プレスリリース

八重洲・日本橋・京橋エリアでのスタートアップ集積を加速化

東京建物株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役 社長執行役員：野村 均、以下「当社」）は、当社が東京都中央区日本橋において所有するビルを一棟全面リニューアルし、グローバルスタートアップ企業の集積やコミュニティ形成等を支援する施設「xBridge-Global（クロスブリッジグローバル）」（以下「本施設」）を9月27日（火）にオープンしましたので、お知らせします。
本施設は、シェアオフィス「NEXTHUB」等で構成されるグローバルスタートアップ企業向けの新拠点です。日本
と欧州のスタートアップ企業への投資と新市場展開支援を行うNEXTBLUE 有限責任事業組合（本社：東京都港区）がパートナーとして参画し、特にSDGs（持続可能な開発目標）の達成や社会課題解決に資するグローバルスタートアップ企業の誘致、コミュニティ形成の促進を担います。
建物のリニューアルにあたっては、既存の壁や天井を極力活かしたほか、貝殻から作られる「柳川貝灰生しっくい」やペットボトルをアップサイクルした家具等を採用するなど、サステナブルな設計・デザインにもこだわりました。また、1 階にはグアテマラ産のフェアトレードかつ環境に配慮したスペシャルティコーヒー等を提供するカフェ＆バー「GOOD COFFEE FARMS Cafe&Bar」を併設し、グローバルスタートアップ企業等の様々なプレーヤーが集まるイベントを多数開催することで、起業家やグローバル人材の横のつながりを生み出すハブ機能を創出します。

当社は、長期ビジョン「次世代デベロッパーへ」を掲げており、事業を通じて「社会課題の解決」と「企業としての成長」をより高い次元で両立することで、持続可能な社会の実現を目指しています。本施設の運営を通じて、東京駅前の八重洲・日本橋・京橋（八日京）エリアにグローバルスタートアップ企業が集積するきっかけをつくり、それらの企業の成長、挑戦を支援するとともに、大手企業やベンチャーキャピタルとの交流の促進によりイノベーション・エコシステム※の拠点を創出し、東京、さらには日本の競争力強化に貢献します。

※ ベンチャー企業や大企業、投資家、研究機関など、産学官の様々なプレーヤーが集積・連携することで、先端産業の育成や経済成長の好循環を生み出すビジネス環境を自然環境の生態系になぞらえたもの。

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【施設構成について】

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■1階 カフェ＆バー「GOOD COFFEE FARMS Cafe&Bar」
グアテマラ産スペシャルティコーヒーを生産している「GOOD COFFEE FARMS」初となる実店舗の出店となります。生産から流通、販売までの全てのトレーサビリティを管理し、水や電気、燃料を使わず環境に優しい自転車式の脱穀機を用いて精製するなど、フェアトレードかつ環境に配慮したスペシャルティコーヒーを提供します。
これまで国内では焙煎企業への卸売やオンライン販売のみを行っていましたが、本店舗では日中のカフェと夕方以降のバー営業に加えて、グローバルスタートアップ企業等の様々なプレーヤーが集まるイベントを多数開催することで、起業家やグローバル人材の横のつながりを生み出すハブ機能を創出します。
URL：https://www.goodcoffeefarms.com/

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■2〜4階 グローバルスタートアップ企業向けシェアオフィス「NEXTHUB」
欧州を中心としたSDGs の達成や社会課題解決に資するグローバルスタートアップ企業や、海外企業の日本支社で働く人材が、日本でのビジネスネットワークを作るためのコミュニティを創出します。シェアオフィスは週1 日から目的や状況に合わせたフレキシブルなオフィスとしてご利用いただけるほか、4 階はイベント配信スペースとしても利用が可能です。
大手企業やベンチャーキャピタルとの連携なども踏まえたイノベーション・エコシステムの拠点として入居企業の成長や挑戦を支援します。
URL：https://nexthub.jp/

【コンセプト／サステナビリティに関する取り組みについて】
本施設は「Old + New」をデザインコンセプトに、サステナブルデザインを専門とするNewNormDesign 株式会社が内装設計・デザイン監修を行っています。
既存の壁や天井の活用により、内装工事における廃棄物を約60％削減しているほか、内壁の一部塗装には「柳川貝灰生しっくい」を使用するなど、地球環境のバランスに配慮しています。全体の約70％の家具について、使用済みペットボトルやカーペット廃材、アップサイクルした家具の利用により、環境に配慮しつつも使い心地の良いものとしました。
また、本施設では、再生可能エネルギー由来の電力を導入しております。太陽光発電の環境価値を証書化した「トラッキング付非化石証書」を活用した電力の供給を受け、本施設で使用する電力のCO2 排出量を実質ゼロにし、持続可能な社会の実現に貢献します。

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【施設概要】
名称：xBridge-Global（クロスブリッジグローバル）
所在地：東京都中央区日本橋三丁目1番3号
敷地面積：86.18 平方メートル （約26坪）
延床面積：224.81 平方メートル （約68坪）
階数：地上4 階（1階：カフェ＆バー・2〜4階 グローバルスタートアップ向けシェアオフィス）

■施設名称・ロゴについて

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本施設が所在する東京駅東側エリアは、かつて日本橋区と京橋区という共に「橋」を冠する2 つの区から構成されていました。
このような歴史を持つエリアにおいて、本施設が、「人と人」や、「スタートアップと既存産業」の“架け橋”になる存在でありたいという想いを込めて「xBridge-Global（クロスブリッジグローバル）」と名付けました。

＜ご参考：関係各社概要＞
■NEXTBLUE 有限責任事業組合

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組合員: 郡 裕一、井上 加奈子、ヴィンセント・タン
本社所在地：東京都港区南青山二丁目2番15号ウィン青山1214号
設立：2020年1月
事業内容：起業家支援、投資事業有限責任組合の運営管理、欧州企業の日本への誘致および日本企業の欧州への誘致を推進

■NewNormDesign 株式会社

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代表取締役：ファラ・タライエ
本社所在地：東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
設立：2021年7月
事業内容：Better Future, One Project at a Time
これからの美しい未来のために、持続可能なサステナブルイノベーションデザインを探求

＜ご参考：東京建物の八重洲・日本橋・京橋エリアにおけるイノベーション・エコシステムの取り組みについて＞
当社は、本エリアにおいて、世界を代表するビジネス中心地としての役割を持続的に発展させるために、様々なプレーヤーの集積と連携を生むイノベーション・エコシステムづくりを進めています。
社会課題の解決を中心テーマに据えながら、１.多様な人々や企業との交流と豊かなコミュニティの醸成、２.地域の歴史や文化の尊重、３.持続可能な社会の実現、４.多様なパートナーとの協働や先進的なテクノロジーの活用を重視しており、本エリアでは主に以下の施設を開設・運営しております。
・スタートアップ向けシェアオフィス「xBridge-Tokyo」
・スタートアップ向け内装・什器付オフィス「xBridge-Tokyo Next」
・多様な働き方を求めるワーカー向けシェアオフィス「+OURS」
・持続可能な都市づくりのためのオープンイノベーション拠点「City Lab Tokyo」
・食を通じた賑わいづくりとコミュニケーションを促すシェアキッチンスペース「Kitchen Studio SUIBA」
・食に関わる社会課題解決のための実証実験・社会実装の場「TOKYO FOOD LAB」
・『暮らしとアート』をテーマに展覧会を企画・開催するアートギャラリー「BAG-Brillia Art Gallery-」

また、本エリアは東京建物を主幹事企業として令和2 年度東京都におけるイノベーション・エコシステム形成促進支援事業「認定地域別協議会」の認定を受けております。

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【SDGsへの貢献】
※本リリースの取組みは、SDGs（持続可能な開発目標）における下記目標に貢献しています。
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標8 働きがいも経済成長も
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標12 つくる責任 つかう責任
目標13 気候変動に具体的な対策を
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

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