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サイバーリンク株式会社

サイバーリンク、MediaTek社のAI/IoTプラットフォームGenio 1200にFaceMe(R) 顔認証エンジンを統合

(PR TIMES) 2022年07月22日(金)19時40分配信 PR TIMES

台湾 台北(2022年7月21日)AI と顔認証技術のパイオニアであるCyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下サイバーリンク)は、MediaTek社の最新のAI/IoTプラットフォームであるGenioにFaceMe(R) AI顔認証エンジンを統合したことを発表しました。正確で柔軟なFaceMe(R) 顔認証エンジンと、高性能で電力効率に優れたGenioプラットフォームとの組み合わせによって、さまざまな顔認証AI/IoT用途向けの高性能AIエッジソリューションを市場に提供することが可能となりました。
[画像: https://prtimes.jp/i/5271/164/resize/d5271-164-21a653640f30e4d7ec44-0.jpg ]


サイバーリンクのクロスプラットフォームAI顔認証エンジンであるFaceMe(R) は、米国国立標準技術研究所(NIST)の顔認証ベンダーテスト(FRVT)において、99.7%の精度とエラー率(False Match Rate)100万分の1を記録し、世界でもトップクラスの正確さを誇っています。多くのオペレーティングシステムをサポートし、GenioをはじめとしたAI/IoTプラットフォームに最適化されているFaceMe(R) によって、AI/IoT開発者やシステムインテグレーターは、さまざまな業界において正確な顔認証を柔軟に導入することができます。

MediaTek Genioは、電力効率の高いチップ、オープンプラットフォームのソフトウェア開発キット(SDK)、AIモデルの微調整ツールや技術サポートなどを含む、包括的なAI/IoTプラットフォームです。Genioファミリーの最初のチップであるGenio 1200は、プレミアムAI/IoT製品とエッジ処理のニーズに対応するよう設計されています。CPU、GPU、およびAI機能を最大化するAI処理ユニットの組み合わせにより、FaceMe(R) をはじめとするAI顔認識テクノロジーに求められる優れたマルチメディア性能と電力効率のニーズに完璧に応えます。FaceMe(R) とGenio 1200を統合したAndroidデバイスは、すでに優れた成果を上げています。

MediaTekのAIoTビジネスユニットバイスプレジデントであるRichard Lu氏は以下のようにコメントしています。「MediaTekのGenioプラットフォームは、エッジにおける次世代のイノベーションを推し進めるために特別に設計されています。私たちは、プロセスをより速く、簡単に、効率化しながら、消費者にも開発者にもベネフィットのある多くの新たなユーザーエクスペリエンスの登場を期待しています。」

サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のようにコメントしています。「AI/IoTの用途が増えるにつれて、市場はAIのためのより高性能で電力効率の高いソリューションを求めるようになっています。MediaTekとのパートナーシップにより、Genioの強化されたAIハードウェアと、FaceMe(R) の高速で信頼性が高く正確な顔認証エンジンとの組み合わせによって、これらの要求に応えることができます。」

【FaceMe(R) について】

AI顔認識SDK「FaceMe(R)」とは

ディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe(R) は、高速な認識速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイムAI顔認識エンジンです。また、IoT用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応していることで、幅広いユーザーの要求に柔軟に対応できます。

AI顔認証エンジンFaceMe(R)の特長

■歩行中人物の顔を認証する「ウォークスルー認証」を実現

本人識別率99.7%の認証精度だけでなく、認証速度0.2秒以下、認証角度左右60度、上下50度と認証速度、認証角度においても世界トップクラスの性能を誇ります。これにより歩行したまま認証する「ウォークスルー認証」が可能になります。

■産業用デバイスやクラウドだけでなく、iPadなど市販のデバイスやIoTデバイスでも高速動作を実現

FaceMe(R)は産業用PCやワークステーションなどの高性能デバイスだけでなく、マシンスペックが高いとはいえない市販のタブレットやスマートフォン、組み込み向けIoTデバイス等でも十分実用可能な性能を発揮するよう作られています。顔認証システムの導入に高額な専用端末を必要としません。

FaceMe(R) の製品情報はこちら:  https://jp.cyberlink.com/faceme

「メガネ?サングラス?ヘルメット?コスプレ?すっぴん? どこまでいけるの最新顔認証?」、「顔認証と個人情報の保護」など、顔認証のさまざまなソリューションを紹介するマーケットインサイトはこちら:

https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/articles

FaceMe(R) YouTube チャンネルはこちら:

https://youtube.com/playlist?list=PLruWrgqKnEsFEhpaKWuIdU5T5DaZ6oPD8


■サイバーリンクについて

1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe(R)」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください: https://jp.cyberlink.com

■本ニュースリリースについて

本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。

ここに記載されたすべての会社名と製品名は認識目的でのみ使用され、それぞれの所有者の財産です。
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プレスリリース提供:PR TIMES

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