• トップ
  • リリース
  • 軽量高強度を実現する生物由来材料「セルロースナノファイバー」の最新研究をまとめた1冊『セルロースナノファイバーの研究と開発:現状と将来展望』が6月6日に発刊!

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2

株式会社シーエムシー出版

軽量高強度を実現する生物由来材料「セルロースナノファイバー」の最新研究をまとめた1冊『セルロースナノファイバーの研究と開発:現状と将来展望』が6月6日に発刊!

(PR TIMES) 2024年06月05日(水)17時15分配信 PR TIMES

化学分野などの技術・市場動向レポート発行を行う、株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区、代表:辻賢司)は、書籍『セルロースナノファイバーの研究と開発:現状と将来展望』(監修:能木雅也/大阪大学)を2024年6月6日に発刊いたします。
定価は税込63,800円(本体価格58,000円+税)で、当社ECサイトおよび全国の書店でご注文を受け付けております。
目次などの詳細については以下の当社サイトをご覧ください。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=9433
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117216/150/117216-150-074f7ac9c7475a79186faaaa8bff7017-1920x1280.jpg ]

刊行にあたって


セルロースナノファイバーの研究開発が,世界に注目され始めたのは,今から20年ほど前のことである。それら研究開発の歴史を振り返ってみると,黎明期・停滞期・成長期を経て,現在へと繋がっており,そして現在,さらなる飛躍に向けた研究開発が,産学官で幅広く行われている。垣根を越えて,セルロースナノファイバーに関する情報交換を行ってきたことにある。本書では,セルロースナノファイバー材料のさらなる飛躍に向けて,その一助を担うため,23つの新しい技術を紹介する。それぞれの技術の背景・目的に応じ,以下のように6編に分類した。読者の方々が,各自のバックグラウンド・目標に応じて,読み進めて頂ければと考える。
(本書「刊行にあたって」より一部抜粋)

著者一覧


能木雅也   大阪大学
西村拓也   トヨタ車体(株)
浜辺理史   パナソニック ホールディングス(株)
名木野俊文  パナソニック ホールディングス(株)
山本英郎   パナソニック ホールディングス(株)
暮井達己   (国研)産業技術総合研究所 執筆時所属: 東京農工大学
堀川祥生   東京農工大学
井出康太   東洋レヂン(株)
小倉宏文   東洋レヂン(株)
中井美穂   ユニチカ(株)
宮森 良   星光PMC(株)
佐藤明弘   星光PMC(株)
伏見速雄   王子ホールディングス(株)
畠田利彦   日本製紙(株)
久保田紋代  第一工業製薬(株)
後居洋介   第一工業製薬(株)
浅倉秀一   岐阜県産業技術総合センター
秀野晃大   愛媛大学
薮谷智規   愛媛大学
内村浩美   愛媛大学
井内俊文   (地独)京都市産業技術研究所
堀川真希   熊本県産業技術センター
永岡昭二   熊本県産業技術センター
関根由莉奈  (国研)日本原子力研究開発機構
石岡 瞬   大阪大学 執筆時所属:東京大学
磯貝 明   東京大学
久保純一   レンゴー(株)
高田じゆん  東亞合成(株)
瀬野修一郎  (地独)北海道立総合研究機構
今井友也   京都大学
藤澤秀次   東京大学大学院
小林加代子  京都大学
工藤正樹   東京大学;東京都立産業技術高等専門学校
王 冠瞳   東京大学
塩見淳一郎  東京大学

目次


【第1編 植物・木材資源の新たな活用方法の提案】
第1章 植物材料の自動車への適用例と今後の展開
第2章 セルロースファイバー成形材料「kinari」
第3章 木材の階層構造を活かした新規セルロース素材の創出

【第2編 セルロースナノファイバー複合材料の最前線】
第4章 CNF添加による3Dプリンターフィラメントの開発
第5章 セルロースナノファイバー強化ナイロン6樹脂の開発
第6章 CNF配合樹脂「STARCEL(R)NCシリーズ」の特徴と応用事例
第7章 セルロースナノファイバーによる高分子材料の強化

【第3編 市場を席巻する革新的セルロースナノファイバー材料の最前線】
第8章 セルロースナノファイバーの開発・採用状況
第9章 化粧品処方におけるセルロースナノファイバーによるピッカリングエマルションの形成挙動
第10章 セルロースナノファイバーで補強した消石灰のフッ素吸着剤への応用
第11章 セルロースナノファイバー連続脱水濃縮・シート化法の開発

【第4編 次世代を担うセルロースナノファイバー材料】
第12章 化学染料・天然染料により染色されたCNFとその耐光性
第13章 導電化CNFとpNIPAMを併用した高速感温調光ガラスの開発
第14章 凍結を利用したカルボキシメチルセルロースナノファイバーの
    微細構造制御による新しいハイドロゲル物性の発現
第15章 高強度・自己消火性のセルロースナノファイバー透明板材

【第5編 セルロースナノファイバー 新たな調整方法の提案】
第16章 CNF調製のための木材セルロースの化学前処理:リン酸エステル化とTEMPO 触媒酸化
第17章 セロファン製造技術を応用したセルロースナノファイバー(RCNF(R))の開発
第18章 容易に解繊できるアロンフィブロ(R)の特徴と用途開発
第19章 北海道内のバイオマス資源から作るナノファイバーとその特性評価

【第6編 セルロースナノファイバーの深淵に迫る研究成果】
第20章 グリーンな高分子構造制御機構としてみたセルロース合成酵素
第21章 CNF1本の乾燥と構造変化
第22章 セルロースナノファイバーに生じる欠陥
第23章 セルロースナノファイバー製フィラメントの高い熱伝導性



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る