苗木を植えました。
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■ネパールのチャカンドールで2,500本を植樹
当社は、2019年度からネパール森林管理署の依頼で「チャカンドールコミュニティフォレスト」にて植樹をしています。7月30日に植樹祭を実施し、チャンパカオガタマノキ、アラカシなど9種類の苗木を計2,500本植えました。植樹祭には、現地の中高生と先生、現地の村人など、計152名が参加しました。
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■山田養蜂場の植樹活動

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植樹活動の始まりは、1998年にさかのぼります。当社代表の山田英生がネパールを訪れた際、森林が大量に伐採されており、それに伴う大規模な土砂崩れが発生している実態を知ったことがきっかけです。
翌1999年よりネパールで植樹活動を開始し、2001年からは、植物生態学の権威で、現地の植生に合った木々を密植・混植する「宮脇方式」を提唱する、横浜国立大学名誉教授の故・宮脇昭氏に師事。同年に、砂漠化が進む中国北部で、横浜国立大学と共同で植生調査を開始し、2004年より植樹活動を続けています。
当社の原点は、自然とともに生きる養蜂業です。「自然との調和」を理念に掲げており、未来の子供たちに豊かな自然環境を受け渡す責任があると考えています。今後も植樹活動を続け、植えた木で自然環境を回復し、人々の命を守る本物の森づくりに貢献してまいります。
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■プロフィール


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宮脇 昭(みやわき あきら)
1928年〜2021年。岡山県出身。横浜国立大学名誉教授、(財)地球環境戦略研究機関国際生態学名誉センター長。ドイツ国立植生図研究所で潜在自然植生理論を学び、世界を舞台に国内外1,700ヶ所以上に、合計4,000万本を超える植樹を行ってきた。その土地本来の樹種「潜在自然植生」に基づく植樹を実践、指導。また、東日本大震災を受けて、植樹による緑の堤防づくりを提唱。2006年には、地球環境への貢献が認められ、日本の研究者として初めてブループラネット賞を受賞。


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藤原 一繪(ふじわら かずえ)
1944年生まれ。横浜国立大学卒業。CNRSフランス中央研究機関給費研究員(リール大学)、横浜国立大学大学院環境情報研究院教授などの経歴をもつ。現在、横浜国立大学名誉教授、横浜市立大学特任教授。故・宮脇昭氏と共に、国内外での森づくりを指導。著書に「混源植物」「環境問題を考える」(共著)「東南アジアの植物と農林業」(共著)「日本植生誌」全10巻(共著)など。



プレスリリース提供:PR TIMES

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