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ファーウェイ・ジャパン(コーポレート)

ファーウェイ 郭平輪番会長:3分野の再構築で、中長期的な競争力確保へ

(PR TIMES) 2022年03月06日(日)21時40分配信 PR TIMES

本参考資料は2022年3月1日(現地時間)にスペイン・バルセロナで発表されたプレスリリースの翻訳版です。

【2022年3月1日、スペイン・バルセロナ】MWC22バルセロナで、ファーウェイの輪番会長である郭平(グオ・ピン)が「上を向いて、未来を照らそう」と題した基調講演をオンラインで行いました。今日、世界はデジタル化とカーボンニュートラルの二大重要課題に直面しており、ICTの将来にも強く関係します。郭は、課題に対し、グローバル化を堅持、基盤技術への戦略投資を大幅拡大し、基礎理論、アーキテクチャ、ソフトウェアの3分野の再構築に取り組むことで、ファーウェイの中長期競争力を継続的に向上させ、ICT産業の長期的かつ持続的な発展を支援すると述べました。
[画像: https://prtimes.jp/i/74347/147/resize/d74347-147-165bee674542523fabf6-0.jpg ]




2つの世界的課題「デジタル化とグリーン化」



既存の理論やアーキテクチャでは、爆発的に増大するデジタル需要を支えられない

今年はデジタル経済がGDPの50%以上を占めると予測されています。世界のデジタル経済が急成長する中で、デジタル化の需要は予想を上回り、シャノンの定理やフォン・ノイマンのアーキテクチャは厳しいボトルネックに直面しています。郭は、デジタルの持続可能な発展を支えるために、業界は新しい理論やアーキテクチャを模索し、技術基盤を再構築する必要があると述べました。

炭素削減の取り組みがデジタル経済の長期的な活力に影響

郭は、接続密度とコンピューティングパワーがデジタル経済の強さを決定するが、長期的な活力を維持する必要があり、二酸化炭素排出削減の強度という新たな側面が必要であると指摘しています。
ファーウェイは「More Bits,Less Watts」(通信量を増やし、消費電力を減らす)のコンセプトを掲げ、デジタルインフラ能力を向上させる一方で、理論、材料、アルゴリズムなどのブレークスルーによって、製品のエネルギー効率を2.7倍向上させる約束を実行しています。同時に、デジタル化のプロセスも、ICT産業が他の産業のフットプリント削減を支援するプロセスであり、その削減量はICT産業自体のフットプリントの10倍以上となっています。



基盤技術への戦略投資拡大で、技術基盤を再構築



郭は、次のように述べています。「ファーウェイは基盤技術への戦略的投資を大幅に増やし、パートナーと協力して技術基盤を再構築し、基礎理論、アーキテクチャ、ソフトウェアの3つの再構築を実現させています。」 これは徐々に将来の製品競争力に反映され、会社とICT産業の長期的かつ持続可能な発展を支えることになるでしょう。
理論分野では、ファーウェイは「シャノン限界」に迫り、さらには超えることを目指して継続的に取り組んでいます。次世代MIMOやワイヤレスAIなどの理論と技術を引き続き探求してシャノン限界に迫ると同時に、セマンティック通信などの新しい理論を研究し、業界に新しい基礎理論の指針を提供しています。アーキテクチャ分野では、新技術の新たなアーキテクチャを開発し、フォトニック技術とエレクトロニクス技術の融合やP2P(ピアツーピア)のコンピューティングアーキテクチャによって技術課題やボトルネックの解決に取り組んでいます。ソフトウェア分野では、AIがもたらした爆発的なコンピューティングパワー需要の激増に対処すべく、AIを中心としたフルスタックソフトウェアと新しいエコシステムの構築に取り組んでいます。



「ハードとソフトのシナジー効果最大化」をコンセプトに



郭は、ハードウェアとソフトウェアの相乗効果が十分に発揮された製品だけが、本当に優れたユーザー体験をもたらすことができると述べています。AHR Turboのアルゴリズム最適化によるMetaAAUの消費電力削減と性能向上の両立実現や、ホログラフィック光学におけるアルゴリズムのブレークスルーによるOXCのワンホップ接続実現などを例に挙げ、ファーウェイが個々のICT製品の開発とネットワーク全体の進化に向けた技術革新において、いかに「ソフトウェアとハードウェアのシナジー効果最大化」というコンセプトを実践しているかを紹介しました。



デジタル産業で最も充実したICT機能を備える企業という競争力



この十数年、ネットワークの進化は、IPからクラウド、そして今日のAIに至るまで、本質的にはIT技術の最新プラクティスを絶えずCTへと導入するプロセスでした。業界で最も充実したICT機能を備える企業として、AIネイティブとなる未来のネットワークの進化プロセスにおいて、ファーウェイはイニシアチブを取ることができると確信しています。
郭は講演の最後に、ファーウェイは規格、人材、サプライチェーンなどにおいて、グローバル化戦略を揺らぐことなく進めていくと強調しました。ファーウェイは、選んでくださったお客様がビジネス上の成功を収めることができるよう、全力で支援してまいります。

MWC22バルセロナは、2月28日から3月3日までスペインのバルセロナで開催されます。ファーウェイは、Fira Gran Viaホール1の1H50で製品とソリューションを展示します。世界の通信事業者や業界有識者、オピニオンリーダーとともに、業界の動向や展望、未来志向のデジタルネットワークのグリーン開発の方途などについて意見交換を行う予定です。詳細については次のサイトをご覧ください。
https://carrier.huawei.com/cn/events/mwc2022


【ファーウェイについて】
1987年に設立されたファーウェイは、情報通信技術(ICT)インフラとスマートデバイスの世界的な大手プロバイダーです。197,000人を超える従業員を擁し、170を超える国と地域で事業を展開し、世界の30億人以上にサービスを提供しています。
当社のビジョンおよびミッションは、あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の価値を提供し、すべてがつながったインテリジェントな世界を実現することです。この目的に向けて、ファーウェイではユビキタス接続を推進し、ネットワークへの平等なアクセスを促進します。クラウドと人工知能を世界の隅々にもたらし、必要な時に必要な場所で優れたコンピューティングパワーを提供します。また、デジタルプラットフォームの構築により、すべての業界と組織が、より機敏で効率的、そして動的となるよう支援します。またAIの活用により、ユーザーエクスペリエンスを再定義し、自宅、オフィス、外出先など、生活の至る所でAIをよりパーソナライズします。

詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/をご覧頂くか、下記をご確認ください。
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